モンスターハントレス(MONSTER HUNTERS)88分

投稿者: | 2022年1月30日

おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

(モンスターハンター)便乗タイトルながらも内容はほとんど(プレデター)な4~5人の特殊部隊とエイリアンが、その辺の山で戦ういつものアサイラム作品!!

モンスターハントレス

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、監獄船から逃げ出したエイリアンと特殊部隊が戦うバトル作品です。

それでは、まずはあらすじから、

カリフォルニアの砂漠地帯にUFOが墜落し、米軍の特殊部隊が調査に向かう。

そのUFOは実は地球外の凶悪モンスターを護送する刑務所船で、墜落によって、中に捕らわれていたモンスターが解き放たれてしまう。

軍の上層部は、事態を収拾するために衛星核ミサイルによる攻撃を決断、カウントダウンが開始される中、隊員たちの命がけのミッションが始まるのだった!?

シャークネード)シリーズや多くのサメパニック作品でお馴染みアサイラム社製のエイリアンバトル作品です。

アサイラム社作品というロゴが冒頭で表示された時点で、もうどんな感じの作品かは観なくても予想できてしまいますが、

実際は、、、、、

やっぱり、予想通りの作品となっています。

今回はミラ・ジョヴォビッチ主演のゲーム映画化大作(モンスターハンター)の公開に合わせて急遽製作リリースされたあやかり作品です。

映画 モンスターハンター - 作品 - Yahoo!映画
こちらが本家、内容はかすりもしていません

日本版DVDジャケットは例によって、何気にパッケージを手に取ってしまうと間違うような(それを狙った)ややこしいデザイン(因みに日本版ジャケットに映っている女性は出てきません、、、)で、

混乱を招きますが、本国版ジャケットはなんとなく似たようなイメージのバージョンと、作品本来のイメージのバージョンが存在するようで、

どちらがメインだったのかは分かりませんが、一応クレームが来た時の対策として念のため用意しておいたのかもしれません。

Asylum's MONSTER HUNTERS - MockBuster Released!! | HNN
THE ASYLUM

因みに本作の邦題が(モンスターハントレス)で原題が(MONSTER HUNTERS)です。

タイトルまでややこしいですね、、。

本家の原題に複数形のSを付けただけのタイトルが非常に危ういですが、本家が、そもそも直球なタイトルなので、ありがちと言えばありがちですね。

そんなあやかりタイトルの本作ですが、内容としては、本家のような異世界を表現することは予算的に厳しかったのか、

異世界ではなく、その辺の森林で特殊部隊員が謎のエイリアンとバトルを繰り広げる、という(プレデター)のシンプルな模擬作品となっています。

その森林も(プレデター)のようなジャングルの密林で特殊部隊のエリート、シュワルツェネッガーが、己の持つ全ての能力を駆使して激突する、

といったギリギリのサバイバル感は皆無で、男子2人(うち1人は早々に退場)と3~4人の軍服を着た女子が、見通しの良いその辺の裏山で、

ごちゃごちゃ言いながら、エイリアンというより安めのCGモンスターと長めのバトルを繰り広げる、といった、

いつもの温めのモンスターバトル作品となっています。

ハイキングコースみたいな裏山ではしゃぐモンスター(広場で首輪を外してもらった飼い犬の感じ)

メインの裏山バトルでは、いつものように登場人物にも、それほど感情移入できませんので、あくまで他人事のように延々と続く(プレデター)ごっこを見守り続けるしかないのですが、

Watch Monster Hunters | Prime Video
いつものように感情移入を許さない主人公
ううむ、、

途中で登場する武器も、どうもエイリアンが使っていた武器を無断借用して再利用しているようで、なんとなく落ちている物を拾ってなんとなく感覚で使えてしまいます

昔のレトロゲームを説明書無しでなんとなくプレイできてしまう感覚でしょうか。

拾ったエイリアンのサイコガンでエイリアンに対抗するメンバー。女『良いの拾ったね』男『カッコ良いだろう、これ』

最終的にはバトルは一旦中断して研究室みたいな広めの倉庫に移動して、そこでエイリアンとの2回戦となるのですが、

ここからは(ジュラシックユニバース:ダークキングダム)シリーズ(詳しくはこちら)等の最近のアサイラム社製作品の十八番展開で、

建物内で特殊部隊員とモンスターが追いかけっこバトルを繰り広げる展開へと移行していきます。

廊下で戦うメンバー

ボ~っとしていると、他の作品と勘違いしてしまいそうですが、本作は恐竜ではなく一応モンスター系のエイリアンと戦う作品ですので、

そのままバトルを進め、なんとか決着が付きそうなところで、倉庫のシャッター前に躍り出ます。

廊下を走るモンスター

で、そのシャッター前で絶体絶命のクライマックス!!となるのですが、そこでスペシャルゲストの(レザボアドッグス)や(レリック)などで有名なちょいワルおじさん、トム・サイズモアが登場します。

トム・サイズモア、本当に本作の作品内容を把握しているのかも微妙ですが、特殊部隊員に離れた場所(別撮影)から(プレデター)ごっこの合間に指令だけを出して、

作品に無理矢理関わっていたのですが、

このラストでは凄く離れた場所にいたはずのトムが突然登場して見せ場をさらっていきます。

当然主人公たちも遠く離れた場所に突然現れたトムにびっくりした様子で問いかけます。

特殊部隊員A(主人公)『どうやってこんな離れた場所まで来たんですか?

トム『(捕獲した)エイリアンの技術で飛んで来たのさ

下の方を見てますけど、本当に状況が分かっているのか?トム。

その技術で戦えよ!!

作品情報

2020年製作 アメリカ製作 SFアクション

監督 レンダン・ペトリッツォ

アンソニー・ヤンセン、コニー・ジョー・セクリスト、マーク・ヴァレリアーノ、ジャリッド・マッセ、トム・サイズモア

その他のアサイラム社製作作品

(猿の惑星)のあやかりというより(ウォーターワールド)な(鮫の惑星)シリーズ

一応戦闘機VS宇宙船などもあります

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