ラン・ブロンド・ラン(ESCAPE)94分

投稿者: | 2024年5月1日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

人身売買組織に誘拐された美女たちが、決死の覚悟で脱出し、砂漠の荒野を逃げ回る!!、、、けれども銃を持ってリベンジするわけではない脱出アクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、砂漠の荒野を美女が逃げ回るサスペンスアクション作品です。

それではまずはあらすじから、

リゾート地を訪れる若い女性観光客を、遠くから双眼鏡で見つめる男たちがいた。

その男たちは、荒野の真ん中を本拠地とした人身売買組織の者達で、浜辺でくつろぐ美女達を物色し、次々と拉致誘拐していたのだった。

しかし、監禁された女性達は、ぞれぞれ知恵を絞り、男たちに反撃、なんとか砂漠の荒野への脱出に成功するが、

その先には果てしない荒野と、銃を手にした獣たちが待っていた!?

監督・製作は、(クリフハンガー フォールアウト)や(ゾンビ大陸 アフリカン)シリーズ等のハワード・J・フォードで、

過酷な状況からのリベンジレディースアクションを演出しています。

ハワード・J・フォード

主人公の誘拐される女性カーラ役は、(スカイ・モンスター 上空からの襲来)や(キングダム・オブ・ダイナソー)等の

サラ・アレクサンドラ・マークスで、過去にトラウマのある女子を演じています。

本作のサラ・アレクサンドラ・マークス
サラ・アレクサンドラ・マークス

で、事件に遭遇し、サラと一緒に行動する事になる女子役で、本作のハワード・J・フォード監督作(DARK GAME)や、

(CORONAPHOBIA)等のソフィー・ランキンが登場し、後半意外に活躍していきます。

本作のソフィー・ランキン
ソフィー・ランキン

で、ほぼ冒頭のみの登場ですが、主人公の友人役で、モデルで、本作のハワード・J・フォード監督作(透明人間インビジブル)等に出演している

クセニア・イスラモバが登場し、野獣に立ち向かっていきます。

本作のクセニア・イスラモバ
クセニア・イスラモバ

で、犯罪者側のメンバー役で、(H.P. Lovecraft’s Monster Portal)や(HELP)等のルイス・ジェームスが登場し、前半と後半で立場の変わる役柄を演じています。

本作のルイス・ジェームス
ルイス・ジェームス

で、悪の組織のボス役で、(処刑遊戯 DEAD OR ALIVE)や、スコット・アドキンス作品(ゲットバック人質奪還)(詳しくはこちら)等の

ショーン・クロー二ンが登場し、悪の限りを尽くします。

本作のショーン・クロー二ン
ショーン・クロー二ン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、まずは、いきなり一人の美女が、ゴツい悪党に砂漠の荒野を追われているシーンから始まります。

いきなりではありますが、美女は、負傷しながらも、なんとか悪党を撃退したところで、時間が遡り、事件の発端が描かれていきます。

で、そのリゾート地は、のびのびと羽を伸ばしたい人々の人気の地となっているようで、陽気な人々がくつろいでいますが、

その観光客を、離れた場所から双眼鏡で覗く怪しい人影があります。

これが、この辺りで暗躍するショーン・クロー二ン率いる人身売買組織のメンバー達で、ボスの指示に従って、

海外に輸出するために浜辺でくつろぐ美女を物色しています。

で、そんな中に主人公であるサラ・アレクサンドラ・マークスとその友人であるクセニア・イスラモバ

そして別の場所ではソフィー・ランキンが監視され、上手い事誘い出して拉致されてしまいます。

で、連れてこられた場所が、砂漠の荒野にある悪のアジトで、そこに設置されている牢屋に、既に先に拉致されていた美女と合計9人が監禁されてしまいます。

クセニア・イスラモバだけは、他の場所へと連れて行かれますが、隙を突いて脱出し、、、、、そちらは冒頭のシーンへと繋がります。

で、監禁された美女達は、ある出来事をきっかけになんとか少ないチャンスを掴み、脱出に成功します。

で、砂漠の荒野にバラバラに脱出した美女達と、それを追う野獣たちのチェイスが始まる、、、

、、、、というのが大体の大筋となっています。

物語としては、美女たちが旅先で悪党に拉致されて、チャンスを掴んで脱出し、砂漠の荒野を逃げ回る、

という、至ってシンプルな内容で、今までにも何度も観た事のあるような物語展開ではありますが、本作独自の魅力としては、

中盤以降、いざ、原題にもなっている(ESCAPE)な展開になってからが見せ場となっています。

こういう作品では、よくタンクトップ等のスポーティな衣装に身を包んだ美女が活躍する場合が多いですが、

本作に登場する美女は、リゾート地から拉致されてきているために、基本的には旅行用におしゃれした衣装に身を包んでいる場合が多く、

靴も上げ底のサンダルだったりと、砂漠を動き回るには不釣り合いな恰好で、衣装自体が緊迫感と状況の異常性を盛り上げていきます。

さらに、このチェイスシーンの映像が非常にテンポが良く、スピード感があり、ドローン等も多用した撮影が非常に緊迫感を盛り上げていきます。

特にソフィー・ランキンの
脚力が素晴らしく
この人達では絶対に追い着けません、、、
BYEBYE

本国版、日本版、両方のジャケットで主人公のように描かれているクセニア・イスラモバが、ほとんど活躍しない(その場にさえいない)のは残念ですが、

その分、サラ・アレクサンドラ・マークスソフィー・ランキンが大活躍し、お互い過去にトラウマを持つ二人が、そのトラウマを払拭するために、

窮地に立たされながらも、野獣相手に意外に奮闘していく姿は、リベンジアクションとまではいきませんが、しっかりと成長する姿が描かれます。

という事で、ジャケットイメージと謳い文句

【誘拐監禁された美女たちの壮絶リベンジ・アクション!】

とは、ちょっとイメージがズレますが、それでも、チェイスシーンはなかなかの緊迫感がありますので、

レディースアクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2023年製作 イギリス製作 レディースサスペンスアクション

監督・製作 ハワード・J・フォード

出演 サラ・アレクサンドラ・マークス、ソフィ―・ランキン、ルイス・ジェームス、ショーン・クローニン

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