【推薦!】ジョン・ウィック:コンセクエンス(JOHN WICK CHAPTER4)169分

投稿者: | 2023年10月8日

おすすめ度 ★★★★★★★★☆

キアヌ・リーブスが所狭しと戦いまくり、ドニー・イェンやスコット・アドキンス、真田広之も激闘を繰り広げる全編過激なアクション満載のリアルファンタジーとも言えるバトルアクションシリーズ最新作!!

作品紹介

2023年9月22日公開

今回ご紹介する作品は、キアヌ・リーブスドニー・イェンが本格共演した人気シリーズの4作目です。

それでは、まずはあらすじから、

裏社会のルールを破り、追われる身となったジョン・ウィックは大阪のコンチネンタルホテルの友人を頼って日本にやって来る。

そこでも追手の暗殺者に狙われるが、なんとか逃げ切ったジョンは再びニューヨークに戻り、全ての争いを収めるある方法を知るのだった!?

大人気の(ジョン・ウィック)シリーズ最新作です。

監督は、(マトリックス)で、キアヌ・リーブスのスタントダブルを務め、その後(マトリックスリローデッド)と(マトリックスレボリューションズ)ではスタントコーデイネーターとして参加、

他の作品でも(スリーハンドレッド)や(ウルヴァリンSAMURAI)等で、スタントコーディネーターとして活躍し、

初監督作(ジョン・ウィック)で盟友キアヌ・リーブス主演で大ヒットさせ、その後も同シリーズ作を監督しているチャド・スタエルスキで、

本作でも、元スタントマンらしくアクション満載で作品世界を盛り上げています。

チャド・スタエルスキ

主演は勿論、前作までと同じく(スピード)、(ビルとテッドの時空旅行)(詳しくはこちら)等、常に話題作に出演し続ける大スター、キアヌ・リーブスで、

本作でも、前作までのように台詞は少な目ながらも、他の大スターが絶対やらないような激しいアクションを演じています。

キアヌ・リーブス
キアヌ・リーブス

そして、本作の完全な準主役ぐらいの位置の盲目の殺し屋ケイン役で、(トリプルX新世紀)、(ローグワン・スターウォーズストーリー)と、

確実にハリウッドの有名作品で活躍の場を増やしていっているドニー・イェンが、最大の強敵役で登場し、キアヌと火花を散らしていきます。

ドニー・イェン
ドニー・イェン

で、さらに、格闘シーンもあるキャスティング枠で、大阪のコンチネンタルホテルの支配人役として、本作のチャド・スタエルスキ監督がスタントコーディネイターとして参加している

