【レア作品!香港映画】妖術大変化 (新火焼紅蓮寺RED LOUTUS TEMPLE ON FIRE)103分

投稿者: | 2022年5月17日

おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

中国で人気の題材(紅蓮寺)を背景に、善悪入り乱れての、アナログ妖術合戦が炸裂する作品ながらも、実は切ない悲恋物語な、武侠ファンタジー!!

Red Lotus Temple on Fire (1982) directed by Yu Han-Hsiang ...

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、これまでも何度となく映画化されてきた(紅蓮寺)を舞台にした武侠ファンタジーです。

それでは、まずはあらすじから、

女性失踪事件に深い関りがあるとして、噂になっている(紅蓮寺)を捜査するために、提督府から捜査官ルー・シャオチン(メン・フェイ)がやって来る。

紅蓮寺を根城にする悪漢たちは、自分たちの悪事の発覚を恐れ、ルー抹殺のために次々と刺客を送り出す。

それに対して、提督府側も助っ人を投入し、いつしか紅蓮寺は、大決戦の舞台となっていった!?

メン・フェイ登場

中国で、古くから親しまれている(紅蓮寺)を舞台にした武侠ファンタジー作品です。

これまでも主に武侠作品ジャンルで、多くの作品が製作されてきました。

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90年代の古装片ブーム時代には、リンゴ・ラム監督、ツイ・ハーク製作で少林寺の焼き討ち物語を融合してカンフーアクション作品へと作り替えた

レジェンド・オブ・フォース激闘飛龍)等も製作されました。

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それぐらいに人気の(紅蓮寺)ものですが、台湾で製作された本作は、他の作品とはまた一味違った魅力を放つ作品となっています。

その一番の魅力は、その邦題からも想像できる妖術合戦シーンです。

魅力の妖術合戦

このバトルシーンがある意味、本作の独特の魅力というか、特徴的なシーンを創り出しています。

本作が、製作された1983年という時代を差し引いたとしても、想像力では到底カバーできないぐらいにチープな作りとなっていますので、

バトルを観ている間中、あっけに取られてしまいます。

かなりのチープさ、、

他の作品ですと、たとえ特撮がチープだとしても武術アクションとの融合で、キョンシーもののように結構カッコ良く見えたりするのですが、

本作に限っては、どうも武術アクションを見せるつもりはほとんど無いようで、後半少し以外は、ほとんど光線技か、爆破効果等をメインに描かれていますので、

余計にチープさが際立っています。

アクションは妖術合戦というより光線合戦がメインです

クライマックスには主人公達は、そっちのけで途中参加の師匠二人の対決(この展開はカンフー映画には良くありますが)になり、

しかもその二人の師匠を演じているのが、まさかのビリー・チョン主演の(風林火山)等のパイ・ピョウと(続嵐を呼ぶドラゴン)や、

パイ・ピョウ登場!!

飛竜カンフー)(イーグルマスター決死拳)等のカンフースター、チー・クワンチュンという物凄いメンツが揃っておきながら、

チー・クワンチュン登場!!

ラストバトルはお互いちょっと離れたところにあぐらをかいて座り、怪しく光る剣のような光線をふにゃふにゃと操り、

ゆっくりゆっくり相手に攻撃を加える、というかなりテンポの狂う戦いで、そんなことなら素手で殴り合ったほうが良いのでは?

と誰もが思うようなラストバトルとなっています。

この距離で座ってラストバトル

大体、歩いて7歩ぐらいのところで妖術合戦をしてもあまり意味がないような、、、

妖術合戦はサモ・ハンキンポー監督・主演の(妖術秘伝鬼打鬼)や、(鬼喰う鬼)(詳しくはこちら)のように離れたところで、見えない相手の出方を伺いながら、

応戦していくからハラハラするのであって、目視で確認できるような手を伸ばせば届くところでごちゃごちゃやっていても、

正直妖術ごっこにしか見えません。

火による念力をためているパイ・ピョウ(自滅しているのではありません)
水による念力をためているチー・クワンチュン。(自滅しているのではありません)

