【香港映画】香港魔界大戦(西蔵小子A KID FROM TIBET)98分

投稿者: | 2023年11月30日

おすすめ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆

(孔雀王)のようなチベット密教僧と邪教が激突するコメディ要素が多めのユン・ピョウ監督・製作・主演による特撮アクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、ユン・ピョウ唯一の監督・主演作品です。

それでは、まずはあらすじから、

チベットのポタラ宮に所蔵される黄金の壺を受け取るため、チベット密教僧ラシ大師が派遣された。

しかし、その壺の巨大な力を欲する邪教集団、黒教の党首によってラシ大師は襲われ、自身の持つ壺の蓋の部分も奪われるのだった!?

チベット密教僧と邪教の戦いを描いた特撮アクション作品です。

監督・製作・主演とマルチにこなすのは、本作が唯一の監督作品となるユン・ピョウで、

孔雀王)(詳しくはこちら)と(孔雀王アシュラ伝説)(詳しくはこちら)でお気に入りだったのか、

本作でも同じような明るいキャラクターのチベット密教僧を好演しています。

ユン・ピョウ
ユン・ピョウ

で、ヒロイン役には、(妖獣都市 香港魔界篇)(詳しくはこちら)や(チャイニーズゴーストストーリー2)等のミシェル・リーが扮し、

可憐な魅力で巻き込まれ型のヒロインを演じています。

ミシェル・リー
ミシェル・リー

で、ユン・ピョウと激突するラスボスを演じているのは、(タイムソルジャーズ)や(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝鬼脚)(詳しくはこちら)でも

ユン・ピョウと激闘を演じてるユン・ワーで、本作でも素晴らしアクションを披露しています。

ユン・ワー
ユン・ワー

で、その妹で、レディドラゴンぶりを発揮するのは(美女美女💛スパイにご用心!)や(ギャンブリングゴースト)(詳しくはこちら)等のニナ・リーで、

スタントマンと交代しながらも、華麗なアクションを披露しています。

ニナ・リー
二ナ・リー

で、冒頭で香港とチベットの橋渡し的な役柄で登場するのは、(プロテクター)や(燃えよデブゴン)(詳しくはこちら)等のロイ・チャオで、

前半のパーティシーンでは全裸で走り回るというコメディシーンも演じています。

ロイ・チャオ
ロイ・チャオ

で、ゲスト出演ではありますが、(バーニングセンセーション)(詳しくはこちら)等のウー・マや、

ウー・マ

霊幻道士)(詳しくはこちら)等のビリー・ロウ

ビリー・ロウ

痩せ虎とデブゴン)(詳しくはこちら)のウォン・ヤッサンと(殺戮の天使たちキラーエンジェルズ)(詳しくはこちら)等のキングダム・ユン

ウォン・ヤッサン(左)      キングダム・ユン(右)

そして、空港ですれ違う日本人役で、まさかのジャッキー・チェンも登場する、という豪華スタッフ・キャストが結集した作品となっています。

そんな記念すべき(唯一となってしまっている)ユン・ピョウが監督した本作の物語は、チベットのポタラ宮にロイ・チャオがやって来て、

本来ポタラ宮に所蔵されていたはずの黄金の壺が、どういうわけか蓋のみが保管されていて、壺本体は香港の富豪が所有しているので、現地に返したい、という申し出を受けるところから始まります。

そこで、その壺の受取人に指名されたのが、修行の成果で超能力を身に着けた僧侶ラシことユン・ピョウで、

世話係のミシェル・リーと共に香港の現地に向かおうとしますが、富豪は既に世界支配を目論む黒教のボス、ユン・ワーと妹のニナ・リーに襲われていて、

壺を取られた上に、完全な状態にするためにユン・ピョウの持つ蓋も狙われる、という感じでバトルに突入していくのがメインの大筋となっています。

物語自体は非常にシンプルですので、蓋と壺の争奪戦がゆったりと描かれていく、という感じですが、どちらかというと、

争奪戦アクションよりもチベットから外に出た事の無いユン・ピョウの香港の都市部でのカルチャーギャップコメディと、

世話係をさせられているミシェル・リーが、奔放で無邪気なユン・ピョウによって振り回されている大騒動を描くドタバタコメディの方がメインとなっています。

ですので、本格的なアクションに辿り着くまでに50分以上かかる、というアクションをメインに期待している観客(ほとんどだと思いますが、、、)からすると、

期待していた内容とはちょっと違う物語が割と長めに続いてしまう事になります。

色んな場面で
トラブルを起こすユン・ピョウに

さらに、騒動に巻き込まれるミシェル・リーが、非常にヒステリックで、ほどんど笑顔を見せる事なく、

色々としでかすユン・ピョウに、その都度キレまくる、というキャラクターとして描かれていますので、

結果的にコメディ部分も、爆笑ドタバタ展開というよりもユン・ピョウが、ただただ他人に迷惑をかけまくるトラブルメーカーというイメージが付いてしまいます。

ミシェル・リーは
いつもキレています

で、割とやり切った55分ぐらいからユン・ワーニナ・リーの本格的なアクションが入り始めます。

ここからの安定感は流石に気心の知れたもの同士のアクションという感じで、他の作品でも度々披露されるユン・ワーユン・ピョウの激闘が描かれます。

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さらに、ニナ・リーもスタントマンと切り替わりながらも、自身でアクションを演じているシーンも多く、しっかりとレディドラゴンとしての見せ場を盛り上げています。

ただ、アクションで少し残念なのは、(孔雀王)シリーズのような合成処理と格闘アクションをバランス良く融合させているという感じではなく、

基本は格闘アクションがメインで、呪術シーン等の合成シーンは、アクションのちょっとした味付けとしての登場で、

どちらかというとコメディシーン等の面白要素を盛り上げる役割として主に用いられている、というのが、

孔雀王)のように同じチベット密教僧を描いた内容の作品でも、似て非なる内容となっています。

という事で、(孔雀王)と同様の内容を期待すると少しズレてはいますが、チベットでも大々的なロケを慣行し、

他の作品では見られないような貴重なシーンが続出するカルチャーギャップアクションコメディとして鑑賞すると、

背景に映っているのは大勢の人です。

より楽しめる作品となっていますので、香港映画好きの方や、アクション映画好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

それにしても、自身の製作会社まで立ち上げなら、自分には向いていないと1作で監督業を止めてしまうユン・ピョウもなかなか潔いですね、、。

作品情報

1992年製作 香港製作 SFアクション

監督・製作 ユン・ピョウ

出演 ユン・ピョウ、ミシェル・リー、ユン・ワー、ニナ・リー、ロイ・チャオ、ウー・マ、ビリー・ロウ、カ・リー、ジャッキー・チェン

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