【レア作品!香港映画】チャック・ノリスin地獄の刑事(黄面老虎SLAUGHTER IN SAN FRANCISCO/KARATE COP)89分

投稿者: | 2026年3月24日

おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

ゴールデンハーベスト社製作によるチャック・ノリス主演のポリスアクション!!、、、、ではなく、ウォン・タオ単独主演のアクションに、ラスボスとしてチャック・ノリスが少しだけ登場するサンフランシスコを舞台にした格闘アクション(警察官だけど拳銃は一切使いません)!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、(ドラゴンへの道)が大ヒットしたチャック・ノリスが、再び香港映画に登場したアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

サンフランシスコで警察官として働くダンは、ある日相棒のジョンとパトロール中に暴漢に襲われている中国娘シルビアを救うが、

取り調べに対してシルビアは友人とふざけていただけと証言する。

その後、その暴漢たちの仲間によって拉致されたジョンを救うダンだったが、その時の争いで相手を死なせてしまったため、殺人罪で服役する事になるのだった。

出所後、新しい職に就いたダンのもとへ、あの暴漢たちがボスと共に姿を現し、ダンを組織の一員へとスカウトするが、

正義感の強いダンがこの誘いを断った事で、ダンは巨大な組織を敵に回すことになるのだった!!

監督は、(ドラゴン危機一発)や(ドラゴン怒りの鉄拳)等のロー・ウェイで、サンフランシスコを舞台にした分かり易いポリスアクションを演出しています。

主人公となる警察官ダン役は、(南拳北腿))(詳しくはこちら)や(少林の鉄爪 鷹拳)(詳しくはこちら)等の

ウォン・タオで、力強いアクションを披露しています。

ウォン・タオ

で、ラスボスとして少しだけ登場するのは、(ドラゴンへの道)でデビュー後、本作や(地獄のヒーロー)等で、

着実にアクション俳優としての活躍の場を広げて行った時期のチャック・ノリスで、出演シーンはかなり少ないですが、しっかりしたアクションを披露しています。

チャック・ノリス

で、ヒロインとなる街の不良娘役で、(悪漢探偵)シリーズや(殺しのストッキング)(詳しくはこちら)等の

シルビア・チャンが登場し、可憐な魅力を発揮しています。

シルビア・チャン

で、犯罪組織のノリスの部下役で、(霊幻道士)(詳しくはこちら)や(霊幻勇士VS黒魔術 シャインゴースト)(詳しくはこちら)等の

ラム・チェンインが武術指導兼任で登場し、主人公に襲い掛かります。

ラム・チェンイン

同じく犯罪組織のノリスの部下アラン役で、(霊幻師弟 人嚇人)(詳しくはこちら)や(少林醉八拳)(詳しくはこちら)等の

チン・ユッサーンが登場し、身軽なアクションを披露しています。

チン・ユッサーン

で、犯罪組織と手を組む汚職刑事ニューマン役で、(Blind Rage)等のダニエル・アイバンが登場し、主人公を追い詰めていきます。

ダニエル・アイバン

で、主人公の相棒ジョン役で、(やつらを高く吊るせ)や(Adiós Amigo)等のロバート・ジョーンズが登場し、犯罪と対峙していきます。

ロバート・ジョーンズ

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、サンフランシスコで警察官として働くダン(ウォン・タオ)が、