しかも、数々の激闘を演じてきた格闘シーンのプロがそれを演じているという、、。

確かに、当時はCGの無い時代ですので、本作のような特殊効果を扱った作品自体は今より貴重だったとは思うのですが、

そうは言っても流石に、、、という感じの特撮となっています。

分身の術。でも相手は気絶していますね、、、。

そんな本作の主人公を演じるのは、(少林寺マスター)や(少林ブラザース)等のテレビ放映のみの作品での主演作の多いメン・フェイ

一番有名な作品は和製ドラゴン倉田保昭と激闘を演じた(武道大連合復讐のドラゴン)とその続編(必殺少林寺舞扇拳)でしょうか。

イケメン主人公メン・フェイ
今回はちょっとお人形さん的な主人公です

そんなちょっとマイナー寄りのカンフースター、メン・フェイを助ける助っ人役で、(レディ・ニンジャ)等の女性アクションスター、ヤン・ホイサン

レディ・ニンジャ、ヤン・ホイサン登場!!
今回はお助けウーマン役です

他にも敵側の幹部役で(ドラゴン修行房)等のジミー・ウォング作品やジョセフ・クオ作品に多く出演しているロン・フェイ

ロン・フェイも出てます

台湾系のカンフー作品で良く見かけるキャストが大挙して出演している作品となっていますので、恐らくそんなに低予算という事でもなかったとは思われるのですが、

特撮シーンを観ている限りは、かなりのチープ感はぬぐえません。

髑髏の仮面を被っている人間なのか、髑髏の姿をしている魔物なのか判断できません、、、。

そんなスターが大勢出演している本作、段々と善悪入り乱れて物語もややこしくなっていくのですが、敵側の強力助っ人シャオが登場し、メインで活躍しだしてから、

流れが変わっていきます。

どうも主人公のルー(メン・フェイ)に一目ぼれしたようで、かなりラブラブモードに入っていきます。

主役交代

演じる潘迎紫は、今現在でもまだまだ現役バリバリのようで、可憐な魅力でファンを魅了し続けているようです。

このシャオ登場以降は、悪人側の助っ人として登場しておきながら、途中ほとんど主人公のようにシャオ目線で物語が展開していき、

結局メン・フェイとの悲恋物語へと展開していきます。

ラブラブモード。でもこのシーンは夢です。

メン・フェイがやたらと毛嫌いするのが不自然なぐらいに容姿が整っていますが、そのころにはメン・フェイの役柄のお人形さん化も進み、

敵対する組織のボス級のキャラクターでありながらメインのような悲恋物語を背負っていきますので、

後半はほとんど潘迎紫が主役となっていきます。

潘迎紫
潘迎紫_TV36
星級美顏秘方│71歲潘迎紫外貌身材凍齡5招簡單保養術keep住年輕
現在も活躍中

で、結局は悲恋物語ですので、シャオにとってはハッピーエンドにはならないのですが、後半ラスト近くになると急遽メン・フェイが主役に返り咲き、

最後の最後にはめでたし、めでたし、という感じで、さっきまで主役だった潘迎紫の出来事はまるでなかったかのように強引にハッピーエンドへと雪崩れ込んで、例によって速攻で終劇となります。

別人とめでたしめでたし、、、。

ラストには(紅蓮寺)が炎に包まれる、という大スペクタクルシーンになりますが、ミニチュアを燃やすところまでは分かりますが、

燃え盛る建物がアップになると夜になり、引きになると昼間になる、という無茶苦茶な編集を何度も繰り返す、

というところが本作の全てを現しているようで、特徴的なシーンとなっています。

ちょっと分かりにくいですが、アップは夜です
引くと昼間になります。
アップはやっぱり夜
でも、燃える(紅蓮寺)を眺めている人々は昼間にいます、、、。

そういったところ含めて、チープな特撮が特徴的な作品となっていますので、機会がありましたらご鑑賞ください。

それにしても、本作のメン・フェイはとにかく、負けたり、捕らわれたり、惑わされたり、とずっと受け身なキャラクターですね、、、。

作品情報

1983年製作 台湾製作 武侠ファンタジー

監督 金漢祥

出演 メン・フェイ、ヤン・ホイサン、チー・クワンチュン、パイ・ピョウ

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