おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ)後期シリーズのチウ・マンチェクが元特殊警察教官の囚人を演じ、護送される航空機が偶然ハイジャックされる、つい最近観た事あるような、ジングル・マ監督のフライトパニックアクション!!


作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、チウ・マンチェク主演のフライトパニックアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから
元特殊警察の教官ジャンは、ある事件で逮捕されるが、護送途中の航空機が、国際的テロ組織野狼にハイジャックされてしまう。
機内はパニックになる中、冷静に状況を見ていたジャンは、己の戦闘能力を覚醒させて、単身ハイジャック犯に戦いを挑むのだった!!

監督は、(東京攻略)や(ヴァーチャルシャドー)等のジングル・マで、分かり易目のハイジャックアクションを演出しています。


主人公の元特殊警察教官で現囚人ジャン・ジージョン役で、(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ南北英雄)(詳しくはこちら)や(カウンターアタック反撃)(詳しくはこちら)等の
チウ・マンチェク(ウィストン・チャオ)が登場し、ヒーローぶりを発揮して行きます。



主人公の妻役で、(ブレイドマスター)や(ボーン・トゥ・フライ)等のツァオ・ジーチーが登場し、ハイジャック犯に立ち向かっていきます。



で、ハイジャック犯のリーダー・ジンラン役で、(天下第一镖局Ⅱ:长风厉)や(盖聂门)等のウィンス・ズンが登場し、主人公達に迫ります。



で、ハイジャック犯の一人スーラン役で、(バトルエイト)(詳しくはこちら)や(ブレイド・オブ・ウィンド)(詳しくはこちら)等の
チェン・フェイが登場し、主人公達に迫ります。



で、同じく広東語を話すハイジャック犯・パイラン役で、(レイジングファイア)(詳しくはこちら)や(スカイ・オン・ファイア)(詳しくはこちら)等の
ロー・ホーミンが登場し、主人公と激突します。



で、飛行機に同乗している航空警察官役で、(グレートウォール)や(クライマーズ)(詳しくはこちら)等のジンム・リーが登場し、悪と対峙していきます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、ある国の空港から出発予定の航空旅客機に、元特殊警察教官で現囚人のジャン・ジージョン(チウ・マンチェク)が、
護送されるために登場したのを機に、ツアー客とガイドの女性、愛嬌のある太めの男性、母親と二人の娘の親子連れ、
搭乗早々にCAをナンパする叔父さん、そしてジャンのことを熱く見つめる女性とその息子等、様々な客が搭乗するシーンから始まります。



で、ジャンと護送警官二人は航空機に既に搭乗している航空警察官(ジンム・リー)と合流して席に着き、他の搭乗客も滞りなく席に着いていきます。


で、そんな中、飛行場に何者かによる爆発事件が発生し、警察隊がそちらに出動している隙をついて、怪しい武装集団が空港内に
バイクで軽く侵入、


そのまままだ搭乗中の航空機内にも
軽く侵入して、
航空機の客席を軽く制圧し、

続いてCAを人質にして
操縦席も軽く制圧し、あっという間にジャックしてしまいます。

まだ離陸もしていないので、ハイジャックではありませんが、そのまま機長を脅して無許可で離陸する事になりますで、ここで初めてハイジャックとなります。
で、狼の仮面をかぶったハイジャック団、通称野狼の目的は、まだ明らかではありませんが、乗客の中のある重要人物を探しているようで、
名簿をCAから奪った野狼たちは、ひとりずつ乗客をチェックしながら、
耳の後ろにほくろがある
という、無茶苦茶薄い手掛かりだけを頼りに、その重要人物を探していきます。

と、同時に野狼の女性メンバー・ズーラン(チェン・フェイ)は、リーダーのジンラン(ウィンス・ズン)の指示で、
航空機内の3か所に時限爆弾をセットしていきます。

そんな危機的状況の中でも、ジャンは野狼の動向を冷静に見極めて、その時限爆弾が仕掛けられていそうな位置等を想定していきます。

で、要人探しが進む中、ついにある男性の耳の後ろにほくろを発見したジンランは、その人物こそが探している人物だと特定し、
その男性から、本来の目的である、ある莫大な利益を巡る計画書の在処を聞き出すため、厳しい尋問を開始します。

