未DVD化のレア作品 【香港現代アクション編 其の参】

投稿者: | 2021年2月8日

皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。最近、急に暖かい日もちらほら増えてきましたね。毎年、そう思っていたら、カウンターパンチのように寒い日が戻ってきたりするので、まだまだ風邪をひかないように注意が必要ですね。

さて、先日中古販売で以前から気になっていて鑑賞したいと思っていた邦画の特撮作品を見つけてしまったので、迷った挙句に購入してしまいました。

タイトルは(ミカドロイド)です。

東宝円谷プロがタッグを組んで製作したホラーテイストのSFバトルアクション作品です。

第二次大戦末期に兵士を人体改造して強靭な人造人間を作り出そうとしていた軍の実験の被験者が、

混乱の最中に3名逃げ出し、その内の2名は、ほとんど人間の姿である代わりに、歳をとらない永遠の体となり、

残りの1名は機械の体となっていて、殺戮マシーンと化している。

そして、45年の月日が流れて、何かの理由で突然目覚めた殺戮マシーンが、

暴走し、人々を殺戮し始めたので、それを止めるために人間の姿の2人が戦いを挑む、という物語となっています。

簡単にいうと、(ターミネーター)風のバトルアクションとなっています。

スタッフがかなり豪華で、原口智生監督を筆頭に、監修に実装時昭雄監督、特撮に樋口監督、音楽に川井憲次など、その後大活躍する有名スタッフが総出で製作にあたっています。

これで、面白くないはずがありません。

73分と短めの作品ではありますが、その分プロットをギュッと圧縮した展開で、深夜のビル内で展開されるバトルが緊迫感たっぷりに描かれていました。

目当ての特撮シーン爆破やガンエフェクトなど、CGのない当時に迫力のバトルシーンの連発となっていて、見どころ満載でした。

できれば、もっと長尺で観たいぐらいでした。

ミカドロイドのデザインも無骨な感じで良かったです。

特撮好きの方でしたら、非常に楽しめる作品となっていますので、機会がありましたら、ご鑑賞してみてください。

さて、(ミカドロイド)はDVD化されましたが、世の中には、VHS化されたものの、DVD化まではされずに忘れ去られている作品が無数に存在します。

という事で、【未DVD化のレア作品】、今回は前回に引き続き(香港現代アクション編)に絞って少しご紹介したいと思います。

個人的に香港映画のVHSとDVDは昔から収集していて、割とご紹介してみたい作品が結構多いので、ちょっと連続しますが、

『そんな作品があったのか。』程度に思っていただけたら、と思います。

と、いう事で、まずは、日本・香港合作の作品から、、、

〇恋のカウントダウン (用愛捉伊人COUNT DOWN) 日本劇場公開作。日本・香港合作のアクションラブコメデイ。早見優、アラン・タムという日本と香港の2大ビッグアイドルが共演しています。監督は(インファナルアフェア)のサム兄貴ことエリック・ツァン。この時期は(孔雀王)や(スパイゲーム)など日本と香港合作作品が結構製作されていました。内容は富豪の令嬢である早見優が香港で遺産相続のトラブルに巻き込まれて、たまたま出会ったアラン・タムの協力で香港の街中を逃げ回る、というシンプルイズベストな香港アクション。他にテディ・ロビンや丹波哲郎も出演しています。

〇KEDAMONO獣 (1/3LOVER)日本・香港合作作品。製作はシンシアラスターこと大島由加里。日本からの出演はセクシー系の村上麗奈、香港側からは(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)のイン道士ことウー・マ。(チャイニーズ・エロティック・ゴースト・ストーリー)シリーズなど、この時期多く製作されていた香港セクシー路線の作品で、日本からはセクシー系のキャストが多く参加していました。セクシーシーンが売りではありますが、そこは香港映画なので、合間に挟むアクションは本格的で、刑事にさんざん揺すられた上に、しっかりと倍以上返しをする、というレディースリベンジアクションとして見どころのある作品となっています。

〇大混乱 ホンコンの夜(香港之夜)日本劇場公開作。岡村隆史主演(無問題2)の製作を行っていたサム・レオン監督の香港・日本合作作品。主演は日本から田口浩正。共演は(霊幻道士完結編最後の霊戦)のチン・ガーロ、ジョニー・トー作品でお馴染みラム・シュー、ロー・ガーイン、アルフレッド・チョン、そしてゲストに岡村隆史という豪華な作品。コンドームを求めて香港の夜を駆け巡る日本人のドタバタを描いたアクションコメディ。

