【レア作品!香港映画】ドーベルマンコップ(東方巨龍THE KNIGHT RVENGER/NINJAS, CONDORS 13)96分

投稿者: | 2023年1月17日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

アレクサンダー・ルー主演、ユージーン・トーマス、ジャック・ロン共演の超絶刑事アクション、、、ではなく、結構王道展開の生粋の忍者アクション作品!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、(ニンジャハンター)等の忍者映画で有名なアレクサンダー・ルー主演の忍者アクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

父親を闇組織に殺されてしまった少年は、暗殺組織のボスに拾われ、忍者暗殺団のエース、ホワイトイーグルとして育てられた。

実力を付けたホワイトイーグルは、復讐を果たすが、他人の命を奪う事に嫌気がさし、組織からの離反を決意する。

一度は組織からの離脱を認められるものの、組織がそのままの状態を許すはずもなく、暗殺忍者が刺客として襲い掛かってくるのだった!?

忍者映画で有名なアレクサンダー・ルー主演の忍者アクション映画です。

邦題は(ドーベルマンコップ)となっていますが、アレクサンダー・ルーは忍者組織の暗殺者役で、実際に殺害シーンも何度もありますので、

コップ的な要素は全くありません。

むしろコップに狙われる側です。

ドーベルマン要素に関しては全く無くはない、、、という感じですが、一応忍者時の名前も【ホワイトイーグル】という名前で呼ばれいている(普段はブライアン)ようなので、

犬というよりも鷹、(イーグル忍者)ぐらいでしたらしっくりきそうですが、同じような忍者映画が多数リリースされている中で、

変化球を狙って、ジャンルのズレた刑事ものの、しかもどう猛そうなイメージの要素を匂わせる邦題として、安易に付けられたのだと思われます。

(ドーベルマンコップ)の主人公の忍者暗殺団員を演じるアレクサンダー・ルー

そんな生粋の忍者映画である本作は、始まって早々に両親を殺された少年が、復讐を誓うシーンから始まります。

で、速攻で月日が経過して少年は成長して似ても似つかないアレクサンダー・ルーになるわけですが、両親を殺した悪党は、台詞もなく速攻で復讐を遂げられて離脱し、

冒頭から始まる両親の復讐を果たすための復讐物語は、開始から5分程で決着がついてしまいます。

で、殺された父親の復讐という被害者的な立場の物語はあっという間に終わった後も物語は続く、、、というか、そこからがメインですので、

本業である暗殺任務をこなしていきます。

白でキメる忍者暗殺団。ボスは黒。

とは言え、アクション活劇の主人公ですので、修行を積んで、暗殺術は会得しているけれども、いざ実践となると結局できなかった、、、、

という事ではなく、実際に暗殺します。

で、それが、何度目の暗殺かも分かりませんが、繰り返された後に、いきなり、アレクサンダー・ルーの心に迷いが生じて、暗殺をためらうようになります。

暗殺対象も、一応本人の中で、善人と悪人の区別をつけてこなしている(善人は殺さない?)ようなのですが、

散々暗殺を繰り返した挙句に、ここへ来て急に善意が芽生える?という違和感はありますが、とりあえず復讐が済んでしまいましたので、急ぎメインである抜け忍展開へと突入していきます。

アレク『辞めます、、』       ボス『はぁ?』

ここからは、(龍の忍者)や(ニンジャキッズ)(詳しくはこちら)のような抜け忍映画の王道展開で、

追手である忍者軍団とアレクサンダー・ルーの忍者対決へと移っていきます。

で、彼女(一応彼女も組織の一員のようですが、役割は良く分かりません)と一緒に組織を後にしようとした瞬間に彼女が爆殺されてしまい、

その恨みも抱きつつ、とりあえずお世話になった師匠に会いにいきますが、師匠とは会えず、代わりに忍者軍団に襲われます。

物語の合間に忍者アクションが入ります

そんな感じで忍者との激闘を繰り広げつつ、ある酒場でやけ酒を飲んでいると、ユージーン・トーマス演じる風来坊が近寄って来て、やたらと話しかけてきます。

で、ユージーンは他の客に絡みまくって喧嘩が始まり、その余波でアレクサンダー・ルーも喧嘩jに参加する事になり、

なんとなく一緒に戦う事になります。

ユージーン・トーマス
やたらと絡んできます。男ですけど。

で、なんだかんだとユージーンの片思いのような友達関係が成立し、なんとなく一緒に旅をするようになります。

その間、忍者軍団との戦いもありますので、一緒に共闘しながら同じ時間を過ごします。

なんとなく芽生える友情

で、ジョージ・ニコラス演じる忍者組織のボスの執拗な追い込みの流れで、ボスの彼女を人質に取ると、ある場所に案内する、

ジョージ・ニコラス

という事なので、行ってみるとまさかの師匠が匿われている、という強引な展開で、会えなかった師匠と急に再会を果たします。

居た!!

で、なんだかんだと、急にヒロインに昇格したボスの彼女が、急に主人公側に回って、最終決戦に突入していきます。

きっかけがないので何故主人公側につくのか良く分かりませんが、ボス側からすると裏切り行為も甚だしいです。

ヒロイン昇格

最終対決自体が、現代アクションのようにボスの住む邸宅に乗り込んで行っての普通のカンフーアクション対決、

という忍者映画を思わせないようなアクションで統一されているのは、少々残念ですが、その前にとって付けたように挿入される、

山間部にある遊園地での追手の忍者軍団との戦い(無人ですが自分で電源を入れてメリーゴーラウンド上で戦うシーンあり)や、

遊園地で忍者ごっこ、、、ではなく命のやり取りをしています。
メリーゴーラウンドで楽しい思い出作り、、、ではなく壮絶な死闘中。

さらにその遊園地内なのか、場所を移動したのか、突然スケートリンクに移動し、普通の足袋のような履物を履いている追手忍者に対して、

アレクサンダー忍者がスパイクを履いて優位に立って撃退する、という面白対決も描かれ、忍者映画としての見せ場が描かれます。

急にスケート場
スパイク(でも、滑りそうですが、、、)
滑らない!!
滑りそうで滑らないスパイク白忍者VS滑る普通の黒忍者
滑る普通の黒忍者
必殺のスパイク踏み!!(何に刺さったのか、グサッ!という音がします)

という事で、少々唐突な展開が目立ちますが、忍者映画の王道展開にアレクサンダー・ルーのアクションもしっかり楽しめますので、

アクション映画好きの方や、カンフーアクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

あと、なんとなくではありますが、アレク主演の暗殺団パートと忍者アクションパートは完全に別撮りではないでしょうか。

暗殺団映画を撮影していたけれども、途中で気が変わって忍者要素を付け加えたような、、、

そんな事言い出すと、アレク作品、全作が、全て別撮り、みたいなチグハグな内容ばかりですが、、。

アレク作品お馴染みのセクシー要素は、今回は低め

作品情報

1988年製作 台湾製作 アクション

監督 ジェームズ・ウー 製作 トーマス・タン

出演 アレクサンダー・ルー、ジャック・ロン、ユージーン・トーマス、ジョージ・ニコラス、アラン・リー

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