【修行映画!セガール百裂拳!其の四十三】沈黙の帝王(THE PERFECT WEAPON)87分

投稿者: | 2026年9月1日

修行度 🔥🔥●●●●●●●●

(ブレードランナー)のような近未来の世界観で、(ヒットマン)のような主人公が、かつての恋人と共に世界の帝王セガール相手にちょっとだけ戦いを挑む、ジョニー・メスナー主演のこじんまりSFアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、セガールがゲスト的にラスボスとして登場する、ジョニー・メスナー主演のSFアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

近未来、全体主義となったアメリカは、政府組織の指導者によって、国家の敵とみなした者には容赦なく制裁を加えていた。

そんなある日、政府の暗殺者コンドルは、暗殺任務中の現場で、亡くなったはずの恋人ニーナを目撃する。

その場にいる全ての人物の暗殺を指示されていたコンドルは、初めて任務を遂行する事ができず、組織から命を狙われることになるのだった!!

監督は、(Fear of the Woods – The Beginning)や(Living with the Secret Kogi-Tribe)等のティトゥス・パールで、

どこかで観た事のある世界観と主人公が活躍する物語を演出しています。

ティトゥス・パール

物語上の主人公、暗殺者コンドル役は、(沈黙の鉄槌)(詳しくはこちら)や(コズミックシン)等のジョニー・メスナーで、

どこかで観た事のあるようなヒーローを演じています。

ジョニー・メスナー

ヒロイン役となる謎の恋人ニーナ役で、(ブルークラッシュ2)や(ジャーヘッド3)等のサーシャ・ジャクソンが登場し、主人公を惑わせていきます。

サーシャ・ジャクソン

で、主人公、、、、ではなく、近未来世界のボス(帝王)的な指揮官役で、(エンド・オブ・ア・ガン沈黙の銃弾)(詳しくはこちら)や

沈黙の激戦)(詳しくはこちら)と同年のセガールが登場し、主人公を追い詰めていきます。

スティーヴン・セガール

で、その部下である管理者役で、(バトルフィールドアース)や(ブラックホークダウン)等のリチャード・タイソンが登場し、主人公に迫ります。

リチャード・タイソン

で、主人公に拷問をかける尋問官役で、(マッドマックス2)や(コマンドー)等のヴァーノン・ウェルズが登場し、主人公を責めます。

ヴァーノン・ウェルズ

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、全体主義のもと、政府の秘密組織の指導者によって国民の生活や命が、あらゆる局面で管理されている近未来のアメリカで、

国家の敵となる全ての者には、容赦ない制裁が加えられる中、政府直属のトップエージェントであるコンドル(ジョニー・メスナー)が、

反乱分子のリーダーの暗殺任務に挑むシーンから始まります。

いつも通り確実に任務をこなし、次の標的となる、ある先導者の暗殺任務に取り掛かりますが、その任務の最中、標的に銃を向けた、まさにその瞬間、

標的の傍に、数年前に亡くなった恋人のニーナ(サーシャ・ジャクソン)の姿を発見してしまいます。

坊主『えっ!?』
元カノ『ん?』

確かに自分自身の手で埋葬した恋人との突然の再会に、冷静さを失いかけるコンドルですが、その場の全員を暗殺する、

という任務はどうしてもこなすことが出来ず、標的だけを暗殺し、ニーナを残してその場を後にします。

坊主『で、、、できねえ、、。』
坊主『ボスに起こられるかな、、、。』

これまで何の感情も入れずに、上司の指示通りに任務をこなしてきたコンドルですが、この目撃者を逃がすという判断をした事で、

組織の最高司令官(スティーヴン・セガール)は、コンドルは今後、組織にとっての危険分子に成りうると判断し、部下である管理者(リチャード・タイソン)に命じてコンドルの始末を命じます。