〇キラーエンジェル  殺戮の天使たち(殺手天使) ユン・ピョウ主演の(チャンピオン鷹)でお飾りアイドル的にデビューしながらも、西城秀樹主演(天使行動)などで、アクション女優としていきなり開花。その後B級アクション作品を中心に活躍したムーン・リー主演の女性エージョンともの。香港マフフィアと秘密特殊部隊のバトルアクションで、外にも(少林寺三十六房)のリュー・チャーフィーや、日本からは高城富士美などが参加の豪華なB級アクション。

〇ビビアン・スーのパイレーツの逆襲(超級中国龍)香港・台湾合作作品。主演は勿論ビビアン・スーで日本でブレイクする以前のアイドル映画。監督は何故か、(八仙飯店之人肉饅頭)や、(イップマン最終章)などのハーマン・ヤウ。製作は(愛と復讐の挽歌)などのテイラー・ウォン。共演にチャウ・シンチー作品に多く出演していた名脇役ン・マンタ。内容は、荒唐無稽なファミリー向け冒険活劇。

〇アラン・タムの活劇盗聴大作戦 (小爺威威PLAY CATCH) アラン・タム、エリック・ツァン、オリビア・チェンという(魔界天使)の出演者が再び顔合わせした、シネマシティ社製作のアクションコメディ。監督はラウ兄弟の次男ラウ・カーウィン。製作はレイモンド・ウォンとカール・マッカ、音楽はテディ・ロビンという黄金の布陣。殺人計画を偶然盗聴してしまった男の、そのテープをめぐるドタバタアクション。因みに本作のVHSは日本コロンビアが贈る【アラン・タムの香港ニューシネマカタログ】のうちの一作で、その宣伝文句として『あっぱれ!イカス香港ニューシネマが続続登場!!』と書かれています。時代ですね、、。

〇ラストバイオレンス爆女 (暴風女)一種のレディーリベンジ作品で、かなりワイルドな女子3人が、街で困っている女子を助け、気に喰わない男子をボコボコにする、という無茶苦茶なアクション作品。かなり辱めを受けた男子は、リベンジを誓い、女子を追いかけ回し、機関銃で撃ち合う戦いになる、という乱暴な作品。80年代の香港映画の無鉄砲ぶりがうかがえますね。

〇トップポリス(TOP POLICE)アンディ・ラウ主演の(トップガン)系の特殊部隊訓練もの。アメリカのSWATのようなエリート特殊部隊に入隊した若者たちの活躍を描いた作品で、他に(香港カンフードラゴン少林寺)、(七福星)のミウ・キウワイやや、(プロジェクトA)の大ボス役ディック・ウェイ、ヒロインに(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイ)シリーズのロザムンド・クワンなど豪華な顔ぶれ。因みに、本作がVHSで発売された当初は、まだアンディ・ラウが日本で有名ではなかったため、パッケージにもアンデイ・ラウではなくリュー・ダー・ファーという中国語読みをそのままカタカナ表記したクレジットで表記されています。今観ると誰?という感じですね。

〇アンディ・ラウ武闘派列伝(再戦江湖)当時アンディ・ラウが多数出演していた香港ノワール作品のうちの1作。主演はアンディではなく、かなり気合の入っている感じの兄貴アラン・タン。本作以外には、チョウ・ユンファの(マカオ極道ブルース)などにも出演している任侠路線の兄貴です。そのアラン・タンメインの作品にアンディがお助けマン的に合流するという感じで、内容的には香港黒社会ものの王道ですが、脚本が後に監督としてブレイクするまさかのウォン・カーワイという異色作。

〇狼の烙印 (THE LAW ENFORCER)84年製作当時、香港刑事役といえばこの人、チョウ・ユンファ主演の(狼 男たちの挽歌最終章)でも刑事役、(八仙飯店之人肉饅頭)でも刑事役、(愛と復讐の挽歌)でも記事役を演じていたダニー・リー監督・脚本・主演と入魂の刑事アクション。共演には顔面凶器、シン・フイオンなど。

というような感じで、今回は日本・香港の合作と元気溢れていたころ流行っていた香港ノワール作品などからご紹介させていただきました。

今回の作品は特にマイナーな作品が多いですが、中でも(恋のカウントダウン)などは、

日本と香港両国の一流の製作者が揃って製作され、非常に力の入った作品で、日本で劇場公開もされ本来なら超有名作として後世に残るはずなのですが、

その後何故かDVD化もされませんでしたので、存在も知らない方も多いのではないでしょうか。

流石に、この先のDVD化も、厳しそうですね、、、。

という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。

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