お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆
米ヴァリアントコミックスの原作をヴィン・ディーゼル主演で実写映像化したSFバトルアクション!!

作品紹介
2020年5月29日公開
今回ご紹介するのは、ヴィン・ディーゼル主演のアメコミ映画化作品です。
それでは、まずはあらすじから、
アメリカ海兵隊のレイ・ギャリソン(ヴィン・ディーゼル)は休暇で妻とともにイタリアを訪れていた。
そんな中、突然武装集団に妻とともに誘拐され、拷問を受ける。
機密情報を聞き出そうとされたが、口を割らなかたため、妻ともども命を奪われることになる。
しかし、死んだはずのレイは、ある研究所で目を覚ます。
そこは、ナノテクノロジー研究所で、レイは体の組織を蘇生できる回復能力を持った超人ブラッドショットとして蘇ったのだった!?

原作はヴァリアントコミックのキャラクターという事で、日本ではいまいち知名度は低いですが、アメリカでは人気のようで、製作当初は本作以外にも4本映画化の予定があったようです。
マーベルの(アベンジャーズ)シリーズのようにユニバース的な展開を構想していたようですが、結局立ち消えになって本作のみ単独で製作されたようです。
記憶に新しいところでは、トム・クルーズ主演の(ザ・マミー呪われた砂漠の王女)から始まる予定だった、ユニバーサルモンスターユニバースもそんな感じでしたね、、。
大人の事情で色々とあるのでしょうが、そのような製作過程で公開された作品に主演している俳優までなんとなく、躓いたイメージが少なからずついてしまうのは気の毒な感じですが、それがショウビジネス界なのでしょうがない、といえばしょうがないですね、、。
トム・クルーズの(ザ・マミー呪われた砂漠の王女)もなんとなく、なかった事のようになっているような、、。

そんな本作ではありますが、内容的にはアメコミ原作らしいアクションヒーロー作品となっていました。
銃で撃たれても、ナノテクノロジーですぐに細胞を最生成してターミネーターのように蘇る不死身のヒーローで、割と分かりやすい設定となっています。
その設定を生かして、敵の暗殺ミッションに参加するわけですが、ここへある陰謀が絡み、中盤以降の怒涛の展開となっていきます。
細かく書いてしまうと楽しみが半減してしまいますので、控えますが、トム・クルース主演、日本の小説原作の(オール・ユー・ニード・イズ・キル)と少し似たような展開もあり、若干の切なさが漂います。
それでも、ヴィン・ディーゼル主演作品ですので、ワイルドスピードのドムがターミネーターになって活躍するような余裕感で、楽しませてくれます。
もう、後半はCG織り交ぜてのほぼ空中アクションみたいなファンタジックなアクションが満載で名シーンの連続となっています。
ユニバース的な展開は無くなったとはいえ、好評なら続編もありそうな感じのラストなっていますので、次回作にも期待したいところです。
というように、シンプルで気楽に鑑賞できるエンターテイメント作品となっていますので、リラックスしながらのご鑑賞にいかがでしょうか。

作品情報
2020年製作 アメリカ製作 SFアクション
監督 デヴィッド・S・F・ウィルソン 製作 ヴィン・ディーゼル
出演 ヴィン・ディーゼル、エイザ・ゴンザレス、ガイ・ピアース、サム・ヒューアン、トビー・ケベル

その他のアメコミ原作作品
シャーリーズ・セロン主演の不死身のヒーローたちの戦い(オールドガード)はこちら

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