【推薦!カンフー映画】怒れるドラゴン 不死身の四天王(四大天王FOUR REAL FRIENDS/DRAGON SQUAD)82分

投稿者: | 2026年4月25日

カンフー映画としてのおすすめ度 ★★★★★★★★☆☆

(片腕ドラゴン)の大スター、ジミー・ウォングが監督・主演し、(少林寺木人拳)のクム・コン、(少林寺怒りの鉄拳)のチェン・シン、(斗え!デブゴン)のチャン・イー、(燃えよ!飛龍神拳)の鹿村泰祥と豪華共演した、非常にバランスの良い名作カンフーアクション!!

作品紹介

1974年6月9日公開

今回ご紹介する作品は、日本でも劇場公開された、豪華キャストが魅力のカンフーアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

1920年代中国、強盗団に襲撃された護送隊の隊長サムは、重症を負い道に倒れていたところを、正義感の強い富豪フンに救われる。

一方、風来坊の賭博師シャオパオは、街でこの強盗団のメンバーと遭遇し、護送隊を襲った事実を知ってしまい、命を狙われる事となる。

ふとした事から、サムとフンと出会ったシャオ・パオは、サムのかつての師匠であるウーとも合流し、悪党達に戦いを挑むのだった!!

監督、そして主人公の一人としてシャオ・パオ役を演じているのは、(片腕ドラゴン)や(ドラゴン修行房)(詳しくはこちら)等の

ジミー・ウォングで、個性的な面々の英雄譚を描いています。

ジミー・ウォング

で、英雄達を取りまとめる富豪フン役で、(斗え!デブゴン)(詳しくはこちら)や(カンフー十八羅漢陣)(詳しくはこちら)等の

チャン・イーが登場し、珍しく清く正しい紳士を演じています。

チャン・イー

で、悪党に襲われる警備隊の隊長サム役で、(少林寺木人拳)や(カンニングモンキー天中拳)等のクム・コンが登場し、悪党に戦いを挑んで行きます。

クム・コン

で、ある事件によって戦う気力を失ってしまったかつての英雄ウー役で、(少林寺怒りの鉄拳)(詳しくはこちら)や(酔八仙拳)(詳しくはこちら)等の

チェン・シンが登場し、男泣きドラマを演じています。

チェン・シン

で、英雄達に襲い掛かる悪党のボス役で、(ドラゴン太極拳)(詳しくはこちら)や(女少林寺)(詳しくはこちら)等の

ルン・フェイが登場し、悪の限りを尽くします。

ルン・フェイ

で、その仲間となる日本人殺し屋チン役で、(飛龍神拳)や(ゴッドギャンブラー)等の鹿村泰祥が登場し、実際のラスボスとして主人公達に襲い掛かります。

鹿村泰祥

で、同じく悪党側の盗賊団リーダー・ルー役で、(紅い愛の伝説)(詳しくはこちら)や(魔デビルズオーメン)(詳しくはこちら)等の

フィリップ・コーが登場し、とにかく暴れまわります。

フィリップ・コー

同じく悪党組織の部下役で、(戦神灘セブンウォリアーズ)(詳しくはこちら)や(新・死亡遊戯七人のカンフー)(詳しくはこちら)等の

サン・マオが登場し、主人公達に戦いを挑みます。

サン・マオ

で、紅一点、酒場の女将役で、(女煞星大鬧烏龍院)(詳しくはこちら)や(獨臂俠大戰獨臂俠)等のイー・ホンが登場し、可憐な魅力を発揮して行きます。

イー・ホン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、サム(クム・コン)率いる高価な金品や現金を輸送する警備隊が、

ルー(フィリップ・コー)率いる盗賊団の襲撃を受けて、サム以外の隊員が全て惨殺され、サム自身も傷つきながら崖から滑り落ちて、なんとか逃げ切るシーンから始まります。

その後、サムが路上で倒れている所に通りかかった富豪のフン(チャン・イー)は、傷つきながらも豪胆な性格のサムを自身の邸宅へと連れ帰り、傷の治療を施します。

一方、その頃街の食堂では、賭博師のシャオ・パオ(ジミー・ウォング)が、ちょっとした賭場を開いていて荒稼ぎしていますが、

そこに居合わせた強盗団のメンバーが、欲望に勝てずに、強奪した多額の現金を掛けてしまい、根こそぎシャオ・パオに取られてしまいます。

この時の現金を入れていた袋が、警備隊の袋だったため、その男が犯罪者だと咄嗟に判断するシャオ・パオですが、

揉め事に成りそうになったところを、ボスであるルーと、街の有力者スー(ロン・フェイ)の部下が止めに入ったため、事なきを得る事になります。

その後、ルーは、奪った金品を現金に換えるため、この有力者のスーの邸宅を訪れますが、街の名士として名前の通っているスーは、

自身の名に傷がつかないように、強盗の目撃者である警備隊隊長サムと、賭博師シャオ・パオの殺害をルーに命じます。

一方、フンの手当のおかげで、なんとか歩けるぐらいまで回復したサムは、強盗団に立ち向かうため、かつての師匠であるウー(チェン・シン)のもとを訪ねますが、

ウーは数年前にある武道家に挑戦されて行った試合で、誤って相手を殺めて投獄されて依頼、深酒を煽り、世捨て人のような生活を送っている事が分かります。

毎晩のように行きつけの酒場で、女店主に情けを掛けられながら泥酔する毎日で、そんな落ちぶれてしまった師匠にサムはショックを受けてしまいます。

一方、スーは、日本から殺し屋チン(鹿村泰祥)とその部下である4人の虚無僧を招いて、自身のボディガードとして雇う事になり、自らもサムとシャオ・パオの捜索を開始します。