ウルヴァリンSAMURAI)や(アーミー・オブ・ザ・デッド)、(ライフ)、(モータルコンバット)等、

有名ハリウッド作品で活躍し続ける真田広之が、序盤でかなり大掛かりなアクションを披露しています。

真田広之
真田広之

で、さらにアクション系のキャスト枠で、(トリプルスレット)(詳しくはこちら)や(アクシデントマン)(詳しくはこちら)等、

超絶アクション作品でお馴染みのスコット・アドキンスが、まさかの容姿で登場し、華麗なアクションを披露しています。

スコット・アドキンス
スコット・アドキンス

で、さらにアクション系キャスティングで、(ザ・リディーマー)、(マチェーテキルズ)等のマルコ・サロールが登場し、

敵側暗殺者軍団のリーダー的な位置でジョン・ウィックを追い詰めていきます。

マルコ・サロール
マルコ・サロール

で、格闘系ではありませんが、本作の犬枠とでも言える、前作のハル・ベリーのように犬を相棒的に戦いの道具のように使う暗殺者役で、

LAコールドケース)や(密航者)等のシャミア・アンダーソンが登場し、こちらもジョン・ウィックを追い詰めていきます。

シャミア・アンダーソン
シャミア・アンダーソン

で、今回の大ボスであり、ジョン・ウィックを徹底的に追い詰める侯爵役で、最新版の(IT それが見えたら終わり)シリーズのペニー・ワイズ役や、

アトミックブロンド)等で知られるビル・スカルスガルドが登場し、イヤミを炸裂させていきます。

ビル・スカルスガルド
ビル・スカルスガルド

で、真田広之の娘役を、イギリスで音楽アーティストとして活躍し、本作でスクリーンデビューも果たしたリナ・サワヤマが演じ、

前半だけですが、アクションも披露して作品世界を盛り上げています。

リナ・サワヤマ
リナ・サワヤマ

で、勿論シリーズのレギュラーであるニューヨークコンチネンタルホテルの支配人役で、(電撃脱走地獄のターゲット)(詳しくはこちら)や、

エッジ・オブ・バイオレンス)(詳しくはこちら)、(ヘルボーイ)等のイアン・マクシェーン

イアン・マクシェーン(左)
イアン・マクシェーン

ストリートを根城に実は大きな影響力を持つキング役で、(アイスロード)(詳しくはこちら)、(スタンドオフ)(詳しくはこちら)等のローレンス・フィシュバーン

ローレンス・フィシュバーン
ローレンス・フィシュバーン

そして、コンチネンタルホテルのコンシェルジュ役で、残念ながら2023年3月に病気で亡くなられたランス・レディックが印象深いシーンで活躍しています。

ランス・レディック
ランス・レディック

そんな超豪華なスタッフ・キャストが結集した本作の物語は、前作でニューヨークのコンチネンタルホテルからも追い出され(裏切られ)たジョン・ウィックが、

今度は真田広之が支配人を務める大阪のコンチネンタルホテルに逃げ延びるところから始まります。

で、かつての親友真田広之と旧交を温めたジョン・ウィックでしたが、娘のリナ・サワヤマは裏世界のルールを犯したジョン・ウィックを疎ましく思い、

毛嫌い、、、、している間もなく、闇組織の戦闘員(殺し屋傭兵軍団?)が、ジョン・ウィックを粛清するために乱入し、

あっという間にホテル内を地獄に変えていきます。

で、勿論、我らが真田広之は、ジョン・ウィックを守る側に着きますので、早速大阪コンチネンタルホテル職員VS暗殺戦闘軍団のバトルへと突入していきます。

といういきなりの大アクション展開で、もう一人の旧友が暗殺者軍団側として登場します。

それが、いよいよ完全なハリウッドスターとなったドニー・イェンで、キアヌの前に、まさかの真田広之VSドニー・イェン

という香港映画でも実現しなかった夢のバトルが展開されていきます。

この異国の地(舞台は一応大阪のホテルですが)で繰り広げられるアジア人アクション派対決が、かなり熱く、

しかもドニーが敵として登場するのは、娘を組織側に人質同然に取られているため、しかたなく戦いに参加している、

という背景がありますので、お互いに友人を守るため、娘を守るために、仕方なく戦う事になる、という背景のある戦いとなっています。

ドニー・イェンは盲目、真田広之はそれまでの戦いで負傷している、というハンデを背負った戦いで、勿論二人共アクション映画で大活躍してきた熟練のプロ同士の戦いですので、

非常にアクションもキレが良く、お互いの守る者のための戦いを盛り上げていきます。

そして、キアヌも、暗殺者軍団を相手に、いつものようなエンドレスアクションを披露し、大阪を後にすることになります。

残念ながら大阪編は前半のみだけですが、その部分だけでも十分他のアクション映画のクラマックスバトルぐらいに盛り上がるアクション展開となっていますので、

前半でいきなりの見せ場の連続となっています。

で、シリーズを重ねるごとに、組織の上の上の上の存在等が次々に登場して、今なお、世界観を拡大中の本シリーズですが、

本作では闇組織の頂点に立つ主席連合の、さらにその組織を取り仕切るビル・スカルスガルド演じるグラモン侯爵、

という高官が初登場し、物凄い権力で、あっという間に大きな判断を下していきます。

その辺を詳しく書いてしまうとネタバレになってしまいますので、割愛させて頂きますが、後出しジャンケン的な、かなりの強権です。

で、3作目のクライマックスでジョンを裏切ったはずのイアン・マクシェーンとも合流し、このドン詰まりの絶体絶命の状況を翻す唯一の方法として、

グラモン侯爵に、直接決闘を申し込み、侯爵を倒す以外にない、

という、そんな方法があるのなら、最初から教えて欲しかった一発逆転の方法を教えてもらいます。

ですが、ジョン・ウィックには、その決闘を申し込む権利が無い、という事で、その権利を得るために、あるミッションをこなすことになります。

そのミッションをこなすときの重要な人物としてスコット・アドキンスが、特殊メイクに身を包み、まさかの風貌で登場します。

特殊メイクの素晴らしさと、スコット・アドキンスの好演で、その人物がスコット・アドキンスと暫く気づかないぐらいの変身ぶりで、

声と、動き出すと、特徴的なキレのあるハイキックが披露されますので、そのあたりでやっとスコット・アドキンスと判断できるぐらいの変身ぶりで、

それでも、動きにくい姿で流石のアクションを披露しています。

で、そんな流れで、後半はいよいよ侯爵との直接対決となっていくのですが、勿論侯爵は卑怯なキャラクターですので、

自身が直接決闘に赴くのではなく、代理としてドニーを指名する、という卑怯っぷりで、

一応ルールで認められているようなので、結局最後はドニーとの直接対決、という流れになていきます。

ただ、本作はその最終決戦よりも、その約束の時間までに、決闘場所に辿り着くまでの、ジョン・ウィックの移動を暗殺者たちが阻止しようとするシーンが、

また凄まじく、(帰って来たドラゴン)のマラソンバトル並みにロングのバトルが長時間繰り広げられていきます。

時間内に決闘場所に着かないと自動的にジョン・ウィックの負けが決まってしまうので、組織側からすると、その場所まで行かせない、というのがメインの目的のようになっているというわけです。

で、ついに、決闘場所までたどり着いたジョン・ウィックドニー・イェンと決闘を繰り広げる、というのがクライマックスとなっています。

という感じの流れで、169分とアクション作品としてはかなりの長尺ですが、分数が増えた分はそのまま全てアクションシーンが増えたというイメージとなっています。

という事で、全編通してアクションシーンの割合がかなり高い作品ですが、そのアクションシーンのそれぞれの完成度が高く、

スタントマン出身の監督らしく、格闘アクションや、デススタントアクション、ガンアクションも抜かりはなく、全編見所と言っても過言ではないぐらいのアクション作品となっていますので、

アクション映画好き、ジョン・ウィックシリーズ好き、香港アクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2023年製作 アメリカ製作 アクション

監督・製作 チャド・スタエルスキ 製作総指揮 キアヌ・リーブス エンディング曲 リナ・サワヤマ

出演 キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、真田広之、ビル・スカルスガルド、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィシュバーン、シャミア・アンダーソン、スコット・アドキンス、ランス・レディック、リナ・サワヤマ、マルコ・サロール

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