
皆さんこんにちは、まぁくです。
6月なのに、熱帯地獄!

さて、 是空社から6月4日にリリースされたVHS版(サスペリア)ですが、売れ行きが良いのか悪いのか良く分かりませんが、
とりあえず令和に復活、VHSリリースの第二弾が決定したようです。

タイトルは、(デューン砂の惑星 日本語吹替版)!!

今回7月15日に新商品としてリリースされるのは、字幕版と日本語吹替版の両方ではなく、まさかの日曜洋画劇場で放送された際の日本語吹替版のみのリリースという、
かなり買う人を選ぶ、ニッチ過ぎる状況でのリリースで、8580円という強気な値段設定(それぐらい費用が掛かってしまうのだと思いますが)で、

正直、豪華ボックスや、限定フィギュア付き等のプラスアルファの無いペラペラ紙箱で底面はカセット部分むき出しというパッケージ仕様に、
流石に(サスペリア)のようなバージョン違いのジャケットぐらいの付加価値が無ければ購入する人も少なそうではありますが、
こういうチャレンジングなソフトリリースは、出来る限り続けて欲しいですね。

話題にさえなれば、他の埋もれていた作品のソフトリリース等も、もしかすると実現するかもしれません。
ただ、超個人的に言わせてもらうと、アナログレコードが、CDとの音質の違いなどで、未だに根強い人気を保っているのとは違い、
VHSテープ自体に、DVD・ブルーレイ以上の強みはそんなに無い(DVDが再生エラーとなったら全く鑑賞できないのに対して、

VHSテープの場合は、問題のある個所のテープを物理的にカットして繋げば、他の部分は鑑賞できるとかの、アナログ的な利点は省いて)
と思いますので、VHS復活のムーブメントは個人的には難しいと思います。

昔のDVDが無い時代の、荒い画質のまま新しくリリースするならまだしも、DVDやブルーレイと同じクリアになった画質を、
わざわざVHSテープに焼き付けて鑑賞する利点がイマイチ良く分かりません、、、。
それよりもVHSテープは白カビ生えやすいので、今のような梅雨時には余計に中止が必要になってしまいますし、、、

さて、そんなまさかの令和の時代にVHSの新ソフトがリリースされる、という昨今、逆にVHSのみのリリースで、
デジタル化の波に乗り遅れてしまっている方の、作品の方が世の中には沢山存在する、という事で、
【未DVD化のレア作品】、今回は【サスペンス編 其の三十六】という事で、ハラハラドキドキの作品を少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは、ドナルド・サザーランド出演のサスペンススリラーから、、、
〇殺しのロザリオ (THE ROSARY MURDERS) 聖職者ばかりを狙う連続殺人事件が続くデトロイトで、ある男の懺悔から、その男が犯人であることを告白された神父ケラーが、内容を口外できない中、自ら事件の調査を開始するサスペンススリラー。監督は(夕暮れにベルが鳴る)のフレッド・ウォルトン、主演は名優ドナルド・サザーランド。

〇バルカン・エクスプレス (BALKAN EXPRESS) 1930年代後半、ナチス・ドイツ軍の侵攻はヨーロッパ全土へと伸びていたが、ある流浪のミュージシャンで詐欺師の3人組が、ナチスに抵抗し、なんとか逃げ延びようと画策する戦争アクションサスペンス。監督は(ウーマンズデイ)等の、ブランコ・バレディック、主演は(歌っているのはだれ?)等の、ドラガン・ニコリッチ。

〇仕組まれた男 (FRAMED) 何不自由なくパリの生活を営んでいた贋作作家の主人公ウィリーが、恋人のケートに裏切られて服役し、出所後、バーテンダーとして生計を立てるようになるが、そこへケートが再び姿を現して、マフィアのボスが所有しているモディリアーニの絵画を贋作とすり替える作戦にウィリーを引き込んで行く、幾重にも張り巡らされた罠に追い詰められる(フライ)のジェフ・ゴールドブラムの名演が光るサスペンススリラー作品。

〇瞳のなかの殺人者 (EYEWITNESS TO MURDER) ロサンゼルス、邪魔者であるアートギャラリーのオーナーを亡き者にしようとした麻薬王ブレスリンだったが、偶然現場を訪れたアーティスト、スザンヌに現場を目撃されてしまう。スザンヌも重症を負わされ失明してしまうが、スザンヌが生きていると知ったプレスリンは、暗殺者を差し向ける、後に大物プロデューサーとなったアンドリュー・スティーブンスお得意のセクシースリラー。

〇ミュラー探偵事務所 (MULLER`S BURO) しがない探偵ミュラーの下に、ある日イングリッド・バーグマンと名乗る美女が行方不明になった恋人の捜査依頼にやってくるが、捜査を開始しようとした途端に、依頼者自身が何者かによって殺害された事実を知る。自ら事件の捜査を開始したミュラーは、その殺人事件の裏に暗黒組織の存在を知る、色んな作品のパロディを詰め込んだサスペンスコメディ。

という感じになっております。
今回ご紹介した作品の中では、(仕組まれた男)や(瞳のなかの殺人者)等は、未公開ながらも、メジャー系でVHSリリースされた作品ですので、
まだまだ視聴できるチャンスは0では無さそうですので、なんとか配信ででもリリースして欲しいところですね。
特にワーナーのCUEレーベルは、意外な名作が結構揃っていますので、、。
という事で、今回のエンディングテーマは、、、
VOICE / stay~あなたの声が聞きたい~
🔶ちょこっと思い出🔶VOICEと言えば、勿論(24時間の神話)は、永遠の名曲ですが、個人的には、このなんとも言えない切なさで、胸をぎゅぎゅっと締め付けられそうなこちらの曲にハマってしまいました。今、聴いてもやっぱり切ないですね、、、。途中さらっと、『夢の中でも逢えない、、』という歌詞が出てくるのですが、そこが何気に一番切ないです、、、。
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