おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
空間の歪みからやってきた、何故か男性ばかりを襲うモンスターに対抗するため、少女が父親に剣術を習い、立派な戦士となるまでを描いた、ルーク・エヴァンス、ミラ・ジョヴォビッチ豪華共演のSFバトルアクション!!



作品紹介
2026年1月23日公開
今回ご紹介する作品は、ルーク・エヴァンス、ミラ・ジョヴォビッチ豪華共演のSFモンスターバトル作品です。
それでは、まずはあらすじから、
ある日突然、空間の歪みから現れたモンスター(ブレイカー)達によって人類の多くの命が奪われてしまい、立ち向かった男性兵士達はほとんどが犠牲になってしまった。
そして生き残った女性達は銃を取り、兵士となってモンスター達に戦いを挑むのだった!!

監督は、(マシニスト)や(リセット)等、ちょっと変わった設定のスリラー作品の多いブラッド・アンダーソンで、本作も男性のみが何故か襲われる謎のモンスターとの死闘
という、ちょっと変わった設定のサバイバルストーリーを演出しています。


主人公となる少女ウィラ役には、ドラマシリーズ版の(マイボディガード)や、ドラマシリーズ(A Small Light)等の
ビリー・ブーレが扮し、モンスターと対峙していきます。



で、その父親役で、(ドライブクレイジー タイペイミッション)(詳しくはこちら)や(ワイルドスピード SKY MISSION)等の
ルーク・エヴァンスが登場し、ほぼ主人公な位置で、娘と共にサバイバルを繰り広げていきます。



で、その妻であり、主人公の母親役で、(ザ・ルーキーズ)(詳しくはこちら)や(バイオハザード)等のミラ・ジョヴォヴィッチが登場し、家族と共にモンスターと対峙していきます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、人里離れた孤島で、ある少女が剣を手に取り何者かに立ち向かっていくシーンから始まります。

で、そのいきなりの展開はメインではなく、まずはそこから暫く遡って、何故そういう状況になったか?が描かれて行きます。
その頃地球では、空間の歪みから正体不明のモンスター(ブレイカー)がやってきて、何故か男性を好んで襲い掛かる傾向にあり、
立ち向かっていった男性が次々と犠牲になっていった事で、人類の大半が絶滅してしまう程の大ダメージを受けてしまいます。

さらに、人によっては噛みキズや引っかきキズによってモンスターウィルス感染し、ものの数分後にはハイブリットとして変異して、逆に人間に襲い掛かることもあるため、
戦える男性が少なくなり、結果的に兵士は残った女性メインとなってしまいます。

そんな戦いが続くある日、戦闘部隊を率いる隊長(ミラ・ジョヴォビッチ)は、かつて部隊を率いて戦いながらも負傷した事で隊を退いた夫(ルーク・エヴァンス)と娘のウィラ(ビリー・ブーレ)と共に
ウィラの誕生日を祝っていましたが、そんな時でもブレイカーの攻撃は止まず、母親はそのまま隊を率いるために隊列に戻り、
民間人である夫と娘は、避難用のトラックに乗り込んで、本島から脱出するために港を目指します。


しかし、そんなトラックにもブレイカーたちは襲い掛かり、多くの犠牲者を出してしまいます。
なんとか母親の活躍によって、難を逃れたウィラと父親は、そのまま隠れるように森深く分け入り、隠しておいたボートに乗って母親との待ち合わせ場所でもある無人島へと辿り着きます。


しかし、母親はなかなか現れなかったため、父親は娘が自分自身の力でブレイカーと戦い生き残るために、孤島で剣さばきや戦闘術等を教え込んでいきます。

そして、それから一年が経過したころ、ようやく剣さばきも板についてきたウィラが住む孤島に、ある訪問者が訪れる事で、親子二人の運命は大きく変わり始める!!
、、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

ルーク・エヴァンス、ミラ・ジョヴォビッチ共演、ブラッド・アンダーソン監督という豪華スタッフ・キャストが実現したSFバトルアクション作品です。
とは言っても、SFバトルアクション的な要素は前半の少しのみで、中盤以降の孤島へと移ってからの親子のサバイバルがドラマのメインとなっています。

ですので、勿論大体の予想通り、ミラ・ジョヴォビッチは前半と回想シーンのみの登場ですので、(バイオハザード)のようにモンスター相手にガンガンバトルを繰り広げるようなシーンは、ほとんどありません。

というよりそもそも訓練とサバイバルがメインの物語なので、モンスターとのバトル自体も少なめで、割と簡単にバトルは終結してしまいます。
恐らく主演の二人がかなりビッグなので、予算を抑えるためにモンスターの登場シーンを少なく、さらにミラ・ジョヴォビッチの登場シーン自体も
拘束時間の制限から、できるだけ少な目に抑えようとした結果だと思われます。

ただ、それにしても、予算の都合上、色んなシーンを端折って親子ドラマにスポットを当てるのは良いですが、あまりに端折り過ぎな割には、
〇空間の歪みからやって来たモンスターが人類滅亡の危機を招く、という重要な要素が台詞のみで、実際どのようにしてモンスターが登場するのか?
〇隊長は、その歪みを閉じたはずなのに、また別の歪みが開いた、という、これまた重要な要素が台詞のみで、実際どのように閉じれて、また開いたのか?
〇銃は効かないという設定が、これまた台詞のみで語られるが、そんな硬そうなヤツに何故剣で立ち向かっていくのか?(しかも結構倒せている)
〇脳を破壊すれば倒せるという設定なら銃で倒せるのではないか?
〇結局何故男性のみ襲われるのか?

等、あえて多くを語らずに、ざっくりとした設定だけで、鑑賞する側の想像力で補填させるという世界観なのは分かるのですが、
そうだとすれば、

逆に微妙に情報が多すぎる
ために、新しい情報が増える度に、それがツッコミ所となってしまって、良さそうな雰囲気をなんとなく壊してしまう結果となってしまっているのが残念です。
どうせなら、もっとスカスカでも良かったような気がします。

それでも、ここまで風通しが良くても、流石に、ルーク・エヴァンス、ミラ・ジョヴォビッチという説得力があり過ぎる二人に加えて、
主演のビリー・ブーレが、思いのほか表現力が豊なので、ちゃんと世界観を楽しむことはできるような内容となっています。

個人的には、メインの舞台となっている孤島の景色が非常に綺麗というのも作品を楽しめるポイントで、さらにその自然の中で繰り広げられる、
昔のカンフー映画のような剣さばきの猛特訓等、そういう展開のある作品だと思って鑑賞していなかったこともあって予想外に楽しめました。

という事で、日本版のDVDジャケットでは、後ろの二人が現代の洋服を着ているのに、手前にいるミラが剣を構えて、
さらにその前には、爆発とモンスターの手が陣取っているという、厭な予感しかしないようなデザインですが、独特の雰囲気と世界観には浸れる作品となっていますので、
ミラ・ジョヴォビッチファンの方や、モンスター映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。




作品情報
2025年製作 アメリカ製作 サバイバルモンスターアクション
監督 ブラッド・アンダーソン
出演 ルーク・エヴァンス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ブリー・ブーレ

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