おすすめ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
南米コロンビアの無法地帯を舞台に、ミステリアスな女ドルフ・ラングレンのようなオクサナ・オルランが、世話になった家族を守るため、麻薬カルテルと腐敗した警察組織相手に無双ぶりを発揮する、ショッキング描写と非情な展開が独特な味わいのバイオレンスバトルアクション!!


作品紹介
2025年11月21日公開
今回ご紹介する作品は、武骨なオクサナ・オルランがまるでドルフ・ラングレンのような活躍を見せるバイオレンスバトルアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
南米コロンビアの上空を飛行中の航空機の墜落によって現地に流れ着いたドミニクは、その街で知り合った警察官のフリオとその家族たちの世話になり、平穏な生活を送って行く。
そんな中で目的地へと向かう準備を進めていくドミニクだったが、ある出来事によって、フリオの家族が、街を牛耳る麻薬カルテルと腐敗警察に狙われる事となり、
封印していた戦闘スキルを解き放って苛烈な戦いに挑むのだった!!

監督は、(サベージキラー)や(コカインブライド)等のマイケル・S・オヘダで、得意のレディースリベンジものの王道とも言える物語を演出しています。


主人公のドミニク役で、本作の監督作(コカインブライド)や(Justice on the Border)、(Lana’s Rain)等の
オクサナ・オルランが登場し、悪党達と激闘を展開します。



で、主人公と深い関係になる善良な警察官フリオ役で、テレビシリーズ(Manes)や(simplement alicia)等の
セバスティアン・カルバハルが登場し、事件に巻き込まれて行きます。



で、主人公の姉パウリナ役で、(Legionario)や(El Paraiso)等のマリア・デル・ロサリオが登場し、過酷な状況で、さらに過酷な目にあっていきます。



で、その娘・アブリル役で、スコット・アドキンス主演の新作(コンセクエンス絶対包囲網)や(Llanto Maldito)等の
アンナ・デ・ラロサが登場し、激闘を繰り広げます。



で、主人公達を追い詰めるサンティアゴ警察署長役で、(ザ・アウトロー)や(セクション8 リベンジミッション(詳しくはこちら)等の
モーリス・コンプトが登場し、悪の限りを尽くします。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、南米コロンビアのある地域を飛行中の小型航空機が、その辺り一帯を牛耳る麻薬カルテル組織が発射した銃火器によって墜落させられ、
戦利品を強奪しに向った組織員を、機に乗っていた謎の外国人女性ドミニク(オクサナ・オルラン)が、逆に返り討ちにしてしまうシーンから始まります。

その後、カルテルメンバーの車を奪って街へとたどり着いたドミニクは、なんとか目的地へ辿り着くための手段を模索するため、
まずは雰囲気のあるバーへと繰り出しますが、そこで、気の良さそうな男性フリオ(セバスティアン・カルバハル)と出会い、
早速自宅に招かれて、一夜を共にすることになります。


で、一夜明けて、満足したドミニクは、急な呼び出しで出勤することになったフリオが着ている制服から、
フリオがまさかの警察官である事を知り、面倒くさそうにしますが、同居しているフリオの姉や祖父、子供達の人懐っこさに惹かれて顔見知りになっていきます。

一方、フリオが所属している警察組織は、麻薬カルテルと親密過ぎる関係で、ほとんど犯罪組織のような横暴ぶりで、
ドミニクがあっとう間に倒してしまった冒頭の組織員が、実は警察署長の義理の弟だった事で、腐敗警察と麻薬カルテルあ動き始めます。

警察組織のくせに見知らぬ外国人を手当たり次第に拷問にかけるその非道ぶりに、うんざりしているフリオですが、
腐敗を正すために、密かに犯罪の隠し撮り映像を残す等して、着実に証拠を集めていきます。

その頃ドミニクは、フリオの家族とも少しづつ打ち解けて親密になって行き、良好な関係を築き始め、街から移動するための車も手に入れて、その車の整備を依頼する等、
順調に街を出るための準備を進めていきますが、そんな平穏なフリオ一家とドミニクの生活が、ある衝撃な出来事によって、一変して地獄のような状況に陥ってしまいます。