相棒の警察官ジョン(ロバート・ジョーンズ)と共に今日も担当区域をパトロールしているシーンから始まります。

気心の知れた二人は、和気あいあいを任務をこなしますが、ある地域で、女性が助けを呼ぶ声を耳にします。

女性の声のする方へ向かってみると、2人の男に襲われつつある一人の女性を発見、即座に行動に移したダンとジョンは、

銃は使用せずに、得意の格闘術を使って悪漢を叩きのめし、そのまま警察署に連行していきます。

で、署に戻ってみると、それまで怯えていた様子だった被害者のシルビア(シルビア・チャン)の態度は一変し、

不良娘っぽい態度で、自分は襲われていたのではなく、ふざけていただけ、という謎の証言をします。

シルビア『ふざけてただけっしょ。』
大人一同『えっ!?』

あっけにとられるダンとジョンですが、それ以上どうする事もできないので、その場はシルビアと二人の男の釈放を見送る事になります。

ダン『、、、、、、、、、、、。』

そんな不可解な出来事があった数日後、休日に家族と出かける事になったジョンは、前を走るトラックが急に停車して、何かの助けを求める素振りをみせたため、

近寄ってみると、突然トラックの荷台から大勢のゴツい男たちが姿を現して、ジョンを強引に拉致して連れ去ってしまいます。

悪者一同『わっせ、わっせ、わっせ!!』

慌てたジョンの奥さんのダイアンは、親友であるダンへと即座に連絡、知らせを受けたダンは速攻でバイクにまたがって現場に向かいます。

涼しそうな表情で親友の危機に駆け付けるダン

ダイアンと合流したダンは、そのままトラックを追ってバイクを走らせると、ある見晴らしの良い海岸でジョンが殴る蹴るの暴行を受けていたので、

自身も参戦し、得意のカンフーで悪漢を圧倒しますが、勢い余って

奥さん『さらわれたっ!!』    ダン『まかせとけっ!!』
見晴らしの良い海岸で蹴られるジョン
ダン『せいやっ!!!』
ダン『なめるなよっ!!』
ダン『こ、、、、このやろうっ!!』
ダン『はっ!!や、、、やりすぎたっ!!』

敵の一人を絞殺

してしまいます。

その後、

殺人の罪に問われたダンは、殺人罪で起訴されて警察官の職を辞して服役する事になります。

そして、

たったの一年後に出所

したダンは、ウェイターの職に就いて真面目に勤務し始めますが、そのレストランの来店客として、あのシルビアと二人の偽暴漢たちが現れて、ダンに嫌がらせをしていきます。

厭な奴ら『へらへらへらへら。』

しかし、冷静なダンは、三人の小悪党達には動じず、平気で業務をこなしていきますが、そんな様子を見ていたひとりの男が、

ダンが食事を持ってきたタイミングで、手の甲に煙草の火を押し付ける、というキツい嫌がらせ、というか暴行してきますが、

それも冷静なダンには通じず、そのまま男は部下に金を支払わせて立ち去っていきます。

男(ノリス)『コーヒーおかわりっ!!』
じゅううううう、、、
ダン『ぬうう、、、。』
男(ノリス)『へへへ、、、やるなぁ。』

しかし、その直後、この部下から男の下へと出向くように要請されたダンは、揉め事を起こしたくない店長の勧めもあって、その男と面会する事になります。

店長『揉め事は困るよ、、。』  ダン『了解ス。』

その男こそ、その辺り一帯で暗躍する巨大犯罪組織のボス(チャック・ノリス)で、凄腕ぶりを買われたダンは、犯罪組織の一員としてスカウトされますが、

勿論、正義の心を持つ前科者ダンが、そんな誘いを即座に受け入れるはずもなく、とりあえず返事は保留という事で、後日また面会する事になります。

ノリス『俺の下で働け。』
ダン『まぁ、嫌ですけどねぇ、、。』

そんな出来事があった数日後、今でも親友同士のダンとジョンはバーでフラフラになるまで飲み明かす仲ですが、

ある夜の深夜、バーの前で別れたジョンに、何者かが襲いかかります。

翌日、その近辺の銀行で強盗事件が発生していた事が発覚、中国人による強盗団の行方を追った警察は、

警察犬の手掛かりを頼りに、民家の庭先でジョンの遺体を発見します。

その民家は、シルビアが両親と暮らす民家で、シルビアの両親は、身に覚えのない容疑で、銀行強盗とジョンの殺人の罪を着せられてしまいます。

そんな事件が連続で発生し、親友を失ったダンは、真犯人を突き止めるために、単独で捜査を開始し、現場に落ちていた衣服の切れ端から、

自身も接触した犯罪組織のメンバーを特定、犯人を捕らえるために動き始めますが、捜査を進める事で、その犯罪の影に潜む大きな陰謀の存在を確信する!!

