お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ジョナサン・モストウ監督、サム・ワーシントン主演作はアンダーグラウンドな世界でドラッグに溺れながらも懸命に前進しようとする男の再起をかけたボディガードアクション！
2017年製作 アメリカ・スペイン・ドイツ製作 アクション
監督 ジョナサン・モストウ
出演 サム・ワーシントン、オディア・ラッシュ
監督は（ブレーキダウン）、（ターミネーター3）、（ハンコック）のアクション派ジョナサン・モストウ。出演は（アバター）、（タイタンの戦い）シリーズなどの有名俳優サム・ワーシントンと世界で最も美しい顔14位に選ばれたオディア・ラッシュ。
あらすじ
殺し屋であるルーカス（サム・ワーシントン）は身体的、精神的にも疲弊し引退を考えていた。そんな時マフィア組織より女子高生エラ（オディア・ラッシュ）の殺害依頼を受ける。予定通りターゲットのエラに接近したルーカスだったが、純真なエラの懇願により、どうしても引き金を引くことができなかった。しかし、殺しの依頼は絶対でそれに背くことは即ち自分自身が組織に狙われる事を意味する。同世代の娘を持つルーカスは失ってきたものを取り戻すためエラを命がけで守る事を決意し、その日以来ルーカスとエラの逃亡生活が始まるのだった。
感想
Ｂ級作品なのですが本作は主人公をアバター）、（タイタンの戦い）シリーズの有名俳優サム・ワーシントンが演じている事と、監督が（ターミネーター3）、（ブレーキダウン）、（ハンコック）、（Ｕ－571）などアクション映画の秀作ばかりを監督してきたジョナサン・モストウだという非常に強い引きがあるので、割と期待して鑑賞したのですが、結果的には少々期待しすぎたかと思ってしまうような内容でした。ジョナサン・モストウ監督は2009年製作の（サロゲート）ぐらいまでは順調に比較的ビッグバジェットなＢ級よりの秀作アクションを連発していたのに何故か急に失速してしまったような気がします。何があったのでしょうか、、。本作も作品の製作予算などの規模はさておきピーク時の作品との落差が激しすぎて本当にジョナサン・モストウ監督作品か？と思ってしまうぐらいです。ストーリーなども比較的よく見かけるタイプの物語でどこかで何度となく見かけた事のあるような展開でいまいち新鮮味にかける感じがしました。過去作が示しているように面白い作品を連発できる実力派監督だと思いますので今後なんとかかつてのような勢いのあるアクション作品を撮影してもらいたいです。主演のサム・ワーシントンも最近は主演作がちょっと減っているようですので本作のような規模は小さいけど実力は発揮できそうな作品でどんどん活躍していってもらいたいです。
