ミッション60:ミニッツ(SIXTY MINUTES TO MIDNIGHT)81分

投稿者: | 2020年10月13日

お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

元戦場カメラマンのちょいワルおやじが、殺人ゲームに強制参加!!タイムリミットは1時間、生き残れば100万ドル!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、一人暮らしのちょいワルおやじが、殺人ゲームに強制参加させられるサスペンスアクションです。

それでは、まずはあらすじから、

元戦場カメラマンのジャック(ロバート・ノーラン)は現在は建築作業員として他人を寄せ付けずに働いていた。

密かな楽しみは帰宅してからの酒と趣味の銃器のコレクションの手入れだった。

そんなある日の夜、11時になると見たこともない番組が始まる。

『レース・ザ・クロック』という、その番組は生放送の視聴者参加番組で、午前0時までの一時間、

参加者があらゆる方法で命を狙われ、それに一時間生き残ることができたら、100万ドルを獲得できる、というのだった。

何気なく視聴するジャックだったが、指名されたのは、外ならぬジャックだった!?

建築作業員として真面目に働くジャック

上映時間81分という事でタイトな作品となっていますが、おそらく殺人ゲームが始まるまでに21分かかり、

始まってからは、残り60分なので、ある程度作中の時間経過と上映時間がリンクしているのかと思われます。

内容的には、何気に観ていた生放送テレビ番組の殺人ゲームに、自分が突然指名されたら、、

という、一発ネタっぽい物語ですが、それを(96時間)のように予想外に戦闘スキルが高い(というほど滅茶苦茶強い、というほどでもないのですが)ちょいワルおやじが選ばれてしまったら、という物語となっています。

物語的には、もうそれだけ、の作品で、あとは、バッタ、バッタと敵を倒していくのを見守るだけの作品となっています。

何気に誰かの気配を感じるが、、・

ただ、つまらないとか、退屈に感じる時間は意外に少なく、盛り上がる大げさな音楽も伴って結構楽しめてしまいます。

主人公が銃火器マニアというのも良い味付けとなっていて、自宅の武器コレクションの大量の銃火器を使用してのアクションは、

テンポも良く、割と敵を躊躇なくバンバン撃ち倒していきますので、問答無用の爽快感もあります。

あと、時代設定が1999年になっていて、2000年問題とちょっと絡めたりしているのがちょっと謎なのですが、物語にはあまり生かされていないようなので、少し残念でした。

別に今の時代の設定でも良かったような、、。

時代設定に伴なって、主人公が観ているテレビはブラウン管型だったり、流れている殺人ゲーム番組もちょっと時代を感じさせる雰囲気だったりと、ちょっとした90年代リスペクト的な意味合いがあったのでしょうか。

というような感じで、設定一発なサスペンスアクションですが、上映時間も短めで、サクッと観れて、それなりには楽しめる作品となっていますので、用事の合間にでも、鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

強制的に殺人ゲームの幕は上がる

作品情報

2017年製作 カナダ製作 サスペンスアクション

監督 ニール・マッケイ

出演 ロバート・ノーラン、アーノルド・シドニー、ヒュー・ラム、テリー・マクドナルド

意外に戦闘スキルの高いちょいワル

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