デンジャラス 見えない殺人者(RECOVERY)87分

投稿者: | 2020年11月19日

お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

薬物依存症更生施設で展開する、サイコサスペンスと思いきや、後半ただのレディースバトルへと展開するジャケットと内容が違うムービーの決定版!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回、ご紹介するのは、雪で閉ざされた薬物更生施設で展開されるレディースバトルがメインのサスペンス作品です。

それでは、まずはあらすじから、

山奥の薬物依存症更生施設に入居してきたロニー(ステファニー・ピアソン)は、数々の暴力事件で逮捕収監寸前にまでなっていた。

しかし、そんな状況にも関わらず、この施設に入居当日に別の入居者に襲い掛かり、暴力事件を起こしてしまう。

これを理由に警察への引き渡しが決定されたが、雪山が吹雪のため道路は閉鎖、警察の到着は、早くても数日後になる、とのことだった。

そんな完全に孤立した施設での3日目の朝、行方不明になっていた入居者べスが遺体で発見される、、、。

施設に集まった入居者たち。犯人は誰だ?っぽいですね。全然違いますけど、、。

DVDジャケットに興味を惹かれて鑑賞した作品です。

出だしは、薬物依存症で、幻覚(眼や頭部に傷を負ったおじさんの幻覚)に苦しんでいる顔色の悪い主人公が薬物更生施設に入居してくるところから始まります。

その施設の入居者が、非常に個性的でサスペンスを盛り上げてくれそうな期待感を煽る始まりとなっています。

舞台となる薬物更生施設は人里離れた山奥にあり、冬のシーズンですので、閉鎖的な雰囲気が立ち込めています。

こんなところで、殺人事件にでもなれば、、、とサスペンスへの期待感はさらに高まります

お互いを支え合う入所者たち、っぽいですね。全然違いますけど、、。

で、予想通り主人公が到着早々に暴力事件を起こし、退去が即決定、

しかも暴力の被害者がほどなくして行方不明、容疑は主人公に向けられたまま、やっぱり雪で閉鎖されてしまいます。

さらに数日たつと、行方不明だった人物が遺体で発見されます。

もう、ここからは、サブタイトルにあるように、見えない殺人鬼は誰だ?

という展開にいよいよ入っていき、先の展開の読めない怒涛のサスペンス、になっていくはず、でしたが、、、。

思っていた以上にあっさり犯人は分かってしまい、主人公チームと犯人チームに分かれたレディースバトルものへとまさかの方向転換してしまいます。

しかも、犯人側の戦う理由は自分が犯した殺人という犯罪の目撃者を皆殺しにするため、という乱暴な理由で、

もう、完全に期待していた誰が犯人かわからないサスペンスものとはジャンルごと全く違う、グダグダ展開になってしまいます。

というわけで、本作はサイコサスペンスを期待して観始めたら、いつのまにか観終わるころにはB級レディースバトルロワイヤルを鑑賞していた、という珍品です。

おまけにDVDジャケットに映っている女性は本編には出てきませんし、白タンクトップでちょっと腕に縄をまかれた状態で手にナイフを持って、振り返ったりもしません。

邦題のデンジャラスこの作品自体を言い現わしているようですが、逆にサブタイトルの殺人鬼はずっとはっきり見えています

意外性も何もありません。

なかなかの、ある意味貴重(物凄く大人な言い方をすれば)な作品ではないでしょうか。

製作陣も同じ名前が多く連なっていましたので、ちょっと裕福な家族が一族集まって休日を利用して製作した、ととらえるぐらいが妥当な気がしますが、どうなのでしょうか。

というわけで、これだけDVDジャケットと内容の違う作品も珍しいですが、内容もここまで、途中で気が変わったような物語展開も珍しい作品ではありますので、

そういったランクの作品に余暇の時間を割り当てているという、ある意味贅沢な時間の使い方として、本作にご興味のある方は一度ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

いや、でもやっぱりやめときましょうか、、。

主人公は薬物依存で暴力的なサイコっぽい元軍人です。盛り込み過ぎ。あと華奢過ぎ。

作品情報

2019年製作 アメリカ製作 サスペンス

監督・脚本 ジョン・リャン

出演 ステファニー・ピアソン、ホープ・クワットロキー、リズ・フェニング

レディースバトルへと展開

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