お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ドルフ・ラングレン主演最新作は、テロリストによって占拠された建物内にいる人質を救うために単身戦いを挑むドルフラングレン版ダイ・ハード!!と言いつつ中盤はアクション派ナタリー・バーンの主演作になります!!
作品紹介
今回ご紹介するのは、ドルフ・ラングレンがテロリスト相手にダイ・ハードするアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
実業家の祝賀パーティに妻と娘と共に出席したマイケル(ドルフ・ラングレン)だったが、そのパーティ会場は突然謎の武装集団によって占拠されてしまう。
インターポールの刑事であるマイケルは、持ち前の戦闘能力で娘と共に危機を脱するが、人質となっている妻と他の出席客を救うために単身戦いを挑むのだった!?
ドルフ・ラングレン主演最新作です。
今回は(ダイハード)や(エンド・オブ・ホワイトハウス)などのような占拠された建物内の人質を救出するアクション作品となっています。
ただ、流石のドルフも昔のように動きまくっての無双アクションという年齢でもありませんので、中盤からは所属しているインターポールチームの部下たちと合流し、
動き回るのは主に部下たちメインとなっていきます。
ですので、ドルフ主演作品ながらも、なんとなく存在感は薄めですが、一応ちょっとした格闘シーンもありますので、間違いなくドルフ作品と言っても良い作品となっています。
物語の流れとしては、久しぶりに再会する娘と妻と共にあるパーティ(古城のようなところで開催)に出席したら、偶然そのパーティの主催者がテロリストに狙われていたようで、
建物を占拠され、巻き添えで妻と他の招待客も人質となってしまったので、助け出すためにドルフが単身戦いを挑む、といういつものようにシンプルな内容となっています。
冒頭で娘との感動の再会、といったシーンがありましたのでてっきり娘と妻の二人が人質となる展開かと思われましたが、
娘の方は何故かあっさり難を逃れ、妻と他の人質たちを救出する展開となってしまったのが少し残念ですが、それ以外の基本は、大体雛型通りの作品となっています。
中盤以降は部下たちの活躍がメインとなりますが、その部下の中にドルフ主演作(アクセレーション)でも共演したナタリー・バーンが混じっています。
いつものように微妙なキレのアクションを披露していますが単独主演作(アウェイクン監禁島)(詳しくはこちら)など何故か豪華キャストの作品も存在しますので、
何か絶大な力を持っているのかもしれません。
本作では、完全な脇役にも関わらず、途中まるで主演作のような扱いになっていました。
そんな感じでブレながら物語は展開していきますが、中盤以降は、ナタリー・バーンのアクションと日系テロリストのおじさんの微妙な悪党ぶりと、
医師として怪我人を助ける妻のパートを並行して描きつつ、ドルフのアクションを合間に入れる、という感じで段々とドルフの存在感は薄くなっていきます。
で、そこに地元警察とテロリストのやり取りなども含まれていって、なんとなく目的を果たしたテロリストのボスが建物の裏口からあっさり逃げてしまい、
なんとなく人質も解放されていきます。
だったら、救出作戦はあまり意味がなかったような気もしますが、おそらくドルフチームが敵の数を減らしてくれたからなんとかなった、という事だと思います。
その辺は観ている側の想像力での歩み寄りが必要となりますが、ドルフ作品などではあるあるなので受け入れるしかありません。
後半、どさくさ紛れにテロリストのボスはまんまと逃げきっていましたが、エンドロール中に止めを刺される、というお洒落(?)なラストも一応本作の味として楽しめる部分ではないでしょうか。
という事で、いつものドルフのいつものB級アクション作品という事で、ある意味安定感がありますので、ドルフ好き、B級アクション好きの方などご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
ここまできたら、ドルフ出演作品は本人が出演をやめてしまうまで観続けるしかありませんね、、。
作品情報
2019年製作 イタリア・アメリカ製作 アクション
監督 ジョルジョ・ブルーノ
出演 ドルフ・ラングレン、ナタリー・バーン、ハル・ヤマノウチ、
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