お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆
主役3人以上に豪華な上司役3人が絶妙に憎々しい名演技を披露する、痛快復讐コメディ
2011年製作 コメディ
監督 セス・ゴードン 製作 ブレット・ラトナー、ジェイ・スターン
出演 ジェイソン・ベイトマン、ジェイソン・サダイキス、チャーリー・デイ、ジェニファー・アニストン、ケビン・スペイシー、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス
監督はリメイク版（ベイウォッチ）のセス・ゴードン。出演は（マイレージ、マイライフ）のジェイソン・ベイトマンと（ムービー43）のジェイソン・サダイキス、（お！バカんす家族）のチャーリー・デイの3人が主演として共演している。また、（ユージュアルサスペクツ）などの名優ケビン・スペイシー、（コラテラル）などのジェイミー・フォックス、テレビシリーズ（フレンズ）のジェニファー・アニストンなどの有名スター俳優が主人公たちにセクハラを加える側として共演している。
あらすじ
ニック（ジェイソン・ベイトマン）、カート（ジェイソン・サダイキス）、デール（チャーリー・デイ）の3人はそれぞれの勤め先の上司に日々パワハラ、セクハラ、モラハラなどの仕打ちを受けていた。3人はある日酔った勢いでそれぞれの上司をお互いにこの世から葬り去る事を思いつき、元詐欺師（ジェイミー・フォックス）のアドバイスを受け、計画を練る。しかし、実際実行に移す段階になって様々な問題が巻き起こり自体は予測不能な状態へと陥っていくのだった、、。
感想
非常にリズムの良いコメディ作品でした。主演の3人の事をあまり知らなかったので、どちらかというと上司役の3人が目当てで鑑賞しましたが、思っていた以上に主演の3人の掛け合いが面白く、リズム良くギャグが入るので98分の上映時間はあっという間でした。また、上司役の3人それぞれが名優ばかりなのでコミカルだけど調度良いぐらいの憎たらしさを絶妙に楽しそうに演じており、コメディ作品の面白みとして他の作品よりも抜き出たものになっていました。コメディ作品のお楽しみとしてラストのスタッフロールでＮＧ集が収録されている事が多いですが、本作も例にもれずしっかりありますので、撮影現場の雰囲気が見れてこちらも楽しいです。本作は好評だったようでその後同じキャストで雰囲気そのままの続編も製作されましたので、本作が気に入った方は続編と合わせての鑑賞をお勧めします。
