おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ロシア出身のカリスマモデル、イルマ・レークが、女性を食い物にする男性限定で、問答無用に制裁を加えて行くレディースアクション!!
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作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、ロシアのカリスマモデル、イルマ・レーク主演のレディースアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
類まれな戦闘能力を身に着けているアーニャの女性友達二人が、旅行先のモロッコで、何者かに殺害された。
復讐を決意したアーニャは、秘密組織に協力を仰ぎ、友人二人を死に追いやった女性蔑視グループの存在を突き止め、現地へと乗り込んで行くのだった!?
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監督は、女性監督ゾーア・ファッシ・フィリで、女性ならではの目線で、男性相手に制裁を加えていくアクションヒロイン物語を演出しています。
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主演は、ロシアで多くの雑誌の表紙を飾っているイルマ・レークで、類まれな容姿で、悪漢をやっつけていきます。
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悪党ミュージシャン役で、ドラマシリーズ(ブラックリスト)や(タリーと私の秘密の時間)等のマイケル・パトリックレーンが登場し、女性を食い物にする非道な男を演じています。
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で、事件を追う刑事役で、(エイリアン4)やドラマシリーズ(CSI:科学捜査班)等のゲイリー・ドゥーダンが登場し、主人公を追い詰めていきます。
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で、同じく主人公を追う刑事役で、(ウォーハント)(詳しくはこちら)や(トランスポーター3)等のロバート・ネッパーが登場し、こちらも主人公に迫ります。
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そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、悠々自適っぽい生活を送るイルマが、2人の女性友達から海外旅行で楽しんでいる連絡を受けるところから始まります。
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女性二人が訪れている地はモロッコで、大自然に囲まれた風光明媚な山奥を散策しているようで、非常に楽しそうではありますが、
そんな楽しい旅行が、一変して地獄旅行となってしまったようで、この女性たちは、何者かによって拉致され、殺害されてしまいます。
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そんな事件をニュースで知ったイルマは、凄まじい復讐真に燃え、2人の仇を撃つために現地モロッコへと乗り込んで行きます。
で、独自のコネを使って、現地で殺害された友人達のコーディネーターを務めた男が、女性蔑視グループと繋がりがあり、その流れで、犠牲になった事が分かります。
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因みに本作、説明を極端に省いた作品(というより描き切れていないだけのような感じですが、、)で、日本のDVDリリース元の作品解説では、
【CIA工作員の父親に育てられたアーニャは、類いまれな戦闘能力を身につけていた】
という説明がありますが、実際の本編では、そんな要素は一切描かれていません。
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ですので、その情報網の凄さや、一応、強いという設定(実際のアクションがグニャグニャなので、強いのか弱いのか良く分かりませんが、
敵はなんとなく倒せているので、おそらくミラ・ジョボビッチぐらいに強い設定だと思われます)の、
何故?の部分は一切説明されません。
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一応、警察が調べると、バイクで旅をしながらブログをしたためるブロガー、という情報が出てきますので、
表面上はブロガー、というのが正しそうですが、良く分かりません、、、。
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で、現地に乗り込んだイルマは、友人二人が辿った同じ道を辿り、少しづつ容疑者に近づいて行くのですが、
その際に、旅の途中で視界に入った、女性に暴力を振るうDV男等を、どういうわけか徹底的にぶちのめして、
ぶちのめし過ぎて命まで奪ってしまう、という度が過ぎた行為を複数回繰り返し、当然ながら、自分自身が警察の連続殺人の容疑者となってしまいます。
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で、ゲイリー・ドゥーダンとロバート・ネッパーの渋いおじさん刑事たちの捜査網を掻い潜りながら、ついに本丸とも言えるコーディネーターに行き着きます。
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ただ、イルマは、一旦自身の正体を隠し、友人二人が、殺害された現場(ニュースで報道されていた)へとコーディネーターに案内させ、
事件を悲しむ一人の女性として現地を訪れ、いよいよリベンジに突入する、という自己演出で、コーディネーターを恐怖で震え上がらせます。
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で、ついに、イルマの正体に気付いたコーディネーターは、巨体で抵抗したらなんとかなったので、そのまま森の中を逃げ回り、
不意の突進でちょっと怪我した細身のイルマが、
森の中を薄着のへそ出しルックの上にロングコートを羽織る、というモデルにしかでいないような恰好で、
森の中を巨漢を探して追いかけ回す、というのが大体の大筋となっています。
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はっきり言ってしまうと、最初から最後まで、スカスカのスッカスカ、という感じの物語で、
製作総指揮も担当している主演女優のモデル、イルマ・レークと女性監督、ゾーア・ファッシ・フィリの
女性を食い物にする男どもをぶっ潰せ!!
という、テーマだけが暴走し続けるような内容となっています。
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そのため、刑事役の二人の男性スターは置いておいて、女性蔑視の代表格的なキャラクターであるマイケル・パトリックレーンのキャラクターは、かなり極端な表現で、
あからさまに、女性を虐げるようなシーンが長い時間を割いて繰り返されますが、実際のイルマの暴走道中には一切関わる事なく、
最終段階で、間接的に痛い目に合う、というチグハグな物語展開も、本筋の薄さに拍車をかけています。
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これで、アクションシーンが、ビシッと決まる格闘や、センスのあるガンアクション等があれば、良いのですが、
どうも、主演のイルマと監督のゾーアに、そこを掘り下げる意思は無いようで、いざ、アクションシーンになると、
リハーサルのようなスローな段取りアクション
が繰り返された後に、悪漢はなんとなくやっつけられている、というアクションが繰り返されてしまいます。
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非常に残念な点が多いですが、なんとなく観続ける事ができるのは、実際にモデルであるイルマの整った容姿と、
その容姿が映えるような、モロッコの風光明媚な自然の景色と、絵葉書のような街並みが、非常に様になっていて、
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ちょっと目線を引いて見れば、綺麗な景色を背景に、綺麗なモデルさんが、なんかアクションをやっている、
という映画本編の本当の楽しみとは、ちょっとズレた楽しみ方もできる作品となっていますので、レディースアクション好きな方や、
純粋なハリウッド作品では見れないような雰囲気に包まれた作品を鑑賞したい方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
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作品情報
2022年製作 モロッコ・アメリカ製作 レディースアクション
監督・製作総指揮 ゾーア・ファッシ・フィリ 製作総指揮 イルマ・レーク
出演 イルマ・レーク、ゲイリー・ドゥーダン、ロバート・ネッパー、ジュリアン・ミレタ、マイケル・パトリックレーン
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