バトル・オブ・ザ・キラーズ (JHONNY & CLYDE)100分

投稿者: | 2024年3月13日

おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ミーガン・フォックスが殺し屋バトルロワイヤルで大暴れする作品、、、、、ではなく、無軌道犯罪者カップルが、ミーガンが取り仕切るカジノの売上金を強奪しようとスーサイドスクワッド風の悪党チームを結成してやりたい放題に暴れまわる善人が登場しないクライムアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、ミーガン・フォックスが出演したクライムアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

有名な連続殺人者カップル、ジョニーとクライドが街に帰ってきた。

ふとしたことから、凶悪な犯罪組織のボス、アラナが所有するカジノの売上金保管庫の見取り図を手に入れた二人は、

かつての犯罪の仲間たちを誘い、最狂軍団を結成して強奪計画を決行する!?

監督・脚本は、ルビー・ローズ、ドン・ジョンソン出演の(The Collective)やホラーアクション(Army of the Damned)等の

トム・デヌッチで、どこかで見た事のあるような世界観の作品世界を描いています。

トム・デヌッチ

主人公、、、、、ではなく、主人公達と戦うカジノのボス役で、(エクスペンダブルズ ニューブラッド)や(ミッドナイトキラー)(詳しくはこちら)等の

アクション作品への出演が続いているミーガン・フォックスが登場し、薄着でサイコバイオレンスな独特のキャラクターを演じています。

ミーガン・フォックス
ミーガン・フォックス

で、物語上の主役の犯罪者役で、(ゾンビランド ダブルタップ)(詳しくはこちら)や(バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ)等の

アバン・ジョーギアが登場し、バイオレンスな犯罪者を楽しそうに演じています。

アバン・ジョーギア
アバン・ジョーギア

で、その相棒となる女性犯罪者役で、(スケートキッチン)やそのドラマ化(ベティ)等に出演している

アジャニ・ラッセルが登場し、無軌道な犯罪を繰り返していきます。

アジャニ・ラッセル
アジャニ・ラッセル

で、後半登場する謎の女性役で、リチャード・ギアと共演した(北京のふたり)や(ファイナルレベル)(詳しくはこちら)等の

バイ・リンが登場し、相変わらずエキセントリックなキャラクターを演じています。

バイ・リン
バイ・リン

で、後半仲間となる殺し屋の一人役で、(セクション8リベンジミッション)(詳しくはこちら)や(ハード・トゥ・キル)(詳しくはこちら)等の

ロバート・ラサードが登場し、やりたい放題に暴れまわります。

ロバート・ラサード
ロバート・ラサード

で、後半仲間になり、最後まで主人公カップルと運命を共にする犯罪者役で、ドルフ・ラングレン主演(ゾンビハンター)(詳しくはこちら)や

クロムスカル)シリーズ(詳しくはこちら)のクロムスカル役でもお馴染み、ニック・プリンシペが登場し、大暴れしていきます。

ニック・プリンシペ

で、後半仲間になる爆弾専門の犯罪者役で、(ミスターガラス)や(21ブリッジ)(詳しくはこちら)等のチャールズ・W・ハリス3世が登場し、一瞬で燃え尽きます。

チャールズ・W・ハリス3世
チャールズ・W・ハリス3世

で、娘の復讐のため、主人公犯罪者カップルを追う男役で、(アメリカンハッスル)や(ゲームプラン)等のアルメン・ガロが登場し、

元刑事と共にバディを組んで主人公を追い詰めていきます。

アルメン・ガロ
アルメン・ガロ

そんなスタッフ・キャストで製作された本作の物語は、いきなり主人公であるアバン・ジョーギア演じるジョニーと、アジャニ・ラッセル演じるクライドが、

無軌道に強盗と殺人を犯しながら、やりたい放題やっているシーンから始まります。

二人共ノリノリでイケてる風の犯罪者カップルで、一応作品世界の中では、あの犯罪者カップル(ジョニー&クライド)が帰ってきた、という報道のされ方なので、

既にやりたい放題やった後に、どこかに姿を隠し、また現れた、という事ですが、何故帰って来たのか?