そんな中、羽振りの良いシャオ・パオを怪しんだフンは、部下にシャオ・パオの後をつけさせて正体を探りますが、

一度手合わせしただけで、悪人ではないと見抜き、深い友情で結ばれて行くようになります。

そんなシャオ・パオは実は、実は悪を正す英雄で、街を牛耳るスー一派も一網打尽にしようとしますが、

チンの予想外の強さによって一時は囚われの身となってしまいます。

しかし、得意の機転を利かせた方法で、なんとか自力で脱出したシャオ・パオはフンとサムと合流することになります。

さらに、密かに想いを寄せていた酒場の女店主が、チンの毒牙にかかりそうになった事で、失われていたウーの燃え盛るような闘志は復活し、

熱い友情で結ばれたフン、シャオ・パオ、サムと合流、悪党を倒す決意を固めた4人の英雄達は、スーに決闘状を送り付けて、決死の戦いを挑む!!

、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

香港映画界のスーパースター、ジミー・ウォングが監督し、主役の一人として主演した豪華キャストのカンフーアクション作品です。

本作最大の魅力は、勿論ジミーさん作品であるという点ですが、他にもクム・コン、チェン・シン、チャン・イー

カンフー映画ファンでしたら一度は見た事があるような豪華な面々とのキャスティングが魅力となっています。

さらに本作、ジミーさんという大きな柱があるものの、俺様映画に他のキャストがゲストで登場するというような設定ではなく、

主演の四人が均等に目立つようなストーリーとキャラクター背景になっている点が、作品的には、大きな魅力となっています。

物語的には、まずはクム・コンフィリップ・コー率いる強盗団に教われるエピソードから始まり、傷ついたところに、富豪であるチャン・イーと遭遇、

その後、クム・コンは、かつての師匠であるチェン・シンと合流するも、あまりの落ちぶれぶりに幻滅、

ジミーさんは街で賭博を催している際に、クム・コンを襲った強盗団に遭遇、それをきっかけに強盗団、さらにはその強盗団とつるんでいるロン・フェイ率いる悪人集団に狙われる事となり、

なんだかんだとチャン・イークム・コン、ジミーさんが合流、悪党相手に闘志を燃やしている所へ、最終的に復活したチェン・シンが合流し、

4人揃って悪党退治を挑む、という実に分かり易くバランスの取れた素晴らしいストーリー展開が、豪華キャストの魅力を引き立てています。

さらに日本でリリースされたDVDには、殺し屋チン役で登場する鹿村泰祥氏による、オーディオコメンタリーが収録されていて、

撮影当時の裏話や、ジミーさんとの個人的な交流話、さらには撮影当時の香港・台湾映画界の状況など、

香港映画、カンフー映画ファンには感涙もののエピソードが沢山音声収録されていますので、興味がおありの方は、是非そちらのご視聴をお勧めします。

そんな日本から参加した鹿村泰祥氏も大きく貢献した本作のアクションですが、やはりこれだけの素晴らしいアクションスターが共演した作品ですので、

勿論どのアクションも素晴らしいのですが、やはりクライマックスの全員揃ってのアクションシーンは、

豪華キャストぞれぞれのアクションの最大の見せ場とも言える完成度となっています。

特に役柄的には、落ちぶれた状態から想いを寄せる女性が乱暴される事で、苦悶の表情を浮かべながら天を仰いて悔し泣きの男泣きの果てに、

ついにその感情の爆発と共に大復活を遂げるチェン・シンが、ラスボス役である鹿村泰祥氏と養鶏小屋で激突するシーンが、猛者たちの最終決着にふさわしい名勝負となっています。

むしろ、後半は、このチェン・シンが主役とも言えるぐらいにドラマチックな活躍を見せる事で、作品全体のテンションがマックスまで膨れ上がっていきます。

逆に言うと、ジミーさんは、他のキャストとのバランスを考えて、他の主演作よりも目立たない位置にはいますので、

ジミーさんの大活躍を期待して鑑賞される方には、少し消化不良感が残るかもしれません。

その辺の撮影苦労話についても、オーディオコメンタリーで詳しく語られていますが、やはり撮影中はキャストがお互いライバル心全開だったようで、

自分が他のキャストよりも少しでも目立つように絶えずアピールがあったそうで、ジミーさんも細心の注意を払って撮影を進めて行ったようです。

ですので、これだけのビッグスターが共演できたのも、バランスの取れた物語が創造できたのも、やはり柱としてジミーさんが存在していたからこそ実現できた作品であり、

ジミーさんが、あくまで出演者の一人として登場する少し物足りなさも、結果的には作品の完成度に貢献する事になる、

という、主演俳優としても監督としても活躍するジミーさん印の完成度の高い作品となっています。

という事で、当時の大スター達が豪華共演を果たした、感情移入しやすい名作カンフー映画となっていますので、

カンフー映画好きの方や、香港映画好きの方や等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1974年製作 香港製作 カンフーアクション

監督 ジミー・ウォング 武術指導 トミー・リー

出演 ジミー・ウォング、チャン・イー、クム・コン、チェン・シン、鹿村泰祥、ロン・フェイ、サン・マオ、フィリップ・コー、シュー・チェンピン、イー・ホン

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