一方、探している人物を特定した事で、気に緩みが生じた野狼たちの隙を突いて、ジャンは、他の乗客や、実は愛する妻(ツァオ・ジーチー)と息子だった親子連れからピンポン玉をゲットし、
他の乗客からも、アルミホイルや胃薬等、色んな材料を調達し、ある物をこっそり作成していきます。

で、さらに気が緩んだ野狼のメンバーがCAにちょっかいを出そうと連れ出したタイミングで、ジャンは、その工作物から煙を発生させて機内に煙を充満させ、
ひるんだ野狼に得意の格闘術で圧倒し、もみ合った末に野狼の一人を撃沈します。

で、その後、既に想定していた時限爆弾の設置場所へと向かいますが、そこで他の野狼メンバーとも対面し、危機的な状況にはなりますが、
ここも得意の格闘術で、なんとか切り返して少しづつ航空機を再奪還していきます。

そして、ついにジャンの存在に気付いたリーダー・ジンランは、ジャンを倒すために、自ら向かっていく事になりますが、
そこに至って、ジャンと犯人グループとの因縁が明らかになる!!
、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ)シリーズの後期で主人公を演じていたチウ・マンチェク主演のフライトパニックアクション作品です。
つい最近、日本でリリースされたアンディ・ラウ主演の(フライトフォース)(詳しくはこちら)に設定や物語展開が酷似していますが、
勿論、アンデイ主演作の方は2024年製作で、本作は2025年製作という事で、アンディ作品の後に製作された作品となっています。

という事で本家(アンデイ主演作)と比べて似ている個所を上げていくと、、、
〇香港映画で有名なスター俳優が主演している。
〇香港映画で有名な監督が、監督している。
〇武装集団のハイジャックに会う。
〇主人公には、距離を置いている(置かなければならない)妻と子供がいる。
〇主人公には暗い過去があるが、その過去とハイジャックとは無関係。
〇実は、凄い戦闘スキルの持ち主で、1人で複数の相手でも、わりと簡単に倒せる。
〇紺色系のキャップを目深に被る。
〇後半危機的な状況になって、飛行中に重要な人物が車輪の部分に生身で立つことになる。
〇後半危機的な状況になって、飛行中に重要な人物がパラシュートで飛び降りることになる。
という感じで、わずか一年後に公開された同ジャンル作品としては、どうみても、アンディ作品の影響を強く受けているとちか思えないような内容となっています。


で、実際の内容も、勿論デジャブ感が強いので、アンディ作品鑑賞済みだと、どうしても本家と比べならが鑑賞する事になるのですが、
まず全体的な内容としては、結構楽しめる部分はあるものの、本家に比べてやはり規模の小ささ等による縮小リメイク感は強く、
主人公を演じるチウ・マンチェクも有名スターではありますが、アンディほどの煌めきはありませんので、地味な印象は拭えません。

後半のパニック展開も、本家で描かれる航空機着陸時のかなり大規模なパニック展開に対して、本作ではパニックにはなるものの、
着陸に伴うサスペンス描写はありませんので、盛り上がりそうで、イマイチそんなには盛り上がらない、という状態が最後まで続いてしまいます。

ただ、唯一、アンディ版よりも勝っている点といえば、やはり格闘アクションで名を馳せたスターなので、犯人と実際戦う際の格闘アクションは非常に緊迫感と迫力があり、
アンディ版の残酷描写でちょっとお茶を濁したバトルに比べると、やはりアクションシーンばかりを何度も観たくなるようなしっかりしたアクションがメインとなっています。


という事で、あやかり感は拭えませんが、アンディ作品が、なかったと考えると、結構楽しみ所も多い作品となっていますので、
香港映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。



作品情報
2025年製作 中国製作 アクション
監督 ジングル・マ
出演 チウ・マンチェク、チェン・フェイ、ツァオ・ジーチー、ロー・ホーミン、ジンム・リー、ウィンス・ズン

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