その出来事を皮切りに、フリオ一家は麻薬カルテルと警察組織に同時に狙われる事になってしまい、大勢のゴツい男たちがフリオ家の家屋を取り囲みます。

しかし、いち早く異変を察知したドルフ ドミニクは、類まれなる戦闘スキルを駆使して、男たち相手に大立ち回りを演じ、家族を救います。

一時的に撃退に成功するドミニクとフリオ一家ですが、勿論、麻薬カルテルと腐敗警察相手にそれで済むはずがありませんので、
戦いに備えて、いよいよ女ドルフ・ラングレンが、フリオ一家の協力を得て、その全戦闘スキルを全開させて苛烈な戦いを挑む!!
、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

主演のオクサナ・オルランの佇まいが、まるで女ドルフ・ラングレンのようなレディース(ヒロイン)アクション、、、というより、
性別を越えた純粋なヒーローが活躍するバイオレンスバトルアクション作品です。

本作の第一の魅力は、やはり、主演のオクサナ・オルランの個性的な存在感によるところが大きいですが、
2015年に本作のマイケル・S・オヘダ監督によって12分間の短編、(Rise of the Phoenix)という作品が製作されていて、
そちらにも本作主演のオクサナ・オルランが本作と同じ役名ドミニクとして登場し、無双ぶりを発揮するようですので、
恐らく、本作はその短編の続編的な位置づけの作品だと思われます。
それを踏まえると、本作のドミニクの人となりの説明不足、というより既に説明済み、みたいな演出にも納得できますが、もう少し説明して欲しいですね、、。

という事で、そのドルフのようでもあり、セガールのようでもある(ヴァンダムの雰囲気はないです、、)、どことなく無敵臭を漂わせる存在感は、
ピンチには陥っても絶対死なない安心感が漂い、同時に悪党を完全に叩きのめしてくれる、という爽快感を予想させてくれる期待感も漂わせています。

ただ、残念ながら前半で上半身裸になって大胆(というより豪快な)ベッドシーンが登場したりしますが、
正直セクシーさよりも豪快さのほうが勝っていて、さらに、他の女性主人公のアクション作品のように、悪党達も、舐めて襲い掛かってきたりしますが、
か弱さ等も全くありませんので、ピンチに陥った時の緊迫感は極めて薄いです。

そんな豪快な主人公が魅力の本作、アクションシーンもなかなかに迫力があって良いのですが、コロンビア製作というお国側なのか、製作者の好みなのか分かりませんが、
こういうレディースアクションジャンルでは、通常描かれないような、あまりにショッキング過ぎるシーンと、
物語展開が複数個所で存在しているために、かなり独特な味わいを残す作品となっています。

予想外ではありますので、意外な展開とも言えるかもしれませんが、ある意味ではそれまでのドラマの積み重ねが台無しとも言えてしまうような展開で、
純粋なハリウッド映画等では、まず製作会社がGOサインを出さないような衝撃的な展開が、少し観る人を選ぶような内容となっています。

だからこそ現地の過酷さを表現している、とも言えそうではありますが、賛否両論あるのではないでしょうか。
その後の本来のラストバトルとなりそうな展開を、完全に端折ってしまって、スタッフロールをさっさと初めてしまう潔い編集等、
衝撃的なシーン含めて、色んな意味で最近のハリウッド作品では観る事が無いような個性的な作品となっています。

という事で、ジャンル的には舐めてた女子が実は無茶苦茶強かった系の人気ジャンルの一本に数えられると思われますが、
その内容は、かなり個性的な内容となっていますので、ちょっと似たようなジャンル作品に飽きてしまった方や、
変わった作品好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
それにしても、セガールがほぼ引退状態になっている現在、女ドルフ(勝手に命名)の今後の活躍に期待したいですね。




作品情報
2024年製作 アメリカ・コロンビア製作 レディースアクション
監督・脚本・編集 マイケル・S・オヘダ
出演 オクサナ・オルラン、モーリス・コンプト、セバスティアン・カルバハル、マリア・デル・ロサリオ、アンナ・デ・ラロサ


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