おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
シルベスター・スタローンが強盗団のリーダーを演じ、(スピード2)のジェイソン・パトリックが主人公の現金輸送車の警備員を演じた、装甲車の中と外での攻防を描いた籠城アクション!!


作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、シルベスター・スタローンとジェイソン・パトリックが激突するバトルアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
武装現金輸送会社で働くジェームズと息子のケイシーは、その日もいつも通りに同じルートを輸送装甲車で走り、目的地を目指していたが、
ある人気の少ない道でルーク率いる武装強盗団に襲われ、橋の上で銃弾を浴びせられて装甲車は横転し動けなくされてしまう。
しかし、元刑事であるジェームズは、現金を放棄する事無く、輸送車の荷物庫に籠城し、武装集団と戦う事を決意するのだった!!

監督は、(If I Were Dictator)等の監督作や(スパイエリート)の製作者として活躍しているジャスティン・ラウトで、ビッグスター二人の攻防を演出しています。


物語上の主人公である現金警備員ジェームズ役を演じているのは、(スピード2)や(ロストボーイ)等の頃が懐かしいジェイソン・パトリックで、
正義感には強いけれども酒の誘惑には弱い男を演じています。



強盗団のリーダー、ルーク役を演じているのは、(ランボー ラストブラッド)(詳しくはこちら)や(エクスペンダブルズ ニューブラッド)等のシルベスター・スタローンで、主人公達を追い詰めていきます。



で、主人公の息子で現金警備会社の同僚ケイシー役で、(マックス)や(ロスト・イン・ザ・サン偽りの絆)等のジョシュ・ウィギンズが登場し、強盗と対峙していきます。



で、スタローンの部下の強盗団員スモーク役で、(パニッシャー ウォーゾーン)や(ハリウッドランド)等のダッシュ・ミホクが登場し、状況をかき乱していきます。



で、同じく強盗団員テックス役で、(TEKKEN)や、ドラマシリーズ(メイヤー・オブ・キングスタウン)等のブレイク・シールズが登場し、主人公達を追い詰めていきます。



で、同じく強盗団員エコー役で、(ある決闘)や(ジェイコブスラダー)等のジョシュア・デイヴィッド・ホワイトが登場し、主人公達に迫ります。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、ある過去の出来事をきっかけに酒に溺れ、刑事の職を辞する事になった、現在は現金輸送車の警備員をしているジェームズ(ジェイソン・パトリック)が、
仕事上のコンビでもある息子ケイシー(ジョシュ・ウィギンズ)と共に現金輸送装甲車に乗り込み、仕事をこなす日々が描かれるシーンから始まります。

で、悲劇的な出来事があったにせよ、酒をきっかけに人生を持ち崩してしまったジェームズは、断酒会にも参加(しかもリーダー的な立場)していて、一見立ち直っているように見えますが、
まさかの毎朝水筒に酒を隠し持って持ち歩いていて、断酒会に参加時も、断酒トークをしながら、隠れて飲酒するという、真面目そうに見えてかなりの駄目っぷりが描かれます。


そんな感じではありますが、外見上は真面目な態度を取っていますので、それなりの信頼を築き、挫折を経験した父親を明るく支えようとするケイシーの存在もあったりで、
日常生活はそれなりに上手くいき、予てから誘われていたケイシーの奥さんとの三人での食事も終えて、なんとか生活も前に進んでいる中、その日も現金輸送の仕事に就きます。

で、その日はある銀行(イヤミなやつが責任者)へと向かい、現金を受け取って別の保管場所へと運ぶ、いつもの仕事と同じルートを進む予定ですが、
ジェームズは、現金を受け取る際に現金収納ケースが、リストに比べて一つ多い事に気付きます。

