おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(鬼吹灯)シリーズかと思いきや、同じ盗掘集団の別一派を描いた上映時間60分台のお手軽アドベンチャーアクション作品。

作品紹介
インターネット配信専用作品
今回ご紹介するのは、(鬼吹灯)シリーズと同じような世界観を持つアドベンチャー作品です。
それでは、まずはあらすじから、
奇病にかかった町の人々を救うために、秦嶺迷窟に薬草を取りに行った張兄弟だったが、突然宝を守る謎の集団の襲撃を受け、兄は謎の死を遂げる。
その後、弟の張贏川と兄の子である張暁野は一緒に暮らしていたが、父の死について何も語らない叔父と、父のことを知りたい姪の間にはわだかまりがあった。
父の死の真相を探るために、張暁野は一人で秦嶺迷窟へ乗り込むが、罠にはまり毒に侵されてしまう。
解毒剤を求めて張贏川は、解毒の専門家を探し出す!?

(鬼吹灯)シリーズと同じような盗掘一派(摸金校尉)の活躍を描いたアドベンチャー作品です。
中国映画界では(鬼吹灯)シリーズをきっかけに、盗墓ものブームが巻き起こっているようで、本作もいつものフー・バーイーこそ登場しませんが、
はっきりってやっていることはほぼ同じで、違うのは主人公の名前ぐらいなので、全く同じ雰囲気を味わえる作品となっています。
逆に言うといつもの雰囲気以外は味わえない、ともいえるのですが、、、。

ですので、本作もいつものように、いきなりお宝を求めて地下洞窟を進んでいるところから始まります。
で、このお宝ハントに挑戦しているのが主人公を含めた張兄弟で、盗掘(墓)一派の中の一人なのですが、
この洞窟に生えているとされる万病に効く人参を求めてやってきますが、兄の方が欲を出し、持ち出し厳禁のお宝に手を付けてしまいます。
もう嫌な予感しかしない展開ですが、やっぱりトラブルが起こります。
突然、こぎれいな黒装束に身を包み、顔には黄金仮面を装着した男がどこからともなく現れます。

どうも、その持ち出し厳禁のお宝を代々守っている一族がいるようで、手を付けたものに問答無用に襲いかかる、という役目を持っているようです。
だったら、出入り自由な開け放たれた洞窟の、分かりやすい所にむき出しで放置せずに、誰にも見つからないところにしまっておけば良いとは思われますが、
そこは色々端折らないと短い作品は物語を描き切れないので、いたってシンプな冒険と対決が描かれます。
で、この黄金仮面は蛇腹の固い鞭のような武器を使用するカンフー使いなので、魔術とかでもなく武術を使ってガチンコで襲ってきます。

これに主人公を含む兄弟も応戦しますが、やはりお宝を守っているだけあって非常に強敵で、結局兄弟は敗戦し、なんとか主人公である弟だけが逃げ帰ってくる、
というところで本題へと入っていきます。


出だしから、かなりの駆け足ですが、要するに本作はこの兄弟がお宝ハントする物語ではなく、その兄弟の弟と、兄の娘の二人が、
洞窟探検に向かうアドベンチャー作品となっています。


しかも、女性の方は父親を洞窟に残して一人だけ逃げ帰ってきた主人公を恨んでいたりするので、一緒に暮らしてはいますが、
非常に険悪なムードのコンビとなっています。
娘の世話を兄から頼まれていたので、面倒をみている状態ですが、その洞窟での出来事の詳細を説明しない叔父への不満は募る一方、という感じです。

で、どうしても父の死の真相を知りたい娘は、ある日単独で洞窟に向かいます。
で、簡単に到着してみると、簡単に父が行方を断った大層な仕掛けに辿り着き、どこから得たのか分からない仕掛けの攻略法を実践し、、、、
やはりあっけなく、仕掛けにひっかかり、噴出した毒に侵されてしまいます。

親子そろって自業自得のような気もしますが、主人公が助けに向かい、その毒を中和すべく、解毒の専門家を訪ねます。
で、登場したのが3番目のメインキャラクターである毒博士で、この博士と共に再び洞窟を目指す、という流れの大筋となっています。

とにかく上映時間は68分と、映画作品としてどうなんだ、というぐらいに短い作品ですので、普通の作品の総集編のような感じで、
常にサクサクとに物語が進んで行きます。
見せ場となりそうなシーンはサクッと済ませて次に向かってしまいますので、テレビドラマの1話を観ているような感覚で、
登場キャラクターの人となりなども良く分からす、敵側の黄金仮面率いる黒装束軍団の設定も良く分からないままに
主人公とバトルを繰り広げていきます。


という事で、本作は短い上映時間の割には、意外にバトルアクションシーンが随所で挿入され、争いごとは拳で決める、
というような香港映画風味の展開もあったりするのですが、やはり極端な端折り方なので、それほど盛り上がることなく終わってしまいます。
もう少し、このアクションをメインに90分ぐらいあれば、結構楽しめる作品になったかもしれませんので残念です。


で、そのヒーローを演じるのは宣伝イラスト中央のイケメン、、、、


ではなく、後ろに小さく映っているおじさん、レイ・ユーでした。

そのデザインで、主演俳優本人は起こらないのでしょうか、、、。

しかもイケメンは黄金仮面役なので、ほとんど仮面を装着していて誰が演じているかも分からないので、
ほとんど出演シーンわずかなスペシャルゲストのような扱いです。

もし、イケメン黄金仮面役のカン・エンホーファンの方が、目当てで鑑賞したら、とんでもない喪失感を覚えそうですね、、、。

という事で、たったの68分しかない主演俳優を主演俳優としてセールスしていない、人気の冒険アドベンチャーの波に乗った作品となっていますので、
(鬼吹灯)シリーズなどが、お気に入りという方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
それにしても同じような作品が続きますね、、、。


作品情報
2020年製作 中国製作 アドベンチャーアクション
監督 ジョン・カイジュン
出演 レイ・ユー、フォン・シンイェ、カン・エンホー


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