みなさん、こんにちは、まぁくです。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、いよいよ今年も明日で最後、という事で、昨年までと同様に今年鑑賞した作品の中から個人的なベスト作品とワースト作品を3本ずつ順位をつけて選んでみたいと思います。
今回も、あくまで、超個人的な感想ですので、ご了承ください。
という事で、まずはワーストから3本ずつ挙げさせていただきます。
それでは、まず第3位は、
(Mr.&Mrs.ウォンテッド)(詳しくはこちら)
倦怠期を迎えたイケてる風の夫婦が、バーで別れ話をしていると、調子ノリの若者に絡まれて、口論から暴力沙汰になり、
そのまま夫婦そろって大暴行を加えていると、相手の若者を死なせてしまう事になるが、実は、その若者は、大富豪の孫で、
富豪は、復讐のために、知り合いのマフィアに頼んで100万ドルの報奨金を掛けて大勢の殺し屋を雇う、、、、
、、、、という、タランティーノやジョー・カーナハン作品風のイケてるクライムアクションを狙っているのは物凄く分かるのですが、
とにかく感情移入できない主人公夫婦に加えて、追う側の暗殺者の数が多すぎる上に、各暗殺者の本編には関係ないそれぞれのストーリーを
くせが強すぎるナレーションで、延々と語られ続ける物語構成が、観ても観ても本編のストーリーが全く前に進まない、
という螺旋地獄に陥ったような感覚に陥り、しまいには、主人公夫婦の先行きなんでどうでも良くなってしまうぐらいに、
作品からどんどん気持ちが離れていってしまう、というまさに修行覚悟の必要な作品となっています。
予告編は、面白そうなんですが、、、。
そして、第2位は、
(サウンド・オブ・サイレンス)(詳しくはこちら)
歌手志望の女性主人公が、故郷の母親から父親が病気で入院したという知らせを受け、恋人と共に帰郷してみると、
父親が突然おかしな行動を取るようになったと言われ、不審に思いつつも、そのまま実家に戻って父が修理したラジオの電源を入れてみると、
この世の存在ではない霊が現れ、音を出している時だけ襲ってくる、
という(ライトオフ)と(クワイエットプレイス)を単純に足したような心霊ホラーの短編作品を、
同じトリオ監督が長編映画として製作し直した入魂の心霊ホラー、、、、、、
、、、、ではありますが、とにかく設定に対する説明や、物語を面白くしようとする味付け要素が抜け落ちていて、
本筋とは大して関係ない寄り道要素だけが、引き延ばされるという、こちらも、観ても観てもストーリーが進まないネバーエンディングストーリーとなっています。
さらに、とどめとばかりに、エピローグ的なオマケ映像が、まさかというぐらいに長めに描かれます、、。
そして、第1位は、
(スナイパーズアイ 不落の要塞)(詳しくはこちら)
引退したエージェントの保養施設フォートレスが、前回テロリストに襲撃を受けて(ドント・サレンダー 進撃の要塞)(詳しくはこちら)から数か月後、
襲撃事件で打撃を受けたフォートレス自体の引っ越し作業が進む中、安心しきっている主要メンバーを、
再び同じテロリストが、同じような方法で襲撃する、
という、他のシリーズ作品では観た事の無いような、鑑賞した人全員がデジャブを感じる続編で、
前作でやっつけたはずのラスボスや腹心の部下等も、
実は防弾チョッキを着ていて生き延びていた、
という大人が考えたとは思えないような理由で、前作のメンバーが簡単に復活して、前作と同じことを繰り返すという、
ブルースの出演が、悔やまれるような志の低すぎる作品となっています。
引退直前のブルースパートタイム出演作品、流石に内容的には厳しい作品が多いですが、本作のやっつけ感は、群を抜いていて、
それでも、
鑑賞している自分自身が、一瞬情けなくなってしまうぐらいの低完成度
となっていますので、とりあえず厭な事は忘れて、
来年リリースされるであろう最後のブルース出演作品を待ちたいですね。
という事で、次は、そんな修行覚悟のいる作品とは真逆と個人的に感じた、ベスト作品を3作ご紹介させて頂きます。
それでは、まずは第3位は、実は劇場公開当時に映画館で鑑賞していたにも関わらず、あまりに胸に刺さったので、
後日落ち着いてから、ブログにしたためようと思ってぐずぐずしていたら、どんどんと時間が経過してしまい、
しかも長い間DVDリリースも見送られていたために、観直す事も出来ずに、公開から数年後にやっとDVDリリースされたので観返してみたら、
やっぱり観る度に胸に刺さって号泣してしまった作品ですので、少し公開から時間が経過してしまっている作品です。
本来であればダントツの1位ですが、そう初めに感じたのは2024年の事ではないので3位とさせて頂きました。
(ホアジャオの味)(詳しくはこちら)
疎遠になっていた父親が亡くなり、その葬儀の席で初めて出会った3人の異母姉妹が、父の火鍋店を継ぎ、
父秘伝の味を、姉妹で協力し合いながら探し求める事で、知らなかった父親の優しさと、家族の大切さに気付き、
それぞれの生活と向き合っていく、という女性主人公のドラマですので、一瞬B級作品ばかり鑑賞しているB級野郎からすると、ハードルが高そうに思えますが、
これが、三人の名演と監督の名演出、さらに、アンディ・ラウやリッチー・レン、ケニー・ビー等、男性陣の名助演もあって、
非常にすんなり鑑賞でき、しかもドラマチックで、笑えて泣ける秀作ドラマとなっています。
作品全体を包む雰囲気が非常に優しく、三人それぞれのドラマも魅力的、そして、ケニー・ビー演じる父親の本当の優しさを、
疎遠で、葬儀で涙も流せなかったサミー・チェン演じる長女が、最後の最後に浮かべる涙と台詞、そしてそんな娘を名残惜しそうに見つめるケニー・ビーの姿が、
いつまでも良い余韻を残す名作となっていますので、何かの機会がありましたら是非ご鑑賞をお勧めします!
