【レア作品!】バニシング・レッド (JOSHUA TREE)103分

投稿者: | 2023年7月22日

おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

人間核弾頭ドルフ・ラングレンのイケメンマッチョぶりが全開な、超絶カーアクションとジョン・ウー系のスローガンアクションも楽しめる美女にモテモテの痛快アクション!!

作品紹介

1993年5月27日公開

今回ご紹介する作品は、若きドルフ・ラングレンが大活躍するアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

トラック運転手のサンティは、相棒と貨物運搬中に、白バイ警官の職務質問を受ける。

応対する相棒だったが、そこへ一台の車が現れ、相棒と警察官が銃弾に倒れ、サンティ自身も重症を負わされるのだった。

そして、9か月、全ての罪を着せられたサンティは護送中に警察官から暴行を受けるが、隙を見て逃走し、事件の真犯人を追うための復讐劇を開始する!?

監督は(インディジョーンズ)シリーズのハリソン・フォードのスタントダブルとして功績を上げ、またスタントコーディネーターとして(007)シリーズ等の多くの大作映画に参加している

ヴィク・アームストロングで、本作で監督デビューを飾った後は、ニコラス・ケイジ主演の福音映画(レフト・ビハインド)の監督や、

アメイジングスパイダーマン)ではセカンドユニット監督として活躍、そして配信専用の大作シリーズ(ロード・オブ・ザ・リング力の指輪)でもセカンドユニット監督として参加する等、

長きに渡ってハリウッドで大活躍しています。

本作では、趣味が全開したようなガンアクションとカーアクション両方で作品を盛り上げています。

主演は勿論、ドルフ・ラングレンで、1991年製作のブランドン・リーと共演した(リトルトーキョー殺人課)(詳しくはこちら)、

ドルフ・ラングレン

1992年製作のジャン・クロード・ヴァンダムと共演したローランド・エメリッヒ監督の大作(ユニバーサルソルジャー)と、

まさに昇り調子の時期に主演した作品となっています。

ドルフの無敵のイケメンぶりがまだまだ際立っていた時期ですので、登場する女性陣にやたらとモテる、

という展開になりますが、それが全く違和感がないぐらいに、キリっとした容姿で見る者を魅了していきます。

で、そんなドルフの魅力に完全にノックアウトされてしまう人質役を演じているのは、元フィギュアスケート選手で、元モデル、そしてその後女優となったクリスチャン・アルフォンソで、

