【推薦!中国映画】盲剣楼 無明の執行人(目中无人2EYE FOR AN EYE 2)93分

投稿者: | 2026年6月13日

おすすめ度 ★★★★★★★★★☆

谷垣健治監督による最新作(火遮眼)が公開されたばかりのシェー・ミャオが、前作に引き続き盲剣士を演じ、(火遮眼)でも再共演している子役ヤン・エンヨウと共演した、アクションとドラマが絶妙に融合したヤン・ビンジア監督のセンスが光るソードアクション!!お薦め!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、シェー・ミャオ主演、ヤン・ビンジア監督のコンビによるソードアクションシリーズ第二弾です。

それでは、まずはあらすじから、

ある村に滞在していた盲目の賞金稼ぎチェンは、偶然少女シャオユウが弟と虐げられている現場に遭遇する。

その後、地元の権力者リーによって弟の命を奪われたシャオユウは、賞金稼ぎであるチェンに弟の仇討ちを頼むが、断られてしまう。

しかし、どうしても復讐を果たしたいシャオユウは、それ以来チェンと行動を共にするようになり、チェンの眼となって仕事をサポートするようになっていくのだった。

そんな中、シャオユウに、復讐の絶好の好機がやってくる、、。

監督・脚本は、前作(盲剣楼)(詳しくはこちら)や(バトル・オブ・ダンジア)(詳しくはこちら)の脚本家として知られるヤン・ビンジアで、

本作でもツボを心得た演出で、ドラマとアクション両方ともバランス良く盛り上げていきます。

主人公の盲目の賞金稼ぎチェン役は、前作(盲剣楼)でも同役を演じ、子役時代は(D&D完全黙秘)等でジェット・リーと共演、

2026年6月11日に中国本土で公開されたばかりの谷垣健治監督待望の最新作(火遮眼)にも主演している、シェー・ミャオが演じ、

パワーアップしたアクションとドラマを、渋さを増した表現力で演じ切っています。

シェー・ミャオ

主人公に復讐を依頼する子供シャオユウ役で、こちらも谷垣健治監督の(火遮眼)で、再びシェー・ミャオと共演している(天堂旅行团)や(人生大事)等の

ヤン・エンヨウが登場し、名演でドラマ部分を掘り下げていきます。

ヤン・エンヨウ

で、やりたい放題の悪党のリーダー、リー役で、(WANTEDウォンテッド)(詳しくはこちら)や(ギガシャーク)(詳しくはこちら)等の

ファン・タオが登場し、主人公達に迫ります。

ファン・タオ

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、政府がかけた賞金首を、バッタバッタと打ち倒して生計を立てている盲人の賞金稼ぎチェン(シェー・ミャオ)が、

ある町に訪れた際に、路地裏で悪ガキに取り囲まれている少女シャオユウ(ヤン・エンヨウ)と弟のツァオを、何気に救うシーンから始まります。

↓今回は、全体的な流れに触れていますので、ご注意下さい↓※

シャオユウは、チェンにお礼を言いますが、完全に心を閉ざしているチェンは、それを無視します。

その後、シャオユウは、腹を空かせている弟と自分のため、ある民家に忍び込んで、食べ物を物色しますが、その現場をその家のお姉さんに見つかってしまいます。

逃げようとするシャオユウですが、お姉さんは引き留めて、腹を空かせているシャオユウに食べ物を分け与えてくれます。

そんなところへ、悪の権力者リー(ファン・タオ)率いる一派が突然来訪し、お姉さんを含めたその一家全員の命を奪ってしまいます。

シャオユウにも刃が向けられますが、寸前のところで、チェンが割って入ってなんとか逃げ切ります。

しかし、リー一派が引き上げる際、シャオユウのツァオの命を奪ってしまいます。

悲しみに打ちひしがれたシャオユウは、リー達に復讐するため、賞金稼ぎのチェンに復讐を依頼しますが、賞金首以外とは争わないチェンは、この依頼を断ります。

それ以来、復讐の依頼を聞き入れてもらうため、チェンと行動を共にすることになるシャオユウですが、なんとかチェンの不自由な眼の代わりとなる事で、

賞金首との戦いの助手としてサポートし始めます。

少しづつチェンもシャオユウに対して心を開いていき、次々と賞金首を捕らえていきますが、

ある日、シャオユウが偶然リー一派を見かけた事で事態は動き始めます。

目の前にいる憎きリーに、シャオユウは、自身の手で復讐を遂げようと考えますが、やはり武術も知らない子供では到底太刀打ちできるはずもないため、結局はその場を後にしてしまいます。

