お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
B級映画の帝王ロジャー・コーマンが送るジョーズの亜流のピラニアのそのまた亜流
作品紹介
1980年10月4日公開
今回ご紹介するのは、B級帝王ロジャー・コーマン製作総指揮のB級モンスター作品です。
それでは、まずはあらすじから、
ある漁村で残酷な連続殺人事件が発生する。調査に乗り出したジムはその遺体が人間では到底残せないような傷跡があることに注目する。
その捜査の過程で環境破壊によって突然変異の謎の生物が生まれ、人々を襲っていると確信する。
B級、C級映画の帝王ロジャー・コーマンの製作総指揮作品という事で今観なおしてみると愛すべき着ぐるみモンスターの活躍する味のある作品でした。
正直ストーリーなどはありがちな内容ですが、なかなか登場しないモンスターが後半は出ずっぱりになり、
この後に大御所となるロブ・ボッティンが制作した着ぐるみモンスターの活躍が非常に盛り上げてくれます。
見かけは完全に着ぐるみなので怖さはあんまりないですが、ウルトラシリーズの怪獣ラゴンのような造形で絶妙に両棲類的な姿をしています。
このフィギュア付きブルーレイなどを発売してくれたら買ってしまいそうです。
本作のようなタイプの作品は突っ込み所を探すとキリがないので、
ほとんど主人公といえるこのモンスターの後半の活躍シーンが楽しめるかどうかが全てだと思います。
多くの人が楽しめる作品ではないですが、特撮好きの方にはお勧めできる作品となっています。
作品情報
1980年製作 アメリカ製作 モンスターホラー
監督 バーバラ・ピータース 製作総指揮 ロジャー・コーマン 音楽 ジェームス・ホーナー
出演 ヴィック・モロー、ダグ・マグルーア、アン・ターケル
スタッフ・キャスト
製作総指揮は(デスレース2000年)でお馴染みB級映画の帝王ことロジャー・コーマン。
出演は本作の後(トワイライトゾーン超次元の体験)での撮影中の事故で惜しくも亡くなったヴィック・モローと(恐竜の島)、(地底王国)などに出演しているダグ・マグルーア。
その他のモンスターパニック作品
スティーヴン・スマーズ監督のバトルモンスターアクション(ザ・グリード)はこちら
ニコラス・ケイジ主演、ファムケ・ヤンセン共演のアニマルパニック(ザ・ビースト)はこちら
↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します↓
モンスター映画なのに、後半になってやっと登場するんですね。
モンスター映画のうま味を感じられないような…
やっぱりこういうB級パニック映画って、とことんぶっ飛んだ演出をするから面白いんですよね。
サメ映画はサメ、蛇映画はヘビが出てくるから面白いのに、最後になってやっと登場じゃ期待外れ思想ですね。
こんにちは、いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。そうなんですよ、調度良いB級感の漂うモンスターなんで、もっと活躍が見たかったのですが、残念ながら、後半に少ししか登場しないんです。どうせ、モンスタースーツを製作するなら、どんどん登場シーンを増やしてくれれば良いのですが、色んな兼ね合いや、大人の事情などがあるのかもしれないですね。