皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。
それにしても、日本もかなり物騒になってしまいましたね。外国や映画等メディアやブラウン管を通してしか触れることのなかったような大事件が、
現実の日本でも起こりうる事だという事を再認識させられました。
さて、先日気になっていた古いハリウッド作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、
（空飛ぶ生首）です。
（巨大生物の島）や（巨大蟻の帝国）等巨大化生物パニック特撮映画で有名なMr.BIGこと、バート・I・ゴードンの監督作品です。
特撮の大家という事で、本作もなかなかのインパクトで、痴情のもつれで灯台から転落死した美女が、他の若い女性と結婚しようとしている相手の男性の前に現れ、
色々と付け回す、という流れの作品で、基本的には後ろめたい男性が美女幽霊に驚かされ続ける、という大筋の心霊ホラーとなっています。
注目の生首は、空を飛ぶ、という感じではありませんが、首だけの状態や、手だけの状態など、パーツだけの状態で、
びっくり目的で登場しますので、毎回なかなかのインパクトがある作品となっています。
因果応報を感じさせるラストシーンも良い雰囲気で、ただのびっくりホラーで終わっていないのは、流石バート・I・ゴードン、という感じの作品となっています。
76分と気軽に鑑賞できる上映時間になっていますので、機会がありましたらご鑑賞ください。
さて、（空飛ぶ生首）は、現在でもDVD化や配信などで気軽に鑑賞できますが、世の中にはVHSの時代でソフト化が止まり、
その後DVD化もされずに忘れ去られようとしている作品が沢山ある、という事で、今回の（未DVD化のレア作品）は（サスペンス編 其の八）という事で緊迫感のある作品を少しご紹介させていただきます。
それでは、アガサ・クリスティ原作で劇場公開もされているのに、極めて知名度の低い作品から、、
〇アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件 (TEN LITTLE INDIANS) 劇場公開作品。アガサ・クリスティ原作の（そして誰もいなくなった）の4回目の映画化作品。今回は1930年代の東アフリカを舞台にし、そこにやってきた旅行者たちが次々に事件に巻き込まれる、という物語になっています。主演は（獣人プレデター）（詳しくはこちら）等に出演しているシルベスター・スタローンの実弟フランク・スタローン、ドナルド・プレゼンスと微妙に豪華。
〇インテンシティ緊迫 (INTENSITY) 幼少期に両親が人を殺害する現場を目撃し、それがトラウマとなった主人公が、連続殺人鬼と遭遇し、自分自身の中にあるトラウマと戦うことになるサイコサスペンス。原作はディーン・クーンツで製作総指揮も担当している入魂作。主演は（キスト）等のモリー・パーカー。
〇ハーヴェスト奪われた腎臓 (THE HARVEST) 劇場公開作品。テレビシリーズ（ツインピークス）や（ザ・デプス）、（ロボコップ）等で嫌みな役専門な活躍見せていたミゲル・フェラー主演のエロティックサスペンス作品。旅行先のメキシコで美女と出会い、熱い一夜を過ごしたと思ったら、目覚めると背中に傷跡があり、なんと腎臓を摘出されていた、という衝撃作。
〇ボルテージ (AVENTIS) アントニオ・バンデラスが（デスペラード）（暗殺者）でブレイクしていた時期にリリースされた未公開作品。ですが、主演は（キカ）のビクトリア・アブリルで、しかもベルリン映画祭等で最優秀賞を受賞しているような真面目な作品。VHSジャケットの宣伝文句は、【エロティックサスペンスエンターテインメント！】
〇プワゾンの香り (THE AMY FISHER STORY) 不倫相手の男性の妻を銃撃する、という実際に起ったショッキングな事件の当事者、エイミー・フィッシャーの半生をドリュー・バリモア主演でドラマ化したテレビムービー。さらに本人は服役後、コラムニストとして人気が出たようで、そのままジャーナリストになり、さらにその後ポルノ女優にも転身するという、まるで映画のような人生を歩んでいるようです。監督は、その後（エバーアフター）でもドリュー・バリモアとコンビを組むアンディ・テナント。
という感じになっております。今回ご紹介させていただいた作品の中では、アガサ・クリスティとディーン・クーンツの原作映画がありますが、
（サファリ殺人事件）の方は、ケネス・ブラナー版の（オリエント急行殺人事件）と（ナイル殺人事件）が映画化された際にDVD化なるか？と思われましたが、
やっぱり叶いませんでした。
知名度もダントツに低く、（そして誰もいなくなった）は原作も映画も有名な名作ですが、（サファリ殺人事件）が同じ原作だと知っている人も結構少ないのではないでしょうか。
もう一度原作通りに邦題を付け直して販売されれば、なんとなくそれなりに売れそうな気もしないでもないですが、、、。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
↓先週ご紹介させていただいた未DVD化のレア作品↓
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