、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

ダン『ゆ、、、ゆるさん!!』

ドラゴンへの道)でブルース・リーと激闘を演じたチャック・ノリスが、再び同ゴールデンハーベスト社製作のアクション作品に出演し、

デビュー間もないウォン・タオと共演したポリスアクション作品です。

ジュースを飲むウォンと
りんごをかじるノリス

チャック・ノリスは、残念ながらまだまだ俳優転身後間もない時期の作品ですので、邦題イメージに反して主人公ではなく、

主人公の刑事はウォン・タオが演じ、その主人公を罠に嵌める犯罪組織のボスとして登場する事になります。

ですので、重要な役柄ではあるのですが、あまりノリスに演技面で負担がかからないような位置に存在していて、

実際の犯罪自体は、部下役のラム・チェンインや、チン・ユッサーン等が、この時期にしては珍しく台詞のある役柄で担当し、

武術指導も兼ねたアクション等もこなしつつ、主人公達に迫っていきます。

ラム・チェンイン
チン・ユッサーン

ウォン・タオも、いつものような清潔感とハツラツとしたアクションで、しっかりとしたアクションを披露し、

大勢を相手にしたカンフーや、ラスボス・ノリスとの激闘を繰り広げて見せ場を作って行きます。

ただ、若干活躍し過ぎというか、基本的に警察官なのに悪党に対して一切銃も使わずに、鉄拳だけで乗り切ってしまえるほどの使い手で、

結構な存在感で引っ張りに引っ張り、待ちに待ったノリスとの決戦も、特にピンチに陥る事なく4分ほど拳を交えて圧倒してしまう強さですので、

なんとなくあっさり目にラストバトルが終結してしまうのが残念です。

正直、(ドラゴンへの道)の強敵感と比べると、本作に関してはかなり薄味となってしまっています。

あと、本作のもう一つの大きな魅力として、ウォン・タオ同様にまだデビューして間もない若き日のシルビア・チャンが登場し、

主人公に絡みつつも、後半では目を覚ます不良娘役を健気に演じて、殺伐とした物語に華を添えています。

登場当初はイヤミな役柄で、主人公を罠に嵌め、両親が警察に捕まっても平気でガムをかみながら余裕をかまし、

彼氏の兄(ノリス)に襲われそうになったところを阻止してくれた彼氏が、ノリスにシバかれまくっている所をスルーして自分だけ逃げ帰り、

その足で、さっきまでおちょくっていた主人公に都合よく助けを求める、というかなり自己チューな役柄ですが、

若さ溢れるシルビア・チャンの魅力は、そんな厭な感じの役柄でも、全然厭な感じを漂わせないぐらいに魅力を放ち、作品の大きな魅力の一つとなっています。

正直、このシルビア・チャンの魅力と、チャック・ノリスのそんなに活躍しないにも関わらず存在感だけはたっぷり放つオーラによって、

出ずっぱり主人公であるはずのウォン・タオの存在感はかなりかき消されてしまい、結果的に作品全体を通してなんとなく地味な印象を受ける作品となってしまっています。

という事で、残念ながら誰もが楽しめる痛快アクション、という感じではありませんが、ウォン・タオのちょっと薄味ヒーローぶりと、

若さほとばしるシルビア・チャンの魅力、そして登場シーンが少ないにも関わらず存在感だけは物凄い、チャック・ノリスの活躍が楽しめる貴重な作品となっていますので、

アクション映画好きの方や、香港映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1974年製作 香港・アメリカ製作 アクション

監督・脚本 ロー・ウェイ 製作 レナード・ホー 武術指導 ラム・チェンイン、チン・ユッサーン

出演 ウォン・タオ、チャック・ノリス、シルビア・チャン、ロバート・ジョーンズ、ダニエル・アイバン、ラム・チェンイン、チン・ユッサーン

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