おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
最95回アカデミー賞助演男優賞受賞のキー・ホイクワンが(インディジョーンズ魔宮の伝説)(グーニーズ)でブレイク後に台湾で出演した(カンフーキッド)や(キョンシーズ)のようなファミリー向けドタバタ現代アクション!!
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作品紹介
1990年4月28日公開
劇場公開タイトル キー・ホイクァンのドロボーズ
今回ご紹介する作品は、アカデミー賞を受賞したキー・ホイクァンが出演した台湾製ドタバタアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
少年スリのカンと女性詐欺師ブン、ずっこけ強盗のリョウが街で知り合った。
一旦は分かれる3人だったが、街を牛耳るギャング団に破産寸前まで追い込まれている孤児院の雑技団を救うため、
3人は再び協力し、盗みのテクニックを活用してギャング団に戦いを挑むのだった!?
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人気絶頂だった(インディ・ジョーンズ魔宮の伝説)や(グーニーズ)でブレイク後にキー・ホイクァンが出演したドタバタアクション作品です。
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その後(炎のマーシャルアーツ)(パッセンジャー過ぎ去りし日々)等を経て出演作品も少なくなってしまいましたが、
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(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)(詳しくはこちら)の重要な役柄で、奇跡の復活を遂げています。
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そんなキー・ホイクァンが主演する本作ですが、単独主演というわけではなく、個性豊かな3人のキャラクターが活躍する物語となっています。
一応、邦題タイトル的には(グーニーズ)からあやかって(ドロボーズ)というチーム名になるのでしょうか、、。
そんな名前を付ける泥棒チームはいないと思いますが、、、。
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で、そのドロボーズの実際はキー・ホイクァンよりも主役的に活躍するズッコケ要員に、(天才小兵)等のコメディ作品等で活躍しているリャオ・チュン、
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そして、ヒロイン役のメンバーとして(平安夜)(詳しくはこちら)や、ユン・ピョウ主演の傑作ハードアクション(オン・ザ・ラン非情の罠)等の香港女優パット・ハーが華を添えています。
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この別々に活躍していたスリとスッコケ強盗、女性詐欺師の3人が、共通の知り合いである雑技団の団長が率いる孤児院兼雑技団を、
あくどい取り立てをするギャング団のボス(リャオ・チュンが一人二役)から、借金の借用書を取り戻し、
やっつけるために一肌脱ぐ、というのが基本のストーリーとなっています。
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大筋としては、分かり易い人情喜劇、という感じですが、そこは(カンフーキッド好小子)(詳しくはこちら)や、
(キョンシーズ)(キョンシーグーニーズ)(詳しくはこちら)等わんぱくキッズものが得意な台湾映画ですので、
とにかく、ドタバタで、物語の本筋よりも、お下劣ギャグをメインで描いていきます。
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ですので、3人は冒頭なんとなくそれぞれの別件で追いかけられている所に出くわして、一緒に逃げて、ほとぼりが冷めたら分かれていきますが、
その後、リャオ・チュンが銀行から出てきた女性のカバンからお金をスろうとバスに乗って後を付けている内に一目惚れしていしまい、
そのまま後を付けていると人里離れた場所にある雑技団の施設兼孤児院に到着し、女性は高利貸しのギャング団に詰め寄られている雑技団の子供達を指導する先生だったので、
さっき街で見かけて、後を付け回した初対面の、名前も知らない女性のために、高額の借金返済を請け負う、
という、なかなかの行き当たりバッタリな物語となっています。
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しかも、その雑技団団長の姪がまさかのパット・ハーで、詐欺で得たお金も、実は孤児たちを養う雑技団経営の叔母に渡すため、という義賊的な背景が発覚し(そういう感じではありませんでしたが、、)、
さらにキー・ホイクァンも実は幼い頃に雑技団の外に捨てられていたところを叔母が拾って育ててくれたので、恩返しにコソ泥を働いている、
という犯罪と人情がごちゃ混ぜになったような一応、人情物語となっています。
というより、後半強引に人情物語に路線が変わっていきます。
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あちこちと脱線はしますが、基本的には台湾映画お得意のお下劣ギャグのオンパレードとなっていて、
ちょっと暗そうになる雰囲気も、笑って吹き飛ばして、ついでにリャオ・チュンの着ている服も吹き飛ばして尻が丸見えになる、ような作品となっています。
流石の台湾映画です。
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で、そこへギャング団のボスがリャオ・チュンと瓜二つ、というお約束のギャグ展開で、ボスに化けたリャオ・チュン率いるドロボーズが、
ボスからの借用書奪還大作戦に挑む、というのが後半の流れとなっていきます。
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物語も、色んな設定もごちゃごちゃっとしていますが、やはり(カンフーキッド)を生んだ台湾映画界だけあって、
アクション自体はハイレベルで、何度となく挿入される乱闘シーンや、中盤長めに挿入されるカーチェイスシーン等、
結構な怪我人が出ていてもおかしくないような激しいアクションの連続となっています。
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この物語がハチャメチャなのに、アクションはハイレベル、というのが、台湾映画の一つの特徴とも言えますので、
お下劣ギャグは好き嫌いがはっきり分かれてしまいそうですが、アクション作品としては十分に楽しめるめる作品となっています。
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という事で、復活を果たしたキー・ホイクァンの子供時代の魅力が詰まった楽しい作品となっていますので、
香港映画好きの方や、台湾映画好きの方等等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
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作品情報
1986年製作 台湾製作 アクションコメディ
監督 リン・チャンシャー
出演 キー・ホイクァン、パット・ハー、リャオ・チュン、ポン・ポン、ルイ・インイン
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