スタンドオフ(SATAND OFF)86分

投稿者: | 2020年6月10日

お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆

男の意地が激突する、有名俳優二人によるシチュエーションアクションバトル!

作品紹介

2016年12月24日公開

今回ご紹介するのは、男臭い名優二人が、一軒家で大激突するアクションサスペンス作品です。

それでは、まずはあらすじから、

両親を亡くし失意の底にあった少女(エラ・バレンタイン)は葬儀の途中で突然現れた殺し屋(ローレンス・フィッシュバーン)の殺人現場を目撃してしまう。

少女の存在に気付いた殺し屋は口封じのため少女を追いかけるが、少女は近隣にあった一軒家に助けを求める。

その家はかつて自分の不注意で我が子を失った元軍人(トーマス・ジェーン)が一人で失意の生活を送っていた家だった。

かつての過ちを繰り返さないため元軍人は命を懸けて少女を守ることを決心し、封印していたライフルを再び手に取るのだった!

やさぐれ感がハマり役トーマス・ジェーン

まず本作は調度良いレベルのエンターテイメント系B級作品を連発してくれるボルテージピクチャーズの製作作品なので、

セガール作品やバンダム作品など一定以上の品質は保証してくれる作品という事で始まって早々に一安心です。

流石にこういった作品作りが慣れているだけあって恐らく主演俳優の出演費以外にはそれほど予算がかかってなさそうな内容ですが、

ワンシチュエーションで86分飽きさせることなく緊迫感を持続させる展開で非常に楽しめました。

個人的にもジョン・ウー作品のように男二人がお互いの意地をかけて激突するタイプの作品は大好きですので実際それほどアクションシーンが多いわけではないのですが、

徐々にそれぞれのキャラクターや過去の出来事などが明らかになってくる中盤以降は先の展開が読めずにどんどん引き込まれてしまいました。

また子役のエラ・バレンタインの大人顔負けの見事な存在感も相まって本作は見事なサスペンスアクションになっていると思います。

今後の活躍が期待できそうです。

フィッシュバーンの一筋縄ではいかないキャラクターも、トーマス・ジェーンの元軍人で過去に自分の不注意で愛息を亡くしていて自殺寸前までいっている、という役柄も見事にハマっていました。

メインの出演者はほとんどこの3人だけですが、余計な部分はそぎ落とし、それぞれの駆け引きに絞ったシンプルな脚本となっていますので

サクッと楽しめるサスペンスアクションを観たいという方にはお勧めの作品です。

元モーフィアス、ローレンス・フィッシュバーン

作品情報

2016年製作 アメリカ製作 アクション

監督・脚本 アダム・アレッカ 製作総指揮 トーマス・ジェーン、ヘイデン・クリステンセン

出演 トーマス・ジェーン、ローレンス・フィッシュバーン、エラ・バレンタイン

後の赤毛のアン、エラ・バレンタイン

スタッフ・キャスト

監督は(セル)、(ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト鮮血の美学)などの脚本を担当していたアダム・フリッカ。

出演は製作総指揮も兼ねる(ミスト)、(ディープブルー)などの主演俳優トーマス・ジェーン。

殺し屋役に(マトリックス)シリーズのモーフィアス役でお馴染み名優ローレンス・フィッシュバーン。

そして狙われる子役で強烈な印象を残していて後に(赤毛のアン)リメイクでタイトルロールを演じるエラ・バレンタイン。

過去と現在の違いをヘアースタイルで表現

その他の男二人が大激突する作品

アンディ・ラウとドニー・イェン共演の実在したギャングの物語の映画化作品(追龍)はこちら

タイガー・シュロフ主演のボリウッドバトルアクション(WAR!!)はこちら

ジョン・トラボルタとクリスチャン・スレーター共演のジョン・ウー監督作品(ブロークン・アロー)はこちら

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