どこに潜伏していたのか?等の説明は無く、一部過去の殺人シーンのみが描かれます。

で、暫く、コンビニの店員を脅かして、カッコ良い風にキメた後に、結局銃弾を浴びせたり、殺人者カップルがお互いへの愛を語り合うシーンが描かれたり、

という感じで、開始早々にカップルの無軌道バイオレンスぶりが割と長めに描かれます。

で、その合間に、カジノを仕切る闇組織の大ボスの娘であるミーガン・フォックスが、どこかの特ダネ記者の取材を受けるものの、

結局あっけなく銃弾を浴びせる、というこちらも、到底感情移入はできないような役柄で(薄着で)登場します。

で、さらにそこに、過去に殺人者カップルに娘を殺害された父親(わざわざ悪人風に描かれています)が、

復讐の機会をずっと狙っていて、ついに宿敵がまた街に戻ってきた、という事で、このおじさんのせいで、刑事の職を解雇された元刑事とバディを組んで、

犯罪者カップルを追跡する、という三つ巴的な構図で物語は進みそうですが、とりあえず犯罪者カップルのやりたい放題が、、、

30分以上続きます。

で、無軌道な犯罪者カップルの犯行ですが、意外に目的のある犯行も混ざっていて、田舎道を走る現金輸送車を襲い、

当然ガードマンには銃弾を浴びせてやりたい放題やりますが、荷台を開けてみると、まさかの小銭ばかりを輸送しているトラックで、計画は失敗、

最後のガードマンにも当然銃弾を浴びせようとすると、、、、、、、

ガード『待ってくれ!!札束の保管場所を知っているんだ!!』

という事で、ミーガンが取り仕切るカジノの売り上げの、秘密の隠し部屋の見取り図を手に入れた犯罪者カップルは、

かつての仲間である斧を振り回す殺人狂ブッチャー(ニック・プリンシペ)、精神病院に入院中で爆弾の専門家ベイカー(チャールズ・W・ハリス3世)、

薬物売買の銃マニア、キャンドルスティック(ロバート・ラサード)の3人を誘って、(スーサイドスクワッド)風の悪党チームを結成して、

ミーガンの秘密のカジノ売り上げ保管部屋襲撃作戦を決行する、というのが大体の大筋となっています。

一応クライマックスには、偽スーサイドスクワッドと闇組織チーム、復讐おじさん、という三つ巴の戦いに、

ミーガンが偶然ゲットしたファンタジックな石のパワーによって、ある来訪者が現れて、さらに、その来訪者を仕留めるためにバイ・リンも登場して、

バトルロワイヤルな展開になって行くのが見せ場ではありますが、その来訪者も世界観には合わないような存在ですので、

散々何の罪もない人々をバンバン銃で撃ってくような血なまぐさい物語に、急にファンタジックホラーのような世界観が混ざる、

という最後の最後まで、監督のセンスで押し切ったような内容となっています。

また、ファンタジーまで混入してバトルロワイヤルを描く割には、肝心のミーガンは一切バトルに参加しない、というのも見掛け倒しで、

米国版、日本版、両方ともミーガンがセクシーに銃を構えていますが、その銃は無抵抗の善人にのみ向けられます。

原題や主人公カップルの設定など、(俺たちに明日はないBonnie and Clyde)から影響受けているのは分かりますが、

主人公達の名前の響きと犯罪者カップルが主人公という点以外は、共通点はほとんど無いような作品となっています。

という事で、40分近く倫理観ゼロカップルの無軌道ストーリーが描かれますので、なかなか厳しいですが、

仲間を集め出す頃には、

さらに酷い倫理観の狂人の中に囲まれれば、倫理観ゼロカップルの不快感も結果的になんとなく薄まる、

という

楳図かずお先生の名作漫画(洗礼)のクライマックスを思い出してしまう(多分私だけですね、、こじつけです、、。)ような作品となっていますので、

クライムアクション好きの方や、(薄着の)ミーガン・フォックスファンの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

ミーガンは
薄着です

この世に夢と希望がある限り、人はいつも罪深い!!

(本作とは関係ありませんが、【洗礼】凄く面白い漫画ですので未読の方は是非お読みください。本作を含めて最近のミーガン・フォックスの容姿を観ていると、洗礼の内容とちょっと被ります、、)

作品情報

2023年製作 アメリカ製作 クライムアクション

監督・脚本 トム・デヌッチ

出演 アバン・ジョーギア、アジャニ・ラッセル、ミーガン・フォックス、アルメン・ガロ、バイ・リン、 ロバート・ラサード、ニック・プリンシペ

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