しかし、シャオユウの強い復讐への思いに突き動かされたチェンは、ついに、シャオユウに武術を指導し始めます。

それ以来必死に修行を積み、少しづつ武術の腕も上達していくシャオユウですが、そんなシャオユウを争いの世界に踏み入れさせたくないチェンは、

長安に行って二人で平和な生活を送ろうと、賞金稼ぎから足を洗う決意を固めます。

しかし、そんなチェンの気持ちを鑑みたシャオユウは、自らの手で復讐を遂げるため、チェンには黙って夜が明ける前にリーが住む屋敷へと向かってしまいます。

そして夜が明けて、シャオユウがいない事を悟ったチェンは、シャオユウの後を追ってリーの屋敷へと向かう!!

、、、、、、、という流れが大体の大筋となっています。

ヤン・ビンジア監督、シェー・ミャオ主演のソードアクションシリーズの第二弾です。

前作は77分という、とんでもなくタイトな上映時間という制限がありながらも、必要最低限のしっかりとしたドラマと、

ヤン・ビンジア監督独特のビジュアルセンス、そして素晴らしいシェー・ミャオのアクションとスタントチームの素晴らしいアクション指導によって、

この時期の武侠・ソードアクション系の作品群の中では傑出した内容となっていました。

前作(盲剣楼)より

そこで好評につき製作された第二弾の本作は、77分の上映時間が、93分という短いながらも、割と普通の上映時間へと増量されたおかげで、

ドラマ部分とアクションシーンのバランスが絶妙な内容となっています。

その増えた上映時間は、天才子役ヤン・エンヨウシェー・ミャオが、少しづつ親子のような関係になって行く過程を詳細に(シェー・ミャオは前作でキャラクターを既に描いているので、

むしろヤン・エンヨウ中心に)描いていく事で、主演二人の両方にしっかり感情移入できるようになり、そのままの流れで最後の決戦へと突入する、

ドラマ部分とアクションシーンが、しっかりと融合した内容となっています。

恐らく、このドラマ部分のパワーアップは、表現豊かなヤン・エンヨウの名演があってこそのもので、

他の子役キャストでは、この本来の主役であるシェー・ミャオと同格ぐらいの扱いのドラマは掘り下げられないと思われますので、

ヤン・エンヨウのキャスティングは、本作ではかなり重要な要素となっています。

黙っていても表情が気になり、しゃべっていても、その動向が気になる存在感は、今後の大スターへの道が約束されているようで、これからの出演作品への期待も高まります。

アクションに関しては、子役時代から動きまくっているシェー・ミャオのキレのあるアクションはどれも素晴らしく、

監督や製作者側の個性によって、上手く持ち味を発揮できていない作品も少なくないですが、本作のヤン・ビンジア監督とのコンビは非常に素晴らしく、

監督独自の光るセンスも伴って、シェー・ミャオの良さが存分に発揮されたアクションと役柄となっています。

そして、冒頭でも書かせていただきましたが、本作主演コンビ、シェー・ミャオヤン・エンヨウは、2026年6月11日に中国本で公開された谷垣健治監督最新作(火遮眼)で再共演し、

今後日本でも劇場公開の予定があるという事で、恐らく【トワイライトウォリーズの谷垣健治監督最新作!!】みたいな感じで宣伝されそうですので、今から期待が高まりますね。

という事で、これまでのシェー・ミャオ主演作品は、配信専用の比較的小さな規模の作品が多く、その素晴らしいアクションスキルをブツ切り演出されてしまう事が多かったですが、

ここへきて一気にメジャースターへの道ぎ開いて行きそうですので、その足掛かりとも言えそうな本作を、香港映画ファンの方等や、アクション映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

今後は、ウー・ジンシク・シウロンチウ・マンチェクなんかと激闘を繰り広げる作品が観てみたいですね!

作品情報

2024年製作 中国製作 武侠アクション

監督・脚本 ヤン・ビンジア

出演 シェー・ミャオ、ヤン・エンヨウ、ファン・タオ、ペイ・クイシャン、バン・マージア、フェンチャオ・リウ

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