セガール『あいつはアカン。いてまえ。』

しかし、コンドルに情が移っている管理者は、始末はせずに脳波による再プログラム化を施す事で、もとの無感情で従順なエージェントに作り替えるように提案します。

しかし、この再プログラム化の最中に、何者かの手引きによって施術が中断された事でコンドルは意識を取り戻し、施設の脱出を図ります。

で、施設内を彷徨うコンドルは、ある部屋で自身と同じように囚われの身となっているニーナを発見し、迷わず救出、一緒に脱出して、2人で追われる身となっていきます。

坊主『んっ!?』
坊主『いたっ!!』

数年ぶりの再会に想いを確かめ合う二人ですが、そこに裏切り者の存在を確信した尋問官(ヴァーノン・ウェルズ)が姿を現し、

あっけなくコンドルは、再び囚われの身となってしまいます。

拷問大好きな尋問官による非道な拷問に耐え、なんとか命を繋ぐコンドルですが、その後訪れた絶体絶命の危機に、意外な人物が協力者として現れ、

その後救い出されたコンドルとニーナは、反乱組織と合流し、ついに社会を牛耳る指揮官との決死の戦いに挑む!!!!

、、、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

セガール『おうっ!!よう来たのぅ、ワレ!!』
坊主『、、、、、、、。』

スティーヴン・セガール主演、、、、、、ではなく、ジョニー・メスナーが主演の近未来SFアクション作品です。

他のキャストによる物語上の主人公を配置しておきつつ、自身は登場シーン少な目に美味しい所だけを持って行く、

というパターンが、後期セガール作品の一つのパターンではありますが、本作は珍しく主人公の宿敵となるラスボス役で登場するという、

セガール作品中でも異色の内容(ほかにも存在はしますが、、、)となっています。

帝王

さらに、セガールがSFジャンルに?という意外性も感じますが、合間に入るちょっとした風景シーンが(ブレードランナー)チックな西洋と東洋の融合と、

デジタルパネル広告等(セガールも映ります)のネオンサインが目立つというだけで、特に作り込まれたセット等も一切ありませんので、

結局のところ、ほとんど、どこかの建物内でのドタバタがメインで、SF風味は味付け程度、セガール風味に関しても、なんとなく香る程度の、かなりの薄味なSF世界観となっています。

ですので、作品内容を簡単に言ってしまうと、管理社会で体制に反旗を翻す無表情のスキンヘッドな(ヒットマンジョニー・メスナーが、

室内で悪政府の組織員とゆるく戦いを繰り広げ続ける、こじんまりとしたSF風味の、のんびりアクションとなっています。

もっさり

ですので、初期セガール作品のような、豪快で爽快感のあるアクションや俺様ストーリー、中期以降のほとんどの作品に共通している、

誤魔化しカット割りとスタントの多投で、少ない出演シーンで、いかに強引に主人公として君臨できるのか?を追求したような内容でもなく、

登場シーンは10分程度、アクションは、ちょこっとだけ、という

セガールの後ろ姿スタントダブルさえ登場する機会がない

ちょっと残念な内容となっています。

それでも、ジョニー・メスナーが、胸のすくアクションを披露していたリ、感情移入ぜすにはおれないような緊迫感を表現していたリ、

という感じで、B級SFアクションとしての見所が豊富であればセガール感が2%ほどでも、それはそれで楽しめるのですが、

これが感情を失った主人公が、かつての恋人と再会して、失っていた感情を取り戻してき、反乱分子のリーダーとなっていく、

という感情の流れが大事な物語であるはずなのに、

最初から最後まで、一貫して全ての事に他人事のようなロボフェイス

なので、

ヒーローとして感情移入できるところまで行っていないのが、さらに残念なポイントとなってしまっています。

さらに、ラストでは、あの無敵のセガールが???というようなラストシーンを迎えますが、その直後に反則みたいな二段落ちがあったりして、

なんなら続編に続くような終幕を迎えますが、今現在でも続編は製作されていません、、、。

セ、、、、、、セガールが、ついに!!
セガール『、、、ほな、いぬわ、、。』

という事で、数あるセガール作品中でも、なかなかに修行覚悟の必要な作品ですが、中盤で(マッドマックス)や(コマンドー)等の

ヴァーノン・ウェルズが登場して、いつものように厭な感じで主人公を拷問にかけたり(それは見所か?という議論はさておき)と、見所もある作品となっていますので、

セガールファンの方や、SFアクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2016年製作 アメリカ製作 SFアクション

監督・脚本 ティトゥス・パール 製作総指揮 スティーヴン・セガール

出演 ジョニー・メスナー、スティーヴン・セガール、サーシャ・ジャクソン、リチャード・タイソン、ヴァーノン・ウェルズ、フィリップ・フォルナー

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