そして、第2位は、
(神探大戦)(詳しくはこちら)
ジョニー・トーとワイ・カーファイが共同監督し大ヒットした(MAD探偵)(詳しくはこちら)の15年ぶりの続編で、
他人の二重人格や、内面の想い、本心、本性、さらに死者の想いまで、目に見えない者を感じ取れる、というトンデモナイ能力を持った元刑事が、
自身も容疑者の一人になりながら、過去の凶悪事件の容疑者ばかりを狙った連続殺人事件を解決するために、
過去に凶悪犯に被害者として拉致された経験のある女性刑事とバディを組んで大捜査を展開する、という香港映画の底力を感じさせてくれる、規模の大きいポリスアクションとなっています。
前作の設定などを継承しつつも、かなりスケールアップを図った内容で、久々に落ち着いていないラウ・チンワンの荒々しい魅力に満ちた作品となっていますので、
こちらも機会がありましたら、ぜひご鑑賞してみてください。
ただ、前作との直接の繋がりはありませんが、非常にテンポの速い作品ですので、一応は前作設定のおさらいをしてからご鑑賞された方が、より世界観には、入り込みやすいです。
そして、第1位は、
(シャクラ)(詳しくはこちら)
ある日突然、義兄殺害容疑を掛けられた共同体丐幇の幇主が、無実を晴らすために事件を調べるうちに、
自身の出生の秘密を知り、さらに内部の裏切り者と事件を影で操る別組織と対決する事になっていく、
という金庸の人気小説(天龍八部)を映像化した、ドニー・イェン主演の武侠アクション作品となっています。
流石に全8巻の長編小説を130分に凝縮するという事で、物語展開が大胆に端折られて行きますので、全てを理解する事は難しいですが、
ドニー演じる主人公周りに必要なエピソードに関しては、物語世界に入り込めるぐらいには描がかれていますので、しっかりと見所は抑えられていて、
チョイ・シウミンやユエン・チュンヤン等、オールドカンフー映画ファンの方には、嬉しいゲスト出演もあったりして、非常にワクワクと楽しめる作品となっています。
ドニー自身のアクションの凄さに加えて、ファンタジックな武侠の技を使ったアクションを見せる映画としては、
これ以上にないぐらいに、素晴らしい表現となっていますので、こちらも是非ご鑑賞をお勧めします。
という事で、例年ですと、ここまでなのですが、今年は、ある作品の記事が、ズバ抜けてアクセス数を増やしていて、
他の作品の記事よりも、より多くの方にお読み頂けましたので、その作品だけご紹介させて頂きます。
因みに前年は(ジュラシックアース新たなる覇者)(詳しくはこちら)でした。
☆番外編今年一番アクセス数の高かった作品☆
(キルショット ネイビーシールズ&FSB特殊部隊)(詳しくはこちら)
モデル、youtuberとして海外で人気のモデル、レイチェル・クックが、ある山脈地帯に父の遺灰を撒くために観光ガイドを依頼する謎の女性役を演じ、
筋肉自慢のリブ・ヒリス演じる主人公がガイド依頼を受けるものの、その地帯には、麻薬の売買で得た一億ドルを、
輸送中の飛行機ごと失ってしまった武装集団が、捜索している真っ最中で、セクシーなレイチェル&リブが、
薄着になりながら応戦する
という内容で、とにかく脱ぎたくてしょうがない(様に見える)レイチェル・クックの引きに尽きる作品となっています。
ただ、セクシーを売りにしている作品ではありますが、プレイボーイ誌関係製作の(ピカソトリガー)シリーズのような、
遊び半分的なアクションではなく、しっかりとB級アクションとして楽しめるクオリティは保ちながらも、
レイチェルのセクシー要素は売りとして外せない、という微妙なバランスが、他のセクシー系作品よりも少しズレていて、
そのズレが、意外に唯一無二の魅力となっている、というなかなかに見所のある作品となっていますので、
今後のレイチェル・クックの活躍にも期待したいですね。
因みに、アクセスが予想外に増える作品は、DVDリリースから暫く経過して、動画配信サイトのサブスクで視聴可能になるタイミングでアクセスが急増する事が多く、
本当に急にアクセス数が増えますので、逆にそれによって、『あ、サブスク始まったな。』と分かるのですが、
分かったところで、どういう作品がサブスクの対象になるのか分からないので、どうしようもないですね、、、。
それでは、今年も駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
来年からは、健康に気を付けつつ、映画好きの方の作品選びに、さらにお役に立てるように、読みやすいブログを心がけて改善していきますので、また宜しくお願い致します。
本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました!
それでは、良いお年をお迎えください!
↓ランキングに参加しています。もし、宜しければ下記をクリックお願い致します↓
人気ブログランキング
にほんブログ村