本作以外では全米で平日ほぼ毎日放送されている昼ドラマ(デイズ・オブ・アワ・ライフ)や(フレンズ)等へのゲスト出演等、テレビの世界で活躍しています。

クリスチャン・アルフォンソ

で、ドルフを追い込む警察側の指揮官として(ホットロック)や(電子頭脳人間)、(ジェットローラーコースター)等の名優ジョージ・シーガルが登場し、

正義の味方、というより誰が見ても怪しい強引な捜査でドルフを追い詰めていきます。

ジョージ・シーガル

というスタッフ・キャストが結集した本作は、長距離トラックを相棒と一緒に同乗して運転しているドルフが、

砂漠の道路で、白バイ警官に職務質問されるところから始まります。

ドルフ『やべえ』
相棒役は(ゾンビ)のケン・フォリー

で、その相棒が警察官に運んでいるブツをなんとか見られないように、言い訳をしに行きますが、一応拳銃を用意しているのが見つかってしまったので、

両手を上にあげさせられ、積み荷の確認を要求される事になってしまいます。

で、運転席のドルフもソワソワしながら行方をバックミラーで見守っていますが、そこへ一台の乗用車がやって来て、、、、。

ドルフが『ヤバイな、、』とつぶやくと同時ぐらいで、相棒が銃弾に倒れ、助けに向かったドルフも銃撃され、

何故か白バイ警官も撃たれてしまいます。

で、そこから9か月、なんとか命を取り留めたドルフは、警察官射殺という謎の犯人の罪を全て着せられ、

自身の受けた傷も癒えたところで、刑務所に移送される、、、という所から本題に入っていきます。

で、護送中、おもむろに護送車が砂漠の真ん中で停められ、下車させられたドルフがいきなり暴行を受け始めます。

同僚の警察官を殺害された腹いせ、だと思われますが、だんだんとエスカレート、、、する前にそこはドルフですので、隙を突いて逆に張り倒して、

腰に無防備にぶら下げている手錠の鍵をゲットし、手際よく逃げてしまいます。

という事で、かなり能天気な警察官によって、速攻でドルフの脱獄は、投獄前にまんまと成功し、逃避行展開へと突入していきます。

で、砂漠の荒野のガソリンスタンドへと砂漠を走って辿り着き、偶然彼氏を振ったばかりのヒロイン、クリスチャンが給油中だったので、

後ろから忍び寄って羽交い絞めにし、人質として車ごと攫っていきます。

という事でメイン展開である脱獄囚と人質の女性のコンビと警察軍団による砂漠のカーチェイス展開へと雪崩れ込んでいきます。

ただ、本作、カーチェイスのみが見せ場というわけではありませんので、逃避行中に何度も車を乗り換え、その度にひと悶着繰り広げていきます。

で、まずは奪ったクリスチャンの車で向かった先は、砂漠の一軒家に住む父親の所で、そこに立ち寄る事で、

実はドルフが元カーレーサーで、父親は元犯罪者、自身も何か裏の世界の仕事をしている、という情報がサラリと説明されます。

で、ついでに武器なども調達し、次の目的地に向かう途中で、捜査をかく乱するためにクリスチャンのトラックを破棄、

そして歩きで街からバスに乗ろうとしますが、警察官がパトロール中で、街で流れているテレビではドルフ脱獄のニュースが流れている、

という状況を見計らったようにクリスチャンが、実は警察官だった、という事がはっきりと分かるぐらいに、

ドルフ『痛いっ!!』    クリスチャン『せいっ!!』

ドルフの脇腹にキツイ蹴りを入れた後に、顔面にパンチを2発も喰らわせます。

顔面にパンチを喰らって、のけ反るドルフ

最終的にドルフが圧倒はしますが、女子に顔面を殴れれて『うふぅぅぅ!』と唸っているドルフ、という非常に貴重なシーンとなっています。

ついでにクリスチャンの衣装は、戦う女子の制服、白タンクトップです。

で、警察官に気付かれてしまったので、やむを得ずショットガンを撃つことになりますが、ほとんど威嚇のための銃撃なので、直接的な危害は一切加える事なく、

今度はそこにあったパトカーを奪って逃げる事になります。

この辺まで来ると、ドルフが、裏の世界の人間ながらも、生粋の悪人というわけではなく、基本的に善人には危害を加えるつもりが無いという、ヒーローキャラクターだという事が分かってきます。

で、その後も、相棒の奥さんへの仁義を通すための取引の報酬を得るために、逮捕前に向かっていた取引先へと向かう事になります。

でそんな、ドルフを追い詰める執拗な警察側のリーダー、ジョージ・シーガルの秘密等も、次第に明らかになっていき、

あの日ドルフが何を運び、誰がその現場に現れて、誰が相棒と白バイ警官を射殺したのか?も、少しずつ明らかになっていきます。

それぐらいになると、もう既にクリスチャンは、ドルフ側の人間になっていますので、ドルフの助手席を定位置に最後の激突を迎える、というのが大筋となっていきます。

物語展開的には、アクションありきの作品で、正直ツッコミ所は満載ですが、やはりドルフの存在感と、

的確なアクション演出で、グイグイと物語の世界観へと引っ張り込まれていきます。

アクションシーンも、ジョン・ウーアクションをかなり意識したようなスローを多用したガンアクションや、

カーアクションシーンもスポーツカー同士が舗装された道路や舗装されていない砂地でもガンガンとぶつかり合いながら火花を散らして激走するシーン等、

非常にアドレナリンが噴出するようなシーンの連続となっていますので、最後まで飽きることなく一気に鑑賞出来てしまいます。

という事で、若きドルフの魅力が満載で、アクションも大作映画を多く手掛けている熟練のプロが演出した楽しめるカーアクション(&ガンアクション)作品となっていますので、

アクション映画好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1993年製作 アメリカ製作 カーアクション

監督 ヴィク・アームストロング 製作 アンディ・アームストロング

出演 ドルフ・ラングレン、クリスティン・アルフォンソ、ジョージ・シーガル、ジェフリー・ルイス、ボー・スター、ケン・フォリー

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