おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
悪の傭兵軍団に狙われたパンダを守るため、里親になったジャッキーが激闘を展開する、ジャッキー・チェンが初の本人役を演じたファミリー向けのコメディアクション!!


作品紹介
2026年1月23日公開
今回ご紹介する作品は、ジャッキー・チェンが本人役を演じたコメディアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
映画撮影に追われる動物好きのジャッキーは、ノア動物園で生まれた赤ちゃんパンダの里親に選ばれ、動物園を訪れて、赤ちゃんパンダ・ダーバオと対面する。
翌日、正式なセレモニーに出席するジャッキーだったが、そこへ、その赤ちゃんパンダをどうしても手に入れたい富豪に雇われた悪の傭兵軍団が襲来し、その場を制圧してしまうのだった。
そこで、既に里親となっていたジャッキーは、なんとかダーバオを守ろうと傭兵軍団相手に戦いを挑むのだった!!

監督は、(哥,你好)や(我们的新生活)等のチャン・ルアンで、ファミリー向けのジャッキー・チェン映画を演出しています。


主人公のジャッキー・チェン役を演じるのは、勿論(シャドウズエッジ)(詳しくはこちら)や(ライドオン)(詳しくはこちら)等、
新作のリリースが絶えないジャッキー・チェン本人で、パンダ強奪計画に巻き込まれていきます。



で、そのマネージャー、デビッド役で、(トゥ・クール・トゥ・キル殺せない殺し屋)や(唐人街探偵1900)等のウェイ・シャンが登場し、ジャッキーとの掛け合いで笑いを誘います。



で、パンダの飼育員シャオジュー役で、(ムーンライトホテル殺人事件)や(逃离疯人院)等のシー・ツェが登場し、可憐な魅力を発揮しています。



で、傭兵軍団のボス、チャ・クン役で、(モンストラム消失世界)(詳しくはこちら)や(平魔策之红颜长情剑)等のハン・イェンボーが登場し、ジャッキーと激闘を繰り広げます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、ある国で暮らす富豪が、ノア島の動物園で生まれたパンダの赤ちゃんをどうしても手に入れたくなり、
高額な費用を積んで、闇組織の傭兵軍団を雇うシーンから始まります。

そのコパンダ、ダーバオの里親になったのは、世界的に有名なアクションスター、ジャッキー・チェンで、動物好きのジャッキーは、
無双アクション映画の撮影を終えるや否や、パンダの待つノア島のノア動物園へと向かいます。

で、動物園に到着するなり熱烈な歓迎を受けるジャッキーですが、その日は係員に案内されながら、園内を一通り見て回る事になります。

で、ひと段落ついた隙に美味しそうなアイスクリームを食べようと売店に寄ったジャッキーは、そこで赤ちゃんパンダの飼育員シャオジュー(シー・ツェ)と出会います。

個人的な質問に戸惑うジャッキーですが、特別に赤ちゃんに会わせてくれるという事で、飼育室へと向かい、そこで可愛い赤ちゃんパンダ、ダーバオと対面します。

あまりの愛くるしさに、癒されるジャッキーですが、そんな中、傭兵軍団のボス、チャ・クン(ハン・イェンボー)は、
部下を招集して、赤ちゃんパンダを奪還するパンダプランを実行に移します。


で、翌日、正式なパンダ里親セレモニーに出席したジャッキーは、多くの観客の前でスピーチし、サインを終えてダーバオを抱きかかえた段階で、調度傭兵軍団が押し入りその場を制圧してしまいます。



調度ガラス張りの部屋にパンダと共に入っていたジャッキーは、戸惑いつつもパンダをなんとか守ろうとシャオジューにパンダを預けてなんとか気を引いて逃がそうとしますが、
映画スターのジャッキーにテンションが上がった悪党傭兵は、ジャッキーに格闘での勝負を挑んできます。



なんとか応戦しつつも、隙を見つけたジャッキーは、シャオジューと合流、園内用の低速車に乗って、その場を後にしますが、
気付いた傭兵軍団にも低速車で追われ、行き着いた先は、、、、獰猛な動物たちが暮らす危険エリアだった!!
、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。


ジャッキー・チェンが本人役を演じたファミリー向けのコメディアクションアドベンチャー作品です。
日本では(シャドウズエッジ)と公開順が逆になってしまいましたが、本国ではこちらが先に製作されて公開されていますので、
(ライドオン)の翌年の本作製作という事で、馬とパンダと二年連続で動物を題材にした作品が製作されたという事になります。
しかもその合間に、(ベストキッドレジェンズ)や(プロジェクトエクストラクション)(詳しくはこちら)、AI映画(A LEGEND伝説)(詳しくはこちら)等も制作されていますので、
ここへ来ても、製作スペースが全く衰えない、どころかペースアップぐらいにリリースラッシュが続いている状況になっています。


そんな中製作された本作ですが、結構ハードでダークな展開で、香港映画らしさを感じられながらも、ジャッキー映画っぽさは薄かった(シャドウズエッジ)とは違い、
本作は、作品全体が、ジャッキー本来の明るいお笑い要素で包まれた、ファミリー揃って鑑賞できるコメディアクションアドベンチャーとなっています。

ただ、ハードなアクションにズッコケお笑い要素、という絶妙なバランス感覚だった香港時代の作品群とは違い、緩めのアクションに緩めの笑い、
という、完全なファミリー路線をそのままさらに押し進めたような内容となっています。

それでも、ジャッキー作品ですので、格闘アクションシーンはありますし、低速車でのカーチェイスシーンや、
高所を利用したスタントなんかも存在しますので、緩めと言っても、そこはしっかりとジャッキー映画として楽しめるようになっています。

個人的には、パンダがあまりにフルCG表現過ぎるので、少しでもジャッキーと本物のパンダが戯れるシーン等があれば、それはそれで一つの見所になったのではないかと思いますが、どうでしょうか。
これも、CGやAIに絶対的な信頼を置き過ぎている中国作品の最近の流行りといった感じでしょうか。

それとアクションに関しての超個人的な意見としては、そこまでワイヤーでふわふわ浮いてしまうのなら、もう少しジャッキーのアクションを減らすか、
動ける若手の投入を検討しても良かったような気がしますが、そうすると、必然的にジャッキー自身が登場するシーンが少なくなってしまいますので、
本作としては、ジャッキーが出ずっぱりで、アクションもメインで披露している、という部分がやはり最大の魅力となっています。

本国では既に本作の続編も公開されていて、さらに完全なドラマ映画も公開済みという事ですので、何十年間も前からジャッキーがインタビューで答えていた、
アクション映画からの引退の日が結構近くまで迫っているのかもしれません。


それにしても72歳という年齢で、ここまで動き回っている人も世界中でなかなかいないと思われますので、あまり無理をしない形で、
今現在でのジャッキー映画を緩いペースで製作していって欲しいですね。

という事で、物語展開としては、ジャッキーが悪党からパンダを守る映画、という事以外に表現しようがないぐらいにシンプルな作品ですが、
それゆえに、どの作品よりも説明不要でファミリー揃って鑑賞できる作品となっていますので、香港映画好き、ジャッキー映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。



作品情報
2024年製作 中国製作 コメディアクション
監督 チャン・ルアン
出演 ジャッキー・チェン、ウェイ・シャン、シー・ツェ、ハン・イェンボー、テムール・マミーサシビリ、アンディ・フレンド、アレクサンドラ・スミリノワ、ダニー・レイ、イク・パヌ・パヌポン、ジャ・ビン


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