ブルー・ダイヤモンド(SIBERIA)104分

投稿者: | 2020年6月4日

お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

マフィアと取引している宝石商が奪われたダイヤを求めてシベリアを駆け回る大人の雰囲気満載のサスペンス

作品紹介

2019年8月30日公開

今回ご紹介するのは、キアヌー・リーブスがロシアでダイヤモンドの裏取引のために奔走するサスペンス作品です。

それでは、まずはあらすじから、

宝石商であるアメリカ人、ルーカス(キアヌ・リーブス)は最高純度のブルーダイヤモンドを取引するためロシアのサンクトぺテルブルグを訪れていた。

しかし、現地に着いてみるとビジネスパートナーは姿を消しておりダイヤモンドも無くなっていた。

手がかりを求めてシベリアにやってきたルーカスはそこで暮らすカティア(アナ・ウラル)と知り合い、彼女の協力でダイヤを見つけ出すが、それは精工な偽物だった、、。

取引相手であるロシアンマフィアとの期限が迫る中、本物のダイヤの行方を求めてルーカスの捜索が始まる。

現地の住民に襲われる

予告編や劇場ポスター、DVDジャケットのイメージではB級だけど小味のピリッと効いたサスペンス、ぐらいに思って鑑賞したのですが、、、。

これは、なかなかの大人向きのドラマでした。

ジャンルとしてはサスペンスです。サスペンスはサスペンスなのですが、途中不倫だ、なんだのと大人の寄り道が多く、その寄り道に割かれる時間も長いため、途中で一体何の話を観ているのか分からなくなる時間が結構長くありました。

一応ラスト10分前ぐらいに銃撃シーンがありますが、その結末も、なんとも言えないような結末でした。

それでもよくある主演とは名ばかりでほとんどゲストなのに主演扱い、のような作品ではなく、れっきとした有名スターの掛け値なしの主演作ですのでファンの方は十分楽しめるとは思います。

憶測ですが、恐らくキアヌは人柄が良いそうなので、知り合いの企画のために出演してあげた、というのが実情ではではないでしょうか。

近年を振り返れば(ジョン・ウィック)シリーズの合間に本作や(レプリカズ)、(エクスポーズ暗闇の迷宮)、(砂上の法廷)など比較的規模の小さい作品の主演をしていますのでそういった部分でも、仲間を大切にする人柄がでているのかもしれません。

本作でも製作に名を連ねていますし、製作総指揮と製作にクレジットされている人物を数えたら20名も名前が挙がっています。

他の作品でこんなに名前がクレジットされている作品なんてほとんど見かけませんので、気心の知れた仲間たちが協力して製作した、と考えると本作鑑賞後の感想も少しは変わるかもしれません。

まぁ、内容とは関係ないですけども、、。

B級でも良いのでもう少しエンターテイメント寄りにしてもらえたら楽しみ方もなんとかなったと思うのですが、、。

それにしても最近深刻な表情のキアヌしか見ていないのでこの辺で笑顔の多い作品が観たいところですね。

次回作は(ビルとテッドの大冒険)シリーズのまさかの最新作らしいので今から楽しみです。

行方をくらますパートナー

作品情報

2018年製作 アメリカ・カナダ製作 サスペンス

監督 マシュー・ロス 製作 キアヌ・リーブス

出演 キアヌ・リーブス、アナ・ウラル、パシャ・D・リチニコフ、モリー・リングウォルド

ダイヤを求めて不倫相手とダイヤ捜索

スタッフ・キャスト

出演は近年も(ジョンウィック)シリーズなど常に活躍し続けているキアヌ・リーブス。

共演に(トカレフ)や(スタートレック)などで活躍するロシア系アメリカ人パシャ・D・リチニコフ。

そして、出演シーンは少ないながらもかつてジョン・ヒューズ監督作品などでブームを起こした一連の青春映画で有名になったモリー・リングウォルドがキアヌの奥さん役で出演しています。

55歳に見えないですね

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