未DVD 化のレア作品 【コメディ編 其の四】

投稿者: | 2022年2月7日

皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。寒さの限界が続く毎日でキーボードのキーをタイプする指も悴む時期ですね、、、。

さて、先日古い邦画作品を鑑賞しました。

タイトルは、、、

Amazon | クライムハンター 怒りの銃弾 [DVD] | 映画

クライムハンター怒りの銃弾)です。

ビデオシネマ(Vオリ)である東映Vシネマの第1回作品で、映画館で公開するための映画ではなく、ビデオでの販売を目的として製作された作品です。

今では当たり前になりましたが、当時は映画館で上映するような規模の作品をビデオだけで販売するために製作する、

というのは凄く新鮮で豪華だったので、ついにビデオもここまで来たか、と思ったのを覚えています。

ビデオバブル時代を象徴するような勢いのある出来事でした。

この東映Vシネマの人気が無ければ、その後製作された(呪怨)シリーズや、(ミナミの帝王)シリーズ等、

多くのVオリ作品も無かったとも言えますので、そういう意味でも非常に重要な作品とも言えるのではないでしょうか。

作品内容は、ビデオで人気のアクション映画ジャンルに絞った内容で、相棒を殺された元刑事が犯人に復讐する、というシンプルな物語ですが、

ビデオ作品ではありえないような激しい銃撃戦と、世良公則、田中美奈子、又野誠治、原田芳雄、竹内力等の豪華なスターが共演している、

という映画館で上映してもおかしくないようなスケールとなっています。

上映時間がビデオ用なので58分と短いですが、アクションとストーリーを楽しむには調度良いぐらいの長さとなっていますので、

その分テンポ良く鑑賞する事ができるようになっています。

気軽に楽しめる作品ですので、機会がありましたらご鑑賞ください。

又野誠治ヒストリー「クライムハンター 〜怒りの銃弾〜」世良 ...

さて、ビデオ映画の記念碑的な作品(クライムハンター怒りの銃弾)は、DVDや配信などで今でも鑑賞する事ができますが、

世の中には、VHSのみの販売で、その後DVD化もされずに忘れ去られようとしている作品が沢山ある、という事で(未DVD化のレア作品)、今回は(コメディ編 其の四)という事で、

楽しい作品をご紹介させて頂きます。

という事で、まずはまさかのジェリー・ブラッカイマードン・シンプソンプロデュースの作品から、、

サイレントナイトこんな人質もうこりごり (HOSTILE HOSTAGES) まさかのドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーのメガヒットコンビプロデュースの珍しいドタバタコメディ作品。泥棒の主人公が盗みに失敗し、代わりに人質強盗に入った先の住民夫婦は離婚寸前で、逆に家族の争いに巻き込まれてしまう、というデニス・レアリー主演作。共演は着実に人気を伸ばしていた時期のケビン・スぺイシー。

キャプテンロン (CAPTAIN RON) 幸せな家族の楽しいカリブ海クルーズの予定が、雇った船長がとんでもない男で、行き先は間違える、海賊に出くわす、嵐に巻き込まれるなどの大災難の連続にいつの間にか、信頼関係まで生まれてしまう、という捧腹絶倒のファミリーコメディ。主演はカート・ラッセルと(インナースペース)等のマーティン・ショートと豪華。

パパと呼ばれて大迷惑!? (FATHER HOOD) パトリック・スウェイジ主演のコメディ作品。幼い子供たちを施設に預け、自由気ままに生きるチンピラが、施設を脱走してきた子供たちと嫌々ながらも旅をする内に、親子愛に目覚めていく、というハートウォーミングなロードムービー。共演はブレイク直前のハル・ベリーとダイアン・ラッド。

パパとマチルダ (A SIMPLE TWIST OF FATE) スティーブ・マーティンが製作総指揮・脚本・主演とこなしたファミリーコメディ。妻の裏切りによって守銭奴と化してしまった主人公が、幼くして父親に捨てられたマチルダと出会う事で、人間的な暖かさを取り戻していく、というハートウォーミングストーリー。共演はガブリエル・バーン。

カーテンコール ただいま舞台は戦闘状態 (NOISES OFF) 名匠ピーター・ボクダノヴィッチ監督によるショービジネス界を舞台にしたドタバタコメディ。公演初日を明日に控えた劇団だが、能天気な劇団員のせいで舞台裏と表で珍騒動を巻き起こすという物語。実際にこの物語の脚本は演劇の世界でトニー賞に4部門もノミネートされるほど評価されているようです。出演はマイケル・ケインとクリストファー・リーブという豪華さ。

ハウスゲスト あんただ~れ? (HOUSEGUEST) ギャングに追われるペテン師が、ふとした事で知り合った弁護士の25年ぶりの再会相手に成りすまし、まんまと自宅に招かれる、という成りすましコメディ。主演は当時全米で大人気だった大柄のコメディアン、シンバット。

ベティ・ルーは犯罪者(クリミナル)? (THE GUN IN BETTY LOU’S HANDBAG) (スパイダー)(詳しくはこちら)、(レリック)等のペネロープ・アンミラー主演のコメディ。内気で冴えないベティ・ルーが、ある日偶然拾った銃が、ギャング団を殺害した凶器だったことで巻き込まれていくドタバタ喜劇。

ヘビーウェイト サマーキャンプ奪還作戦 (HEAVYWEIGHTS) ディズニー製作のファミリーコメディ。重量オーバーの主人公が、一念発起し、サマーキャンプで無理なくダイエットしようと計画していたら、フィットネスおたくにキャンプごと乗っ取られてしまい、キャンプ場は地獄と化す、という設定が秀逸なコメデイアクション。

カンヌ映画祭殺人事件 (la cite la peur) 劇場公開作品。VHSジャケットの【フランスのダウンタウン】のキャッチコピーが勇ましいお笑いトリオ、レ・ニュル主演のコメディ。カンヌ映画祭に出品されたホラー映画(アカは滅びる)は、そのあまりの酷さに酷評されまくるが、映画と同じ内容の殺人事件が起きたことで、一転して話題の映画となる、というちょっと風刺の効いた映画ファン必見の作品。

アメフト大混戦 ぷっつんメジャーリーグ (1st & ten) ひょんなことでアメフトチームのオーナーになってしまったヒロインが、チーム乗っ取り合戦に巻き込まれていくドタバタコメディ。VHS裏ジャケットの宣伝文句には【脳ミソにタッチダウン!笑うカウチに福が来る!!】というナイスなキャッチコピー。

スクイズプレイ (SQUEEZE PLAY) (悪魔の毒々モンスター)を製作した超低予算作品専門製作会社トロマ社によるスポーツコメディ。本作によってセクシーコメディブームを作ったそうで、(ポーキーズ)や(ポリスアカデミー)なども本作の影響を受けている、、、、とVHSジャケットには記載されていますが、そんな事言い出したら古めのセクシー描写のある作品は全部影響を与えたことになってしまいますね、、、。

という感じになっています。

今回ご紹介した作品は、ディズニー系の作品なども多く含まれていますので、何かのはずみでDVD化されるチャンスも結構あるのではないかと思われます。

コメディジャンルは、製作国ではない国々では苦戦するジャンルだとは思われますが、ビッグスターが出演していたり、

その後有名になった製作者が参加していたり、なども多いジャンルだとも思われますので、見逃すのは惜しい作品も沢山存在します。

とはいえ、今の時代パッケージソフト化は厳しいかもしれませんが、せめて配信で気軽に鑑賞できるようになれば良いですね。

という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。

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