ランボー ラストブラッド(RAMBO LAST BLOOD)101分

投稿者: | 2020年6月28日

お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

ランボー最後の戦いの相手はメキシコ人身売買カルテル!ランボーの怒りが頂点に達した時、情け容赦ない数倍返しが始まる!

作品情報

2019年製作 アメリカ製作 アクション

監督 エイドリアン・グランバーグ

脚本・出演 シルベスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ぺリス・メンチェータ、アドリアナ・バラーサ、イヴェット・モンレアル

メキシコで娘同然の家族が拉致される

スタッフ・キャスト

監督のエイドリアン・グランバーグはメルギブソン監督の(アポカリプト)やオリバー・ストーン監督の(ウォール・ストリート)の第二班監督を務めた後、メル・ギブソン主演(キックオーバー)の脚本・監督を担当。その後テレビシリーズ(ナルコス)などでも監督を行っている。

主演のシルベスター・スタローンはもはや40年以上主演俳優として活躍し続ける伝説。(ランボー)シリーズにおいては3まで脚本も担当し、4では自ら監督もこなした。近年では(エクスペンダブルズ)シリーズや(大脱出)シリーズなど、まだまだ意欲的に主演作を撮影し続けている。

得意の弓で血祭りに

あらすじ

アメリカのアリゾナ州に帰国したジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は今では古い友人であるマリア(アドリアナ・バラーサ)とその娘、ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と共に父から譲り受けた牧場を経営し平和に暮らしていた。

しかし、その娘の父親がメキシコの危険地帯にいる事を知ったガブリエラは父親に会うために母親の静止を聞かずにメキシコに行ってしまう。

メキシコの地で父に会ったガブリエラだったが、久々に会った父には冷たくされ、「もう、会いたくない。」と追い返されてしまう。

そして、失意のうちに知り合いと共に夜のクラブへと足を踏み入れる、、、。

翌日、ランボーは、マリアより娘が昨晩帰宅しなかった事実を聞かされ、単身メキシコへと向かうのだった。

往年の戦闘スキルで悪と戦う

感想

ランボーシリーズの完結編です。(スタローンいわく、ですが)

原題もpart1の(FIRST BLOOD)の対となる(LAST BLOOD)です。

一応、監督、スタローンのインタビューコメントによるとPART1の原点に回帰した作品ということです。

一作目のランボーのようにサバイバル技術を駆使して敵を罠にかけて倒す、という事のようです。

確かに3作目あたりは暴れまくっていて罠にかけて倒すシーンは少なかったように思います。

しかし、本作を鑑賞して原点回帰した、と感じる人、見たかった最初のころのランボーが帰ってきた、と思う人がそれほど多くいるとは、個人的にはあまり思えませんでした。

ランボーシリーズは2作目以降完全にスーパーヒーロー化していきますが1作目はベトナム戦争帰りでPTSDと地元民の迫害に苦しむとてもデリケートなキャラクターでした。

心の傷に苦しみ、迫害に耐え、行き場のなくなったランボーが追い込まれた挙句に一人で戦争をしかけてしまう、という悲しさを伴った物語でした。

で、色々あったあげくに前作のラストでついに長い旅を終えて故郷アリゾナに戻ってくるラストシーンで綺麗に完結したはずでした。

それが本作で娘を誘拐されたランボーが復讐のために倍返しをするのですが、今回の戦いはあくまで個人的な戦いです。

前回まではそれぞれ各地の戦争にランボーが参加する形であり、戦闘相手も基本的には死を覚悟しているであろう兵士です。

1作目のラストでは警官相手の戦いだったため、ランボーが逮捕されて終わりますが2作目以降は政府側から依頼されて戦地に任務を遂行しに行っている戦争状態での戦いなので逮捕されるような描写は当然ありません。

(part4は微妙ですが、、。)

しかし、本作の場合完全に個人的な戦いで、個人的な復讐のために、かなりの人数を文字通り血祭にあげています。

かなり残酷な方法で。

倍返しどころではないくらいです。

ランボーがしきりに「俺の怒りと憎しみを感じろ。」と言いながら敵を惨殺していきますが、正直やり過ぎ感が強く、悪者をやっつけるというある種の爽快感は感じられません。

残酷描写が苦手な人は気持ち悪くなってしまうかもしれません。

そこに、part1にあった肉体的には強靭な存在に見えても、内面的には痛みや悲しみなどに苛まれて疲弊しきっている哀しき戦士の面影はありません。

という事で、個人的はpart1とあまりに違い過ぎていて原点回帰は感じ取れませんでした。

ランボーも家族を得て人間的に変わった、という設定なのですが、それにしてもあまりにおしゃべりな性格になっていて、まるでランボーではなく、スタローンが近年演じていた(大脱出)シリーズのキャラクターそのままのような錯覚にも陥ります。

その後ラストバトルを経てなんともいえないような終幕となりますが、スタッフロールが流れる前になってやっとランボーを鑑賞している事を思いださせてくれるシーンが登場します。

正直なところ、個人的にはこのシーンが一番盛り上がりました。

このシーンをもってランボーは完結、といわれれば、納得せざるをえないシーンです。

物語上は、特に必要ではないようなシーンだとは思いますが、このシーンを入れる事でスタローンはジョン・ランボーというキャラクターとの旅を終えるつもりで挿入したのだと思います。

という事で、長年のファンの方はラジー賞の話題などで鑑賞を迷ってしまうかもしれませんが、このシーンまで観て物語完結となると思いますので機会がりましたら、ご鑑賞されてはいかがでしょうか。

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