皆さんこんにちは、まぁくです。冷え込みも厳しくなってきましたね。カイロが手放せなくなってきた毎日ですが、それにしてもコロナの勢いも、冬場になっても一向に収まる気配がないですね。それどころか、勢いが増しているような気配さえありますね。皆さんもお気を付けください。
さて、ＶＨＳデッキ、皆さんお持ちでしょうか。我が家ではＤＶＤとＶＨＳが一体になったタイプを使用していますが、
先日テレビを奮発して4Ｋテレビに買い替えたところ、予想外にビデオ端子が排除されてしまっていて、ＨＤＭＩ端子のみ対応となってしまっていました。
今のテレビは、ビデオ端子しかないＶＨＳデッキを繋ぐにはＨＤＭＩに変換するアダプターを間で経由しないと接続できないんですね、、。
まぁ、時代なのでしょうがないのですが、もう標準でビデオ端子が接続できない、という事がなんか、やっぱりなんか寂しいですね、、。
そりゃ、ＶＨＳのみでしかリリースされていない作品なんかは廃れていきますね、、。
さて、そんなＤＶＤ化されずに忘れ去られている作品を、これまで少しづつジャンルごとにご紹介してきましたが、
今回は、ジャンルとしては恐らく一番ＤＶＤ化が見送られている作品が多いと思われる、【アクション】ジャンルの作品を10本抜き出して少しご紹介してみたいと思います。
ビデオバブル期には一番手軽で人気のあった（今でもそうですが）ジャンルですが、
少し時間が経つとピタっと人気が止まるのも、このジャンルの特徴ですので、タイミングを逃してＤＶＤ化されなかった作品もひと際多くなっています。
それでは、そんなアクションジャンルの中から、まずは、チャーリー・リーンのお父さん、マーチン・シーン主演の作品から、、
〇レッドボーダー (COLRD FRONT) マーチン・シーン主演、（ツインピークス）で主演していたマイケル・オントキーン共演のポリスアクション。ＫＧＢやＣＩＡ、ＲＣＭＰというカナダ特有の捜査機関などがからむ国際的な犯罪と戦う麻薬捜査官の物語。製作はシャピロ・グリッケンハウスエンターテイメントなので、アクション演出は確かな作品。
〇さらばロンリーウルフ 非情の恋 (THE COP & THE GIRL) 名作(Uボート）のユルゲン・プロポノフ主演の刑事アクション。刑事とストリートキッズの少女の逃避行を切なく描いています。それにしても、ＶＨＳジャケットの宣伝文句【ニュー・ジャーマン・ロマンチック・ハードボイルド】という詰め込みすぎて逆にフワッとなっているジャンル紹介が秀逸です。
コールドヒート (COLD HEAT) 日本劇場公開作品。離婚訴訟の結果、子供の養育権を奪われた富豪の夫が、ギャングに命じて息子を誘拐。母親が息子を取り戻すために探偵を雇ってさらに誘拐し直す。という、身もふたもないような物語をＢ級アクション満載で描く、という80年代独特の作品。監督は（死霊の鏡ブギーマン）などのＣ級系のウーリ・ロメル監督です、、。
〇シー・ウルフ (THE SEA WOLF) チャールズ・ブロンソンとクリストファー・リーブの夢の顔合わせが実現した、ジャック・ロンドン原作の海洋サスペンス。無骨な船長と貴族で文芸評論家という、イメージにピッタリな配役が渋い。
〇ロードレイダース (ROAD RAIDERS) ＶＨＳジャケットはアレですが、しっかりとしたユニバーサル製作のアクション作品。日本軍と戦うバー経営者の物語。（ナイトライダー）や（ギャラクティカ）シリーズの製作や脚本で知られるグレン・Ａ・ラーソン原案・脚本によるアクション活劇。しかも監督は（ワイオミング）のリチャード・ラング。
〇キリングゾーン (ENEMY UNSEEN) 行方不明となった娘を探すために元米軍兵士四人を雇って未開の地に向かう、という（ハリー奪還）や（コマンドー）などと同じ系統のコマンドアクション。主演のバーノン・Ｇ・ウェルズは、ＶＨＳジャケットによるとメル・ギブソンに続く、オーストラリア出身の人気アクションスター、という事ですが、、、続きませんでしたね、、。
〇ヒューマノイドプロテクター (HUMANOID DEFENDER) 横分けグラサンのおじさんのジャケットが味ありますが、しっかりとしたユニバーサル製作のテレビ映画。製作は（刑事スタスキー＆ハッチ）や（超人ハルク）のニコラス・コリア。科学者によって、特殊タンク内で通常の数倍の知力と体力を持たせて成長した主人公の逃避行という、どこかで聞いたことのあるＳＦアクション。
〇ターボクライシス (B・O・R・Ｎ） 臓器密売組織と戦うおじさんのアクション巨編。監督・脚本・主演をこなすのはエルビス・プレスリーの（スピードウェイ）にも出演していたロス・へーゲン。しかも製作と出演しているのは夫人のクレア・へーゲンという家族で製作した作品。ＶＨＳジャケットの【怒り巨爆！】が目を引きます。
〇ラグナヒート 炎の殺人者 (LAGUNA HEAT) 人気推理小説家Ｔ・ジェファーソン・パーカーの小説の映像化作品。製作は（トップガン）のビル・バダラートでアカデミー賞俳優ジェイソン・ロバーツも出演している話題作。アメリカ西海岸のラグナビーチ付近で起きる連続焼死事件を捜査する刑事の物語。
〇ランニングガン (RUNNNING FROM THE GUNS) コピー商品で一儲け企んで仕入れた商品が、間違って巨大闇企業の密輸金が隠されたコアラのぬいぐるみにすり替わっていた、という若者コンビを主人公とした痛快アクション。本国オーストラリアでは大ヒット。
という感じで、ジャケットだけ並べてみても、Ｂ級感が物凄く漂う、味のあるタイトルばかりですね、、。
どう考えても今後もＤＶＤ化は厳しそうな感じですが、何気に突如インターネット配信されていたりすることもありますので、気は抜けないです。
配信が一般的になるようになって、上記の作品のような忘れ去られた作品が、もう一度少しだけ陽の目を見る事もありえますので、
今の時代はありがたいですね。(テレビのビデオ端子排除は残念ですが）
もし、どこかで観る機会がありましたら、ながら観でも良いので、鑑賞していただければ、結構気分転換になるのではないでしょうか。
中にはマーチン・シーンやユルゲン・プロポノフ主演の掘り出し物もあったりしますので。
それでは、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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