お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ノオミ・ラパス主演による制御不能な狂気が暴走するサイコスリラー!!
作品紹介
2020年2月7日公開
今回ご紹介するのは、世にも恐ろしいサイコマザーが暴走するサスペンス作品です。
それでは、まずはあらすじから、
離婚して11歳の息子を一人で育てるリジー(ノオミ・ラパス)は、娘を事故で無くして以来、精神的に不安定となり、元夫(ルーク・エバンス)からは単独親権を要求されていた。
そんなある日、息子の友達の誕生パーティで無くなった娘と瓜二つの少女と出会う。
それ以降、リジーはその少女に執着し、少女がいる公園やバレエ発表会にも頻繁に姿を現すようになるのだった、、。
(私の知らないわたしの素顔)のフランス人監督サフィ・ネブーの2008年の監督作品(MARK OF AN ANGEL)のリメイク作品です。
オリジナルを未鑑賞ですので、なんともいえませんが、なかなか賛否両論ありそうな内容でした。
とにかく、ノオミ・ラパスの迫力につきます。
これまでも(ドラゴンタトゥーの女)のリスベットの強烈なイメージや(プロメテウス)でのエイリアンとも互角に渡り合うかの如くの活躍、(アンロック)での凄腕CIAエージェントなど基本的に強い女性像を演じる事が多くありました。
どの作品もそんな感じの役柄が多かったですが、そんな人が今回は他人の子供に付きまとうストーカーを演じています。
しかも、ストーカー側が主人公です。
割と前半から、やばそうな雰囲気を醸し出していて、後半に向けて暴走が加速していきます。
不法侵入なんか当たり前の状態です。
エイリアンと互角に戦った元CIAの天才ハッカー(それまでの役柄の話ですが、、)に自分の子供をストーキングされたら、かなう人なんかいません。
とにかく、被害者側家族は基本的に防戦一方で、少しづつ被害者少女の母親が異変に気付いていきます。
しかし、こういったスリラー作品の常として、夫に相談しても全く信じてくれません。
なんだかんだとしているうちにサイコママの暴走はさらにエスカレートしていき、とんでもない展開になっていまいます。
この後半の展開部分が非常に意見の分かれるところかと思います。
あまりの展開ですので、内容は書けませんが、とにかく好みが完全に分かれてしまうようなラストです。
個人的には、正直好みの展開ではありませんでした。
なぜ、そう感じたか、を書いてしまうと内容に触れてしまいますので、やめておきますが、個人的にはそっちの展開ではなかったほうが良かったように思います。
そういった感じで、事前情報なしで鑑賞するのが一番楽しみやすい作品です。
作品としてはノオミ・ラパスの迫力で見応えのある内容となっていますので、機会がありましたら、ご鑑賞ください。
皆さんは、ラストの展開、どのような感想を持たれるでしょうか。
作品情報
2019年製作 オーストラリア製作 サイコサスペンス
監督 キム・ファラント
出演 ノオミ・ラパス、ルーク・エヴァンス
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