人狼ゲーム 夜になったら、最後(WEREWOLVES WITHIN)96分

投稿者: | 2022年12月14日

おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

アメリカで人気のチャット型ゲーム(WEREWOLVES WITHIN)を映画化した、会話劇中心のホラーコメディ!!

作品紹介

2022年1月28日公開

今回ご紹介するのは、アメリカで人気のゲーム(WEREWOLVES WITHIN)を映画化したホラーコメディ作品です。

それでは、まずはあらじから、

雪に覆われた田舎町、ビーバーフィールドに赴任してきた新任レンジャーのフィン、まだまだ村では新顔の郵便配達人セシリーに村を案内され、個性的な村人を紹介される。

その翌朝、村人の飼い犬が何者かに殺害される事件が発生する。

その事件をきっかっけに次々と不可解な事件が発生し、さらに雪によって外界と遮断されてしまった村人たちは、

何者かの気配が迫って来るのを感じるのだった!?

アルバトロス社のDVDリリースという事で、その嘘みたいな邦題から、いつものようなチープな一部のコアなファン向けの作品を想像してしまいますが、

これが、実際は、アメリカで人気の人狼ゲームである(WEREWOLVES WITHIN)をしっかりと映画化したホラーコメディ作品で、

興業収入全米10位という事で、正真正銘、結構ヒットした話題作となります。

ですので、邦題は(サブタイトルは別として)実は直球なタイトルとなっています。

ゲーム自体は、VRゲームで、村人側と人狼側に分かれて、制限時間内に相手チームを全滅させたら勝利、というチャット型のゲームとなっています。

しかも、声質の抑揚を感知してキャラクターの表情に反映させたりするので、動揺しながら会話すると正体がバレてしまったり、

という感じで、非常にリアルに正体探しの騙し合いが楽しめる内容となっているようです。

そのゲームを製作しているUBISOFTが、本作も出資して製作したコメディホラー作品となります。

そのゲームの設定を、村人側と人狼側ではなく、古くからその村に住んでいる住民達と、

新任側目線で物語は進みます

そこにやってきた新任レンジャーや、街を開発するための契約を取りに来た有力者、新任の郵便配達人等、

新しくやって来た人たちが、上手く混ざりあって、自分たちの中にいると思われる本物の人狼を見つけ出す、

という会話劇を招待暴きを中心とした心理合戦が、メインの作品となっています。

勿論サスペンス描写や、ホラー描写等もありますが、あくまで会話から導き出される物語展開を楽しむ、というのが本作の趣旨ですので、

グロさ等の狼男ホラー要素は、結構控えめとなっています。

ただ、このメインの会話のリズムや、個性的な格キャラクターの描かれ方が、流石にゲームが基となってるだけあって、

非常にテンポが良く、一見嫌味なキャラクターも、どこか憎めない部分があったりして、その会話のやり取りを聞いているだけでも楽しめるようになっています。

個性的なキャラクター

物語展開も面白く、ミスリードや、意外な人物の活躍、そして意外な犯人まで、色々予測しながら鑑賞しても、

その都度予想を裏切られるような展開にもなっていき、また会話のテンポの良さ(字幕を読んでいる身分からすると、多少追い付かない部分はありますが、、)が、

色々と予測を巡らせる暇を与えずに、次々と新しい情報と、どうでも良いような情報を織り交ぜて提供してきますので、

会話を聞いて、その流れを見ているうちに、また新しい展開に入っていく、という常に興味を惹かれ続けるストーリーとなっています。

その物語展開を細かく書いてしまうと、作品の楽しみが半減してしまいますので、割愛させていただきますが、

散りばめられた伏線もしっかりと回収しながら、ラストの落ちまで一直線な、楽しみやすい作品となっています。

という事で、会話劇中心で、期待していた内容と違う、と感じる方は多いかもしれませんが、内容的には、しっかりとストーリー展開を楽しめる作品となっていますので、

ホラー映画好き、コメディ作品好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2021年製作 アメリカ製作 ホラーコメディ

監督 ジョシュ・ルーベン

出演 サム・リチャードソン、ミラーナ、ヴァイントゥルーフ、ジョージ・バジル

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