バック・イン・クライム 時空を越えた事件(BACK IN CRIME)101分

投稿者: | 2020年10月22日

お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆

20年前にタイムスリップした刑事が、連続殺人事件に挑む!名優ジャンユーグ・アングラードの渋い演技が光る、絶妙な余韻を残すラストシーンが印象的な拾い物サスペンス!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、(ニキータ)、(ベティブルー)の名優、ジャン・ユーグ・アングラードがタイムスリップする刑事に扮したサスペンス作品です。

それでは、まずはあらすじから、

ある朝、スランス地方の浜辺に鼓膜を破られた変死体が発見される。

担当刑事となったケンプ(ジャン・ユーグ・アングラード)は、この殺人事件が20年前に自身が担当し、

犯人を検挙できずに、同僚まで殺害されてしまった未解決事件と酷似している事に気づく。

その夜、現場付近を捜索しげいたケンプは、何者かに襲われ、海に突き落とされる。

なんとか海岸に這い上がったケンプだったが、その世界には違和感があり、何故か懐かしい雰囲気が漂っていた、、。

突然未来から来た、という刑事に疑心暗鬼な女医。そりゃそうですね。

名優ジャン・ユーグ・アングラードの渋さが光るタイムスリップサスペンス作品です。

タイムスリップものですがCGなどの派手な演出で魅せる作品ではなく、ストーリー展開としてタイムスリップを盛り込んだ大人のサスペンス作品です。

大人の、とは作品全体を大人のロマンス要素が占める要素が意外と多いからです。

例えるなら、タイムスリップものの超名作(ある日どこかで)などが、ストーリー展開も含めて近いと思われます。

その辺を詳しく書いてしまうとストーリーの予測ができてしまうので割愛しますが、ロマンス要素だけに注目すると結構な影響を受けているのではないでしょうか。

予備知識なく、普通のB級サスペンスぐらいに思って鑑賞しましたが、これが思っていた以上の拾い物で、

熟年ロマンス的な部分も含めて、落ち着いて鑑賞できる良質のロマンスミステリー作品、といった感じでした。

物語の大筋としては、ひょんなことから、20年前にタイムスリップしてしまった刑事が、自身のミスで迷宮入りしてしまった過去の事件を解決するために犯人を追い詰める、という物語で、

この捜査の過程で、その事件をリアルタイムで捜索中の若き日の自分自身に、逆に容疑者として終われる身となってしまったり

未来で出会うはずの女性と出会ったり、と、タイムスリップ設定をフルに活用したサスペンス展開がテンポ良く続きますので、次の展開への興味が尽きる事はありませんでした。

事実を裏付ける揺るぎない証拠に驚愕する女医。そりゃそうですね。

こういった作品の常として、設定に結構な穴があったり、説明不足の部分は多いですが、

本作に関しては、そういった説明はあえて少な目にして、その分物語展開を重視して描いていく、という演出法を取っているのだと思われます。

その結果として、主演二人の関係は徐々に深まり、ラストシーンでは、かなり良い余韻の残る名シーンとなっています。

全てを最後までカメラに映さない絶妙な終わり方、というラストシーンの最後のカットは、説明不足感のある本編においても、あえて説明は省いているという事を物語っているのではないでしょうか。

それにしても、連続殺人犯はもう少し、「おおっ!」と思えるような犯人像にして欲しかったですが、、。

というような感じで、突っ込み所は割とありますが、あえてその様にしている部分もある大人のサスペンス作品となっています。

派手な作品に少々胃もたれ気味の時などは、本作の落ち着いた雰囲気はぴったりだと思いますので、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

刑事と協力して犯人を追い詰める

作品情報

2013年製作 フランス製作 サスペンス

監督・脚本 ジェルミナル・アルヴァレス

出演 ジャン・ユーグ・アングラード、メアリー・ティエリー、フィリップ・ペドロ、ジャン・アンリ・コンベール

お互いの距離が徐々に縮まっていく、、。

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