サバイバル・デッド・アイランド(SOLO)83分

投稿者: | 2020年12月22日

お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

何か大ごとが起こりそうで、そんなに起こらない、少女と殺人鬼のストレートな無人島対決!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、過去にトラウマを抱えた少女が、無人島で殺人鬼と対決するサスペンスホラー作品です。

それでは、まずはあらすじから、

17歳のギリアン(アニー・クラーク)は、サマーキャンプの指導員の仕事をするために、無人島で48時間一人でキャンプする、という試験を受ける。

しかし、その島は、【ゴーストアイランド】と噂され、得体の知れない何かが潜んでいる、とされていた。

島で順調にキャンプを開始するギリアンだったが、そんな彼女のテントに迫る影があった、、、!?

怪しい影に怯えるギリアン

無人島で異常者である殺人鬼と対決する、シンプルなサスペンスホラー作品です。

上映時間も83分と非常にタイトで、劇場用映画としうよりも、テレビスペシャル並みのサクッと観れるスポーティな作品となっています。

ですので、妖しい男とか弱い少女(体格良いですが)が逃げ場の無い無人島で48時間二人きりになってしまう、という基本設定に入るまで丁寧に描かれていますが、

どの人物が怪しいか分からない、という前半のサスペンスが、登場人物が少なすぎるために、結構予想通りに展開してしまいます。

で、やっぱり、と思ってからの展開は特に目立った展開もなく、流れに任せるうちに解決している、といった感じですので、

もう少し、体格の良さを生かした反撃のバトルが欲しい展開となっています。

途中で意味ありげに入る、妹の悲しい過去のシーンや、殺人鬼の過去噂の真相など、面白く展開できそうな要素はある程度あるのですが、

そのほとんどが消化不良となってしまって、あっさり目になっています。

妖しい他人のテントを発見!誰のだ?

特に主人公のトラウマになっている(ように見える)妹のエピソードなんかは、前半から丁寧に何度も挿入されますので、

後半、そのトラウマ、というか心の傷を払拭するような展開を期待してしまいますが、

殺人鬼に対して、

私も、こんなに悲しい過去があるけれども、大丈夫なので、前に進めるから、私を殺すなんて考えないで!

殺人鬼に捕まったときに自分に危害を加えないように訴えかけるシーンでのみ妹の設定が登場します。

だいたい、そんな個人的な過去の出来事を、初対面の人に言われても殺人鬼が改心するはずもないので、

結局この妹の設定も、物語には生かされずに終わってしまいます。

と、色々と残念な事が多い作品ではありますが、自然に溢れた美しい景色だけは、ゆっくり丁寧に撮影されていますので、

両方楽しむ形で鑑賞すれば、結構楽しめてしまえますので、機会がありましたらご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

緑は目に優しいですね。

妖しいおじさんと、少しだけ怪しいところもある同年代

作品情報

2013年製作 カナダ製作 サスペンスホラー

監督・脚本 アイザック・クラビット

出演 アニー・クラーク、ダニエル・カッシュ、スティーブン・ラブ

無線の電波も途切れます

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