【中国映画】剣侠伝(捉刀人BLADE OF FURY)89分

投稿者: | 2026年7月18日

おすすめ度 ★★★★★☆☆☆☆☆

渋みを増した(金城武のチャイナドラゴン)等の元子役アクションスター、シク・シウロンが、凄腕の賞金稼ぎ剣士となって巨悪に挑む、あの人気シリーズと世界観を共にした武侠ソードアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、元子役スター、シク・シウロンが青年剣士役を演じた武侠ソードアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

賞金稼ぎのペイ・シンは、政府が運んでいたお宝を盗んだ賞金首を捕らえたが、そのお宝は実は謎の女性で、女性は、有力者のグオの手下に連行されてしまう。

その手下こそ、かつてペイ・シンが行動を共にしていたハン・ルー率いる元兵士で、女性は自身の幼子をグオから守るために逃亡していたのだった。

そして、その幼子の命を守る事を決意したペイ・シンは、グオとハン達に単身戦いを挑むのだった!!

監督は、(ボディガード命の代償)(詳しくはこちら)や(ハンターエンジェルズ)(詳しくはこちら)等の、チン・パンフェイで、

ドラマとアクションを上手く融合したアクション活劇を演出しています。

主人公の賞金稼ぎペイ・シン役は、(金城武のチャイナドラゴン)や(恋しくて、、、)(詳しくはこちら)等、子役アクションスターとして活躍していたアシュトン・チェン、こと、シク・シウロンで、

相変わらずキレのあるアクションと渋みを増した外見で作品世界を引っ張っていきます。

子役時代
現在のシク・シウロン(アシュトン・チェン)

で、主人公の宿敵となる、かつての兄貴分ハン・ルー役で、(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ南北英雄)(詳しくはこちら)や、

イップマン九龍)(詳しくはこちら)等のマイケル・トンが登場し、主人公と激突します。

マイケル・トン

で、ヒロインとなる賞金首の仲介人イン・グー役で、(ボディガード命の代償)や(ビッグショット)、(流転の地球3)等のチュイ・ジンジンが登場し可憐な魅力を振りまいていきます。

チュイ・ジンジン

で、主人公の強敵となる白髪の老人役で、(戦狼 ウルフ・オブ・ウォー)や(ボディガード命の代償)、(黄河大侠)等の

チュンユー・シャンシャンが登場し、主人公に戦いを挑みます。

チュンユー・シャンシャン

で、正義の心を忘れない役人ウー・シャオアン役で、(未来戦記)や(娱乐追击)等のワン・グオポンが登場し、事件に巻き込まれていきます。

ワン・グオポン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、中国の荒野を進む行商一行に、賞金稼ぎであるペイ・シン(シク・シウロン)が、付きまとう様に話しかけ、

ついにその行商一行が、政府の財宝を持ち逃げした悪党である事を明らかにして、あっという間に全員を倒してしまうシーンから始まります。

で、お宝を確かめようとの荷物を確認してみると、お宝というのは、まさかの謎の女性で、その女性には、金銀財宝以上に価値がある、

という事で、ペイ・シンが面喰っていると、自由になった女性は、ナイフを手に取り、捕らえていた盗賊の命を奪ってしまいます。

で、賞金を貰える条件は、盗賊を生きたままで捕らえる事だったので、結局賞金は貰えずに手間賃だけゲットします。

謎の女性は、賞金とは関係ないものの、盗賊を殺めていますので、そのまま連れて来ていましたが、そこへ、その辺り一帯を取り仕切る有力者グオの部下がやって来て、女性をそのまま連行していきます。

しかも、そのグオの部下は、ペイ・シンのかつての仲間である兄貴分ハン・ルー(マイケル・トン)率いる元兵士達で、

ペイ・シンも仲間に入れようとしたハン・ルーは、明日の午後にグオに紹介するためにペイ・シンと待ち合わせします。

その後、世話になっているイン・グー(チュイ・ジンジン)への借金を返すため、金額の高い賞金首を選んで、軽く仕事をこなそうとするペイ・シンですが、

そこに、一癖も二癖もある別の賞金稼ぎが姿を現し、賞金首の取り合いになるかと思えば、実は狙いはペイ・シンの首で、ペイ・シンは、自分自身にも賞金が懸けられている事を知ります。

で、街中でも賞金稼ぎに狙われるペイ・シンですが、その激しい攻撃をかわしつつ、ハンとの約束の場所へと向かいます。

で、グオに直接会った事で、グオが何故あの女性を追いかけ回し、部下を使って捕らえたのか、をはっきりと理解します。

その後、インのもとへと戻ったペイ・シンは、女性が守っていた幼子の存在を突き止め、その子供と接するうちに、情が芽生え、その幼子を命がけで守る事を決意しますが、

そんなペイ・シンのもとに業界で最強を恐れられる賞金稼ぎ白髪の老人が襲い掛かる!!!

