バクドラフト2ファイア・チェイサー(BACK DRAFT2)102分

投稿者: | 2021年10月31日

おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

名作すぎる(バックドラフト)の監督ロン・ハワード製作総指揮による、前作主人公の息子を主人公に火災調査官の活躍を描いたサスペンスアクション!!でも、消防士の活躍はほとんど描かれません!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、名作消防士アクション(バックドラフト)の続編です。

それでは、まずはあらすじから、

スティーヴン・マカフレイの息子ショーン・マカフレイ(ジョー・アンダーソン)は、シカゴの消防署で火災調査官として勤務していた。

そんなある日、ハロウィンで賑わう子供たちを襲う連続放火事件が発生。

多数の死傷者が出たこの事件を相棒のマギー(アリーシャ・ベイリー)と共に捜査するうちに、大きな陰謀に巻き込まれていくのだった!?

父の後を受け継ぎ人命救助の現場に就くショーン。

名作中の名作(バックドラフト)の正式な続編ビデオ映画です。

前作の28年ぶりの正式な続編、しかも前作の監督ロン・ハワードが製作総指揮も担当し同じユニバーサル製作の作品で、

前作の主人公を演じたウィリアム・ボールドウィンと放火マニアを演じたドナルド・サザーランドが続投する、という事でビデオ映画ながらも期待は膨らみます。

で、今回の主人公は前作でカート・ラッセルが演じた主人公スティーヴン・マカフレイの息子であるショーン・マカフレイです。

ショーンは前作でもしっかり登場しているキャラクターですので、前作のあの可愛い子供がずいぶんとワイルドな大人になって登場します。

前作の主人公、ウィリアム・ボールドウィン演じるブライアン・マカフレイは、今ではシカゴ消防署の副所長となっていて、

自身の職務をこなしながらも、亡き兄の忘れ形見であるショーンをいつも気遣っているような関係性で物語は描かれていきます。

前作主演のウィリアム・ボールドウィンも同じ役側で登場

今回はビデオ映画という事もあり、かなり予算の制限があったのか、前作のその後を描いた正式な続編ながらも、

ほとんどジャンルごとといっても良いぐらいに路線変更した物語となっています。

前作は消防士たちにの活躍とその渦中にある兄弟二人の確執をメインに据えながら、そこに連続放火犯との攻防を描くミステリーとして味付けされた

バランス良くジャンルを跨いだ作品となっていました。

で、本作では、その前作の数多くの魅力の一部分である放火犯との攻防をメイン、というかそこだけを抜き出して、完全なミステリー作品として描きなおしています。

ですので、本作では、消防士の活躍や人命救助などのシーンはほぼ存在しません

言い換えると、前作の最大の魅力であった消防士の活躍シーンの一切ない正当な続編という事になります。

どういう理由があって、世界中で愛されているあの名作を28年経ってロン・ハワード自ら製作総指揮も担当して製作することになったのかは謎ですが、

脚本家のグレゴリー・ワイデンも前作から続投していますので、その辺の仲間内で何かの盛り上がりがあったのかもしれません。

あまりの路線変更ぶりに、前作を好きであればあるほど、困惑の度合いは高まりそうですが、そのメインストーリーである放火事件自体もイマイチ消化不良のままに終わってしまいます。

前作に登場したドナルド・サザーランドも続投

一応、後半無理やりクライマックスのようになりますが、結局事件が解決したのかどうかよくわからないような、尻つぼみな終わり方となっています。

さらに、本作の主人公は過去に放火歴があり、ラストで一応犯人を捕らえた後にまだ燃え上がっている炎を見て、『美しい、、』と言ってしまうほどの屈折したキャラクターで、

さらに前作の主人公である父親の自己中心的な部分のみを受け継いだようなキャラクターとして描かれているので、終始感情移入がそがれてしまうような描かれ方をしています。

その主人公に対して純粋な存在であるべき相棒も、過去に火事場泥棒を行っていた、というものすごい過去を持つキャラクターになっていますので、

なかなか前作からの路線変更ぶりと厭な登場人物たちのキャラクターに、見れば見るほど気持ちが離れていってしまう、というなかなかの強敵作品となっています。

料理の鉄人でお馴染みの前作のテーマ曲も予算の都合で許可を取ることができなかったのか、一切使われていませんので、

そういった部分でも前作の雰囲気を感じることができない作品となっています。

ただ、(バックドラフト)の続編という事を忘れて、屈折した捜査官が放火犯を追いかける単独のB級アクションサスペンスとして観、、、、

ることは、まずできないですね。

それぐらいに前作が偉大過ぎて続編は望まれながらも、こういう形では観たくなった感の残る作品となっていますので、機会があればご鑑賞ください。

作品内容は別として、ウィリアム・ボールドウィンドナルド・サザーランドの元気な姿が見れて良かったです。

急に迎えるクライマックス

作品情報

2019年製作 アメリカ製作 サスペンスアクション

監督・編集 ゴンサーロ・ロペス・ガイェゴ

出演 ジョー・アンダーソン、ウィリアム・ボールドウィン、ドナルド・サザーランド、アリーシャ・ベイリー

相棒は元火事場泥棒(といっても泥棒を止めたという証拠もありませんが、、)

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