未DVD化のレア作品 【サスペンス編 其の五】

投稿者: | 2022年1月17日

皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。日を追うごとにまたコロナの猛威が迫ってきていますが、3回目の予防接種がいつになるのかちょっと気になってきている今日この頃です。

さて、先日以前から気になっていた邦画の作品を鑑賞しました。

作品名は、、、

宇宙からのメッセージ)です。

スターウォーズ)の大ヒットにより製作された東映製の特撮アクション作品で、監督は深作欣二監督、出演は真田広之、ビック・モロー、志穂美悦子、天本英世、小林稔侍

豪華スタッフ・キャストが結集した作品となっています。

内容は(スターウォーズ)の世界観で(里見八犬伝)の物語が語られる、といった感じで、宇宙の平和を守るために8人の選ばれし勇者が悪を打ち砕く、

という分かりやすい勧善懲悪ストーリーとなっています。

その世界観が秀逸で、あまりに荒唐無稽な世界観なのですが、今鑑賞すると非常に味があって、ある意味本家よりも楽しめる部分もあります(違う種類の面白みですが)。

豪華なメンバーで製作された、とにかく勢いのある娯楽作品となっていますので、機会がありましたらご鑑賞ください。

さて、(宇宙からのメッセージ)は製作から40年ほど経過しても、クリアな画像で気軽に楽しめる環境が整っていますが、

世の中にはVHSの時代にソフト化されたきりで、DVD化もされていない作品がたくさんあります。

という事で、(未DVD化のレア作品)、(今回はサスペンス編 其の五)という事で、ハラハラドキドキ作品をまたご紹介させていただきます。

それでは、渋さが凄いテリー・サバラス主演の設定が秀逸なテレビムービーから、、

ハリウッド探偵事務所 (HOLLYWOOD DETECTIVE) 名優テリー・サバラス主演の探偵サスペンス。かつて探偵役で人気を博した落ち目のスターが、その役柄を本業と勘違いした女性から人探しを依頼され、報酬目当てに役柄通りに探偵を演じるうちに陰謀に巻き込まれていく、という設定が秀逸な探偵ミステリー。監督は(恐竜の島)などのケビン・コナー

超高層の死角 (TRAPPED) 深夜のハイテクビルで残業していた主人公が、退勤しようとすると駐車場から出られなくなってしまい、閉じ込められたうえに凶器をもった殺人犯と居合わせてしまう、という(ダイハード)な設定の女性サスペンス版。主演は(舞踏会の後で)などのキャスリーン・クインランと(死霊のしたたり)シリーズのブルース・アボット

チャイナレイク捜査線 (THE CHINA LAKE MURDERS) 田舎町の郊外で女性ドライバーが車のトランクに押し込められ死亡するという事件が発生し、捜査が進められるが、その事件は実は以前にも同様の手口での殺人事件が存在し犯人は逮捕されずに未解決となっていた。そんな時にふらりと休暇中の白バイ警官が登場し、やがて狂気が暴走し始める、というサイコサスペンス。主演は(トップガン)での上司役で有名なトム・スケリット。

放射能クライシス (BURNDOWN) 田舎町の警察署長が、連続殺人事件を調べるうちに、被害者には少量の放射能反応が出ている事に気づく。その物証を元に女性記者と共に捜査を進めるうちに原発関係の施設にたどり着くが、同時に二人に巨大な影からの圧力もかかり始める、という陰謀サスペンス。主演は後に(キャスパー)(キンダーガートンコップ)などで人気となるキャシー・モリアーティ

インモラージュ (ASTONISHED) 明日のスターを夢見る若い女性が、アパートの管理人に襲われそうになり、やむなく管理人を殺害してしまう。その日より悪夢と幻想に悩まされる事になったその女性は、優しい歌手と出会い恋に落ちていくが、敏腕刑事と判事が執拗に追い回し始める、というエロティックサスペンス作。

誘惑 (THIEF OF HEARTS) まさかのジェリー・ブラッカイマーとドン・シンプソンコンビの製作によるエロティックサスペンス。サンフランシスコの高級住宅街にある一軒家に忍び込んだ盗みのプロが、ついでに盗んだ住民の日記を読み、そこに住む人妻の誘惑に駆られてしまう、という後のメガバジェット作品を連発する製作者コンビとは思えないような小さめのスケールのサスペンス。

サスピション断崖の恐怖 (SUSPICION) アルフレッド・ヒッチコック監督の名作(断崖)のリメイク作品。裕福な英国貴族の出である主人公リナが、気品のある英国貴族ジョニーと結婚してみると、実はその日暮らしで全く生活のあてのない男だとわかり、自身と結婚したのは財産目当てであり、いずれ殺されるのではないかと疑いだす、というミステリー。脚本、製作は名匠バリー・レビンソン。

クロストーク(CROSSTALK) 事故で車椅子生活を余儀なくされたコンピューター技師が、最先端のAIによって管理されたハイテクマンションに引っ越すが、実はそれは多国籍企業が絡む殺人事件の始まりだった、という陰謀巻き込まれ型ミステリー。内容的にはヒッチコック監督の(裏窓)にオマージュをささげたような内容となっています。

追想のかなた (THE ASSAULT) ハリー・ムッシュ原作のベストセラーの映画化で、アカデミー賞の外国語映画賞にも輝く話題作。ナチスの横暴によって家族を皆殺しにされた少年が成人となり、幸せな日々を送っていたが、幼い日の記憶がよみがえり、自分たち一家を惨殺に導いた犯人を追及するオランダ製作のミステリー。主演は(存在の耐えられない軽さ)のデレック・デ・リント

タフガイは踊らない (TOUGH GUYS DON`T DANCE) ベストセラー作家ノーマン・ベイラーが自身の小説を監督・脚本もこなして映画化した作品。妻を亡くして以来酒浸りになった作家が、ある日目覚めると女性の死体を発見し、その殺人の犯人が自分ではないかと疑い始める、という巻き込まれ型の探偵ミステリー作品。主演はライアン・オニールとイザベラ・ロッセリーニ、製作はフランシス・コッポラと非常に豪華、娯楽映画専門のキャノンフィルム製作作品。

という感じになっております。

今回ご紹介させていただいた作品の中では、テレビムービーが多いため、今後のDVD化も厳しそうですが、アカデミー賞外国語映画賞に輝いている(追想のかなた)と、

メナハム・ゴーランヨーラム・グローバス率いるキャノンフィルム製作による、(タフガイは踊らない)などは作品規模的にも話題作ではありますので、

何かのはずみでDVD化等期待できないものかと思うのですが、どうでしょうか。

という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。

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