、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

アシュトン・チェンこと、元子役アクションスター、シク・シウロン主演の武侠ソードアクション作品です。

シェー・ミャオも同じような経緯で子役アクションスターから、青年アクションスターへと花開いていきましたが、今度はシク・シウロンアシュトン・チェンとして再び脚光を浴びているようで、

昔からの香港(台湾)映画ファンの方にとっては、あの可愛い坊主君たちが、渋みを増した青年として大活躍している事自体に嬉しさを感じてしまうのではないでしょうか。

しかも、最近の配信系中国作品は、一時期の何でもかんでもリリースされていた時期を経て廃れた事で、厳選された内容の作品を中心にリリースされているように感じますので、

内容的にも劇場公開作品と同レベルの完成度の高い作品も多くなってきているように感じます。

勿論、ここへきて全体的な作品の質自体が上がっている事もあると思われますが、以前のように顔面の容姿だけでキャスティングされているような作品が減って、

本作のアシュトン・チェンや(盲剣楼)(詳しくはこちら)シリーズのシェー・ミャオ等、容姿プラス実際に動けるスターが、活躍する作品が増えてきたようにも感じます。

それに伴って、ワイヤーでぶるんぶるん振り回されて、主演俳優は、直立不動でくるくる回っているだけ、というようなファンタジックすぎる武侠作品は少なくなり、

逆に、動けるアクションスターの本物のアクションを見所とした武侠作品の中でも、ファンタジックな要素の少ない、リアルなソードアクション系の作品が主流になってきているように感じます。

と言いつつ、もしかすると日本の配給元の作品の選定眼が鋭くなっていっているのかもしれませんが、、、。

という事で、本作ですが、(盲剣楼)シリーズのヒットによって、渋い男たちが激突するダークな色調の剣劇アクションジャンルが一つの流行となっているようで、

本作も、今現在のシク・シウロンの男臭い渋さを前面に引き出したような世界観となっています。

さらに、その宿敵となるラスボスが、長年香港映画を鑑賞し続けている人でも、誰?と思ってしまうような香港スター(か?)、マイケル・トンで、

相変わらずの

全然知らない人なのに、ビッグスター的な存在感と威圧感が満載、

さらには、何故が良く分からない

しゃがれ声のダミ声

という、ハッタリ感も満載のキャラクターで、主人公を仲間に誘いたいのか、やっつけたいのか良く分からないけれど、

炎をまとった必殺剣だけは無類のカッコ良さ

という、微妙なラスボスを演じています。

アクションに関しては、勿論子役時代から活躍しているシク・シウロン主演作なので、どのアクションも素晴らしく、敵となる個性的な賞金稼ぎ達もバリエーション豊富なので、

様々なシチュエーションでのバトルが楽しめる娯楽要素の高いアクションシーンとなっています。

ただ、この個性的な賞金稼ぎ達、非常に濃いキャラクターが多く、それはそれで楽しめるのですが、物語の本筋に関わるようなキャラクターが少なく、

単に主人公に賞金がかかっているから、という理由のみで登場するだけで、用が済めば速攻で退場していくのが少し残念です。

賞金稼ぎの中だけで敵見方に分かれるなど、続編が製作されるなら、そういう世界観を広げて欲しいですね。

それと、本作終幕直前に、続編を期待させてくれる終わり方と、ある人物が登場して、近年の中国作品を鑑賞している方ですと、

『おっ!!』

と、思わず声を出してしまいそうな展開がありますので、是非実際にご鑑賞してテンション上げてみてみてください。

と言いつつ、リリースもとの作品解説に、まさかのネタバレがあるのが残念ですが、セールス的な事を考えるとそこはしょうがないですね、、、。

という事で、しっかりした世界観とアクションが楽しめる娯楽武侠ソードアクションとなっていますので、中国映画好き、香港映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報 

2024年製作 中国製作 ソードアクション

監督 チン・パンフェイ

出演 シク・シウロン(アシュトン・チェン)、マイケル・トン、チュイ・ジンジン、チュンユー・シャンシャン、ワン・グオポン、パン・マージア、リウ・フォンチャオ

↓ランキングに参加しています。もし、宜しければ下記をクリックお願い致します↓

映画評論・レビューランキング
映画評論・レビューランキング

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す