おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
地球外生命体を宿した正義のロボットが、悪のロボットと激突し、ラスボスとなるボディコンマッド研究員がスピーシーズと化す、シンプルなロボットアクション!!


作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介する作品は、地球外生命体が入り込んだロボットが活躍するSFアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから
5体のロボットの開発に成功したルオ博士は、宇宙から飛来したケイ素生命体をロボットに注入する実験を行っていた。
しかし、ある日、博士の助手であるチェン・ナンが手柄を焦り、生命体を自分自身に注入する実験を強引に行った結果、チェンは暴走し始める。
暴走を止めに入ったルオ博士は犠牲となり、なんとか研究センターを逃げ出したルオ博士の娘シャオコーは、自分を守るために製造されたロボット8号と仲間と共に追われる身となるのだった!!

監督は、(地下室惊魂)や(超能水怪)等のリアン・ジで、シンプルなロボットバトルを演出しています。


主人公となる少女ルオ・シャオコー役は、ドラマシリーズ(宮廷恋仕官 ~ただいま殿下と捜査中~)や(黑处有什么)等の
スー・シャオトンが演じ、可憐な魅力でロボットと対峙していきます。



で、トラブルの張本人の女性研究員チェン・ナン役で、2020年ミス・アジアグローバルネットワークや、ミス・アジア大中華総合でチャンピオンに輝き、
映画作品では、(王朝の陰謀)シリーズ(狄仁杰之通天谜案)や、(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ)シリーズ(黄飞鸿之铁血十三姨)等に出演している
モデル兼女優のウー・チュンイが登場し、セクシーな魅力で主人公達に迫ります。



で、ロボット軍団と戦う機動部隊員シン・チェン役で、(ブレイド・オブ・ウィンド 斬風刀)(詳しくはこちら)や、フランシス・ン、ルイス・ファン共演の(猎仇者)等の
チェン・フェイが登場し、激闘を繰り広げます。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、近未来の中国で、ヒト型ロボットを5体開発したルオ博士が、調度都合よく飛来した地球外生命体を、
ロボットの中に入れ込む研究を進めているシーンから始まります。

しかし、早速ルオ博士の助手であるボディコン研究員チェン・ナン(ウー・チュンイ)が暴走し、まだ許可されていない
地球外生命体を人間(自分自身)の身体に入れる実験を、いきなり強行
結果、当然のようにチェンは身体を地球外生命体に乗っ取られて、暴走し始めます。


で、同じ頃、ルオ博士の娘のルオ・シャオコー(スー・シャオトン)と友人のシュー・ムーは、予てからの夢であった月探査作戦に勝手に同行しようとしますが、
旅立つ寸前で、父親のルオ博士に見つかり、叱られてしまいます。

そんな時、ロボット研究センターからルオ博士に緊急事態の連絡があり、チェンが暴走しまくっている事を知ります。

で、センターに駆け付けてみると調度チェンが暴れている最中で、制止しようとしたルオ博士はあっけなく暴走研究員に襲われてしまいます。
調度駆け付けたセンターの所長とシャオコーを守るために製造されたロボット8号と共に難を逃れたシャオコーとシュー・ムーですが、
逃げている最中に、事件を処理するために駆け付けた機動部隊のシン副隊長(チェン・フェイ)に事件の容疑者として拘束されそうになりますが、なんとか誤解は解けます。


しかし、地球外生命体に身体を乗っ取られたチェンは、自身の体内に宿している生命が半分のみだったため、完全体になるために、
もう半分を宿しているロボット8号の追跡を開始します。


で、そのために送られた4体のロボットが、逃げていたシャオコーたちに迫り、戦いを挑んだ機動隊は大打撃を受けることになります。

この戦いも、シン副隊長とロボット8号のおかげでなんとか難を逃れるシャオコー達ですが、隊がほぼ全滅してしまったために、
この騒動もシャオコー達が犯人だと疑われてしまいます。

で、そんな逃亡中の一行は、センター所長、そしてルオ博士とも友人同士だったロボット科学者リウ・ガーチュエンのもとに身を寄せることになります。

そこで、徹底的な修理と格闘術のバージョンアップ等を施されるロボット8号ですが、その過程である秘密が発覚し、戸惑うシャオコーたちのもとに、さらなる陰謀と強敵達が、迫る!!!
、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。


CGで描かれたロボット同士が激闘を繰り広げるSFロボットアクション作品です。
一応地球外生命体が登場はしますが、液体のような気体のような存在で、冒頭で登場即ロボットとボディコン美女に注入されますので、
対エイリアン的な要素は薄めで、あくまでそれを宿したボディコンと、それに操られている4体のロボット対、宿してるロボット8号と仲間の人間たちの戦いを描いたロボットアクションとなっています。

本国のポスターと原題から想像すると、もしかすると、内容はともかく企画イメージ的には(鉄人28号)なのかもしれません。
完全な後付けイメージかもしれませんが、、、、。

で、ストーリー自体は至ってシンプルで、出だしの騒動から続く追いかけっこが、ずっと後半まで続く流れで、そこに
19歳なのにパパ、パパとさわぐ主人公のパパ愛ドラマが随所に挿入されていく、という感じで、冒頭でそのパパは、もう無理が確定するぐらいのダメージを受けいるのを目撃しているにも関わらず、
やたらとパパに会いたい、パパに会いたいとさわぎまくって、物語全体をそのパパ愛で引っ張っていきます。

それが、主人公自身の物語の主軸になってしまっているので、本来メインであるはずの知的生命体を宿したロボット8号は、
主人公を守るために製造されているため、パパ騒ぎして危険な行動を取る主人公の後処理やサポートに徹してしいます。

後半、いよいよクライマックを迎える段階でさえも、結局主人公はパパを求めて、一人で勝手にボディコンが支配しているロボット研究センターに戻る事になりますが、
そこでも、禁止されていたスマホみたいな携帯端末を使用する事で、ボデイコンに居場所が知れてしまって速攻で捕まる
という、主人公なのに、実はトラブルメーカー的な役目を最後まで果たしていく事になります。


これが、小学生から中学生ぐらいまでの幼さの残る年代なら、結果的に問題となるような行動を取っても納得できるのですが、物事の分別のつく19歳という設定で、
結局、主人公自身の成長は最初から最後まで一切描かれない、というところが、本作のイマイチ登場人物に感情移入できない、残念なポイントとなっています。

CG表現に関しても、アクション表現に関しても、それなり、、、、という感じですが、個人的には、やたらと戦闘シーンで多投されるロボットの威力で吹っ飛ばされる表現で、
ワイヤーでキャストの身体を上から吊るしたままで、横に(ス~~ッと)ゆっくり移動する表現が、イマイチ嘘臭く映りましたので、
人間参加の戦闘シーンに成る度に、ロボットの脅威よりも、なんとなくコント臭を感じてしまいました。

という事で、豪華で滑らかなCGを堪能できる作品という感じではありませんが、気分転換にサクッと気楽に鑑賞できる見やすい作品とはなっていますので、
SFアクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。



作品情報
2023年製作 中国製作 SFアクション
監督 リアン・ジ
出演 スー・シャオトン、ウー・チュンイ、チェン・フェイ、シャオ・グェンイー、ディンジヨン、ワン・ミン

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