ダブル・トリガー (STASH HOUSE)100分

投稿者: | 2021年4月30日

お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

若い夫婦が購入予定の豪邸に押し入ろうとする殺し屋ドルフ・ラングレンとの息詰まる攻防が手に汗握るサスペンスアクション!!後半予想外に盛り上がります!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、人間核弾頭ドルフ・ラングレンが殺し屋を演じたサスペンスアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

エミリーとデービッドの夫妻は、豪華な警備システム付きの新居を購入する。

早速内見にやってくる二人だったが、そこで、発見したのは壁の中に隠された大量のコカインだった。

時を同じくして、そのコカインを目的に闇組織に雇われた殺し屋二人に襲われる。

最新の警備システムによって難を逃れた夫妻は、殺し屋二人を撃退するめに、ある策を実行に移す、、、!?

今回のドルフは闇組織の殺し屋、という設定

人間核弾頭ドルフ・ラングレンが出演しているサスペンスアクション作品です。

今回の実際の主演は、若い夫婦側で、ドルフはその二人を付け狙う悪役としての登場です。

本作は開幕からタイトルやスタッフなどが表示されずに、とりあえず物語が進んでいくタイプの作品ですので、ドルフの存在が開始20分ほど全く感じられないので、

もしかしたら作品を間違えたのか、と思いましたが、20分過ぎあたりからは結構主人公達に絡んでくる美味しい役柄となっています。

組織の殺し屋、という以外は、いつものように、そこにドルフとして存在している、という意外深みは全くないのですが、

後半になるにつれ、これが意外に(失礼ながら)盛り上がる展開がまっています。

内容的には籠城サスペンス系の物語で、ジョディ・フォスターの(パニックルーム)やジョン・カーペンター監督の(要塞警察)、広くは(ホームアローン)などのように、

建物内に立て籠もって、外敵と戦っていく物語となっています。

予算の関係もあるのか、籠城する側の主人公たちと、襲う側の犯人たちが2対2、というあまりに最終人数すぎる構図が、なんとも貧相ではありますが、

相手は無敵の核弾頭ドルフ・ラングレンですので、そこはドルフ一人で10人分ぐらいの計算になりますので、

11人対2人と勝手に解釈すると、俄然危機感が高まりますので、そこはご鑑賞時には想像力で補強する事をお勧めします。

ある物を巡っての攻防が始まる

という事で、ドルフと丁々発止のやり取りの末に、後半警察隊によって、邸宅の周りに包囲網が貼られます。

本作はそれまでのヌルめの展開が嘘のように、ここから意外に盛り上がります。

邸宅にまんまと侵入したドルフと主人公夫婦が2対1(なんとなく一人減ってますが、、)となり、一触即発状態になるも、

ドルフがそこで、奥さんを人質にとり、自分が奥さんの父親のフリをして警察に投降する、という作戦を思いつきます。

夫には、自分の事を警察話すと奥さんは殺すし、自分が安全な場所に行く(逃げ切る)事ができなければ、

それでも奥さんを殺す、と脅します。

少々雑で隙だらけな面もありますが、咄嗟に考えたにしては、なかなか上手い作戦をドルフも考えたものです。

そこから、主人公の夫が、どのようにして奥さんを救うのか?という展開になるのですが、そこまで書いてしまうと楽しみが無くなってしまうので割愛しますが、

その辺りだけは、ドルフも無敵状態ではなく、しっかりとした緊迫感のあるサスペンスの登場人物の一人となっていましたので、

終幕にかけて盛り上がる展開になっています。

という事で、いつものようにドルフは無敵ながらも主役ではない、というどっちつかず感な展開が少々単調に感じてしまいますが、

ラストは意外に盛り上がる作品となっていますので、ドルフ好きの方や、アクションサスペンス好きの方など、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

あ、でも今回のドルフは格闘シーンはありません。でも、いつものどの作品を鑑賞しても全くブレないドルフそのものの存在感はしっかり堪能できますよ。

後半の警察に囲まれてからの展開はなかなか見ものです

作品情報

2012年製作 アメリカ製作 サスペンスアクション

監督 エドゥアルド・ロドリゲス

出演 ドルフ・ラングレン、ブリアナ・エヴィガン、ショーン・ファリス

殺し屋二人との息詰まる攻防が始まる

その他のドルフ・ラングレン出演作品

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