そういう部分には真面目なジェームズは、イヤミに理由を聞きますが、なんだかんだと文句を言うだけではぐらかされてしまい、結局はそのケースも運ぶことになります。

で、いつも通りのルートを進み、目的地を目指す輸送装甲車ですが、ある人気の少ない田舎道を進んでいる際に、後方から黒塗りの怪しいバンが急接近してきている事に気付きます。

そのバンこそが、元特殊工作員のルーク(シルベスター・スタローン)率いる武装強盗団が乗り込んでいるバンで、事前に現金輸送ルートを把握していたルークは、輸送装甲車に襲い掛かります。


しかし、ジェームズも流石に元刑事ですので、簡単に屈することなく、車の体当たりで応戦し、なんとか一時ルークを退けます。
しかし、輸送装甲車が調度大きな橋に差し掛かかったところで、ルーク一行によって物凄い銃火器の凄まじい弾丸を浴びせられた上に、
トドメにランチャー的なゴツい武器によって輸送装甲車は吹き飛ばされてしまい、横向けに横転して動けなくされてしまいます。


しかし、なんとか車内で無事だったジェームズとケイシーは、隙を突いて運転席から這い出して、荷物庫部分へと入り直して籠城体制に入ります。

そして、二人の予想外の行動に戸惑ったルークは、仲間達と共に、様々な方法を駆使しながら、二人との攻防を繰り広げる!!
、、、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。


レジェンドスター・シルベスター・スタローンと懐かしのスター(スピード2)のジェイソン・パトリックが激突する籠城アクション作品です。
とは言え、こういうビッグな二人が共演する作品にありがちですが、ほとんど車内に居るジェイソンと、ほとんど車外に居るスタローンは、装甲車ごしに会話でやり取りしますので、
同じ画面に収まる事はほとんどなく、収まったように見える後半も後ろ姿等が入りますので、実際同じ場面に収まる共演はしていないのではないでしょうか。

ただ、スタローンの登場シーンは、ほとんど橋の上に集中していますが、極端に少ないという事でもなく、それなりに情のある悪役として活躍していますので、
しっかりと主演二人のバランスは取られた、ビッグな二人の激突感は感じられる内容となっています。
ビッグスター二人の拘束時間の制約を、籠城アクションという形で乗り切るのは、なかなか上手い設定ではないでしょうか。

ただ、その設定自体は上手いものの、前半でしっかり目に描かれる主人公の過去の悲劇と、それに伴う酒に溺れた日々、しかも今現在も毎日水筒に酒を入れて持ち歩くぐらいに酒に溺れている、
という前半で提示された成長材料が、全く籠城アクションに反映されることはなく、あろうことか、
水筒に酒を入れて持ち歩いていたがために、ある危機を乗り越えられる、
という、全く逆の意味で前半のドラマが反映されてしまいます。

それで危機を乗り越えられてしまうのであれば、酒に溺れまくる生活をしていて良かった、という事になってしまいますので、
そこは、酒のせいで問題を起こしてしまい、結果的に危機を招いてしまったけれど、悔い改めたおかげでなんとか乗り切れたので、反省してこれからは酒を断つ、ぐらいの展開が欲しかったところです。

ですので、本作の主人公は、前半で散々駄目っぷりが描かれておきながら、特に成長する事なく問題をクリアしていく感情移入しにくいキャラクターで、
スタローン側も、一応輸送車を襲う感情移入できそうな理由が後半で判明はしますが、そこまでにランボー波に殺意満々でマシンガンをぶっ放していますので、
イマイチ捉えどころのない人物像となっているのが残念です。

それでも、やはりビッグスター二人が同じ作品で激突する作品である、という高揚感は感じられる作品にはなっていますので、
アクション映画好きの方や、スタローンファンの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。



作品情報
2024年製作 アメリカ製作 アクション
監督 ジャスティン・ラウト
出演 ジェイソン・パトリック、シルべスター・スタローン、ジョシュ・ウィギンズ、ダッシュ・ミホク、ブレイク・シールズ、ジョシュア・デイヴィッド・ホワイト

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