Miss.イコライザー(BADH)85分

投稿者: | 2026年6月27日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

元フランス対外治安総局DGSEの凄腕エージェントの女性が、刑事である夫が襲撃されたため、己の戦闘スキルをフル活用して反撃する、静かな雰囲気とテンポの良いアクションのバランスが魅力のヒロインアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、元フランス対外治安総局DGSEの女性エージェントの活躍を描いたヒロインアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

フランス対外治安総局DGSEの極秘部隊アルファの秘密工作員バドは、シリアでの武器商人暗殺任務中、ターゲット以外の女子供の殺害命令を拒否したため、建物ごと爆破されそうになるが、間一髪で脱出する。

その出来事をきっかけに退職したバドは、刑事である夫と平和に暮らしていたが、捜査対象の犯罪組織によって銃撃されてしまう。

そこで、復讐を誓ったバドは、己の戦闘スキルをフル活用して、単身組織に戦いを挑むのだった!!

監督は、(Sympathie pour le diable)等のギヨーム・ド・フォントネで、シンプルなヒロインアクションを演出しています。

主人公である元凄腕エージェント・バド役で、(2重螺旋の恋人)や(ほんとうのピノッキオ)等のマリーヌ・ヴァクトが登場し、華麗なアクションを披露しています。

マリーヌ・ヴァクト

主元上司ジョアナ役で、(モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由)や(17歳の夏)等のエマニュエル・ベルコが登場し、主人公を追い詰めて行きます。

エマニュエル・ベルコ

武器商人クーリー役で、(シンプルな情熱)や(蛇の道)等のスリマヌ・ダジが登場し、主人公を追い詰めていきます。

スリマヌ・ダジ

で、主人公の見方となる元上司役で、(蛇の道)や(シンプルな情熱)、(プレデターズエヴォリューション)、(純愛不倫)等の

グレゴワール・コランが登場し、サポートしていきます。

グレゴワール・コラン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、フランス対外治安総局DGSEの極秘部隊アルファの秘密工作員バド(マリーヌ・ヴァクト)が、

シリアの武器商人暗殺の任務に挑むシーンから始まります。

しかし、この時、バドは、ターゲット以外の女子供の殺害命令を拒否したことで、上層部のジョアナ(エマニュエル・ベルコ)の命令によって、

潜入していた建物ごと爆破されそうになりますが、間一髪のところで脱出に成功します。

この出来事によって、エージェントであるバドは命を失ったという扱いで退職し、そのまま一般人として第二の人生を歩み始めます。

それから7年後、名前を変えてモロッコで警察官の夫イリアスと平穏な日々を送っていたバドでしたが、イリアスが武器商人クーリー家の捜査をしていたことで、

クーリー家の二人の息子たちの報復にあい、街中で銃撃される事で、再びバドは、戦いの世界へと舞い戻る事になります。

昏睡状態ながらもなんとか一命を取り留めたイリアスを守るため、逆にクーリー家の者達への逆襲を早々に決意したバドは、

実行犯だったクーリー兄弟がたむろする公衆浴場へと向かい、戦闘スキルをフル活用して部下達を圧倒、瞬く間にクーリー兄弟を亡き者にしてしまいます。

この出来事によって警察に逮捕拘留されるバドですが、その情報は、クーリー兄弟の父親マンスールにも知らされ、さらには、

マンスールと裏で協力関係にあったDGSEのジョアナにまで知らされ、邪魔者となったバドは、二つの組織から命を狙われる事になります。

そして、暗殺者が押し寄せる中、類まれなる戦闘能力で、攻撃をかわしたバドは、拘置所を抜け出し、不正を暴くために逆襲を開始する!!

、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

フランス対外治安総局DGSEの元女性エージェントの活躍を描いたヒロインアクション作品です。

題材としてはモニカ・ベルッチ主演の(スパイバウンド)でも同じ組織が登場しますが、映画作品には比較的頻繁に登場するアメリカのCIAやソ連のKGB、

イギリスのMI6等に比べると、少し珍し目の題材となっています。

とは言え、内容としては、他の国で製作されるスパイものと同様で、そこに人気のヒロインアクション要素を加えて、

かつて凄腕エージェント、今現在は普通の一般人、しかし、問題に直面した時には、即座に戦闘能力を覚醒させるという、

96時間)ぐらいから定番となっている、舐めてた一般人の女子(本作の場合かなりタイトな展開なので、舐めてる暇なく速攻で主人公の逆襲が始まりますが、、、、)による、

数倍増しのカウンターアタックが魅力のヒロインアクションとなっています。

しかも本作の場合、出演者や製作者も、普段アクション畑で活躍しているメンバーというわけではなく、静かで大人しい雰囲気のドラマ映画をメインとしているスタッフ・キャストで製作されているためか、

途中で挿入される格闘アクションやカーアクション、バイクアクション等、結構派手目のアクションがメインとなっているわりには、

作品全体を通した雰囲気はなんとなく静かなドラマ映画の雰囲気が漂っていたりします。

物語の舞台となるモロッコ、カサブランカ、マラケッシュ等の風景も、他の娯楽作品に登場する時とは少し違い、大人しいヨーロッパ系のドラマ映画を観ているような雰囲気の中で、

結構激しいアクションシーンが繰り広げられる、という本作独自の魅力を持った作品となっています。

主人公を演じるマリーヌ・ヴァクトも、モデルさんのような体型と容姿から、冒頭では、絶対に凄腕エージェントには見えませんが、

カット割り過多ながらも、工夫したアクションシーンとマリーヌ・ヴァクト独特の存在感と身のこなしの積み重ねによって、

中盤ぐらいでは、しっかりと元凄腕エージェントに見えるようになっていきます。

あまりにシンプルで直球すぎるストーリーですので、物語の深さや掘り下げ、意外な展開等、ほとんど無い上に、主人公が結構な猪突猛進タイプなので、

後先考えずに行動して、速攻で逮捕されてしまっては、夫を守る事もできないのでは?と、その凄腕ぶりが疑わしい面もありますが、

その後の絶体絶命のピンチも100%ぐらいの勢いで回避できるレベルの凄腕ぶりですので、恐らく細かい事は何も考えなくても全て上手くいくレベルの凄腕なのだと思われます。

という事で、あまりにド直球な内容に、ペラいと感じてしまう方もいるかと思われますが、それでも他の作品には無い独特の魅力を持った作品となっていますので、

ヒロインアクション好きの方や、非ハリウッドなヨーロッパ系の娯楽アクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2025年製作 フランス製作 アクション

監督 ギヨーム・ド・フォントネ

出演 マリーヌ・ヴァクト、 エマニュエル・ベルコ、スリマヌ・ダジ、ニールス・シュネデール、グレゴワール・コラン、リオネル・アベランスキ

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