おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆
人質に取られた娘を取り戻すために、引退した元FBIのエリートが元MI6の最強暗殺者と火花を散らす、プロレス団体WWE製作、スコット・アドキンス主演のバトルアクション!!
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![スコット・アドキンス主演「Eliminators」が「ゲットバック ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGyDZ6K1Z5988VMGQXvak83mtt21xbZCJTR4emWZ_ukTu2WjFAL_H6gV3v6NxKgWEaHjwFxVAJG9gPJOctrEOzlfxsW2KOetAepMgMdUjjJy8SRWKsknjrcNFlwvCf6xutLjsafE_wkuwlnlfzHjrQ7I8tXfpoyRy8HMtYxJED64sCwXFTiXxbhyOqnd8JklQef5f5OxYMJuDH6wKzV9GTC1eFdQisImPgRVNUHdzIbkRBedLLo6akor9GJHqIiAvFDS01xuIXMbll42qQy6tSBZ_lvgkHosv1jn9a25sCXGS_zMpSlt1plUUGjkyCS5bkOErGTNuG2ncf4pFdvTVDi15PSwkUVIqhCtQCjVrgIRtEINKanTPjqGXzkdpq204xV-jBccGuJfan0eJMXLEdS6CLDdTIr3uI_Wzu0_Lyo1Lz6n5G9uC4FCU_810JlTAIg==/mv5bnzy2mmrjogmtnzblys00m2fmlthhmmitnzuyndnkndzkzjvhl2ltywdlxkeyxkfqcgdeqxvymji4mja3ndy.jpg?errorImage=false)
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、本当に動ける本格派スコット・アドキンス主演のバトルアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
FBIのエリート捜査官だったトーマス(スコット・アドキンス)は、武器商人の大物クーパーに命を狙われることになり、
身分を隠すためにFBIを離れ、偽名を使って警備員として娘と二人で暮らしていた。
そんなある日、ある事件を元に自分の潜伏先がクーパーに知れ渡ることになり、次々と暗殺者が訪れることになる。
ついに最強の暗殺者ビショップ(スチュアート・ベネット)も登場し、娘を人質に取られてしまう。
全てを失ったトーマスは、顔なじみのFBI捜査官の協力を得て、娘を取り戻すために全てを懸けて闇組織に戦いを挑む!?
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キレ技鋭い本格派スコット・アドキンス主演のバトルアクション作品です。
スコット・アドキンス作品といえば、正直なところ出来不出来の差が非常に激しかったりしますが、本作は完全に秀作の部類に入るアクション作品と言っても良いかと思われます。
その最大の魅力は、本作の製作元が世界最大のプロレス団体であるWWEが製作している作品だという事です。
格闘のプロ集団が製作したスコット・アドキンス主演作が面白くないはずがありません。
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これが、WWEが製作していても主演が実際には動けないただのイケメンとか、演技力は凄いけれどもアクションは全くできない(それもちょっと面白そうですが)キャストが主演していたりすると、
やたらと、主人公の周りの敵側ばかりが派手にやられていって、主人公はそんなに動かない、とかの違和感が漂いますが、
本作は主人公も、敵も皆格闘技のプロたちですので、アクションシーンの全てが見所、と言っても過言ではないぐらいに熱いアクション満載の作品となっています。
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物語は割と単純で、元FBIのアドキンスが現役中に武器密売組織から狙われる事になり、引退し、名前を変えて娘とひっそりと暮らしていたが、
ある別の事件の当事者となり、身元が武器密売組織に発覚してしまったので、アドキンスの元に元MI6の最強の殺し屋が派遣されてきます。
で、傷を負い、入院していたアドキンスは幼い娘を守り切れずに、殺し屋に人質として誘拐されてしまう、という事で、サブタイトルの人質奪還へと展開していきます。
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そこからは、シンプルに最強の殺し屋とアドキンスの追いつ追われつ展開になっていくのですが、
このチェイスアクションと格闘アクションのバランスが非常に良く、常に手に汗握る展開が演出されていきます。
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監督は(ネバーサレンダー)シリーズの5作目と6作目や、スコット・アドキンス主演の(ストリートファイターズ)など
アクション専門に監督作を残しているジェームズ・ナンという事で、少ない予算で効果的なアクション演出の専門家といった感じで本作でもその実力を発揮しています。
そしておそらく本作のアドキンスを除いた最大の魅力は、執拗に追ってくる元MI6ビショップを演じたWWEのスター選手スチュアート・ベネットで間違いないと思われます。
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本物の格闘のできるアクションスターと本物の格闘家の対決、というアクションファンにはたまらないシーンが中盤以降盛りだくさんとなっています。
直接対決に至るまでも、娘を救うために病院の警備員や警察官(悪人ではないので動けなくなる程度に攻撃を加えます)とのバトルや、
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中盤暗殺者と出会ってからも、狭いロープウェイ内(6人が定員ぐらいの広さ)でのその場にいた手当目立ての悪漢との対決等、
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アクションを知り尽くしているプロだからこそ描ける名格闘シーンの連続となっています。
そして、お待ちかねのスチュアート・ベネットとのガチンコ対決は、後半になんと2回も用意されています。
娘を誘拐している黒幕のボスのところに行き着くまでに1回と完全なラストバトルの合計2回です。
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どちらも甲乙つけがたい名バトルですが、どちらも体格の差でパッと見るとどう考えてもスチュアート・ベネットの方が有利に見えますが、
スコット・アドキンスはその分俊敏さで優っていますので、大きくなりがちなスチュアート・ベネットの攻撃のモーション中に既に次の動きに入っている、
という感じで、ダメージは受けますけれども、一応はなんとか防いでいる、といった感じで、攻防を繰り返すうちに隙を突いて反撃にでます。
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スチュアート・ベネットも大柄な割には俊敏ではあるのですが、流石にアドキンスのキレにはついていけずに、だんだんとダメージを受けていく、
といった感じの攻防となっています。
2回のバトル共に、最後のとどめ攻撃はアドキンスのアクロバティックな回転蹴り、というダイナミックな攻撃で幕となります。
どちらのバトルも目が離せない名勝負となっていますので、じっくりとご鑑賞ください。
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という事で、WWEというアクションのプロが集まって製作している見所満載のバトルアクション作品となっていますので、
アクション好きの方、格闘好きの方などご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、格闘アクションだけがメインではなく、誘拐された娘を決死の覚悟で取り戻そうとする父親の物語が、しっかりと描かれていますので、
全体的に非常にバランスの良いアクション作品になっていますよ。
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作品情報
2016年製作 アメリカ製作 アクション
監督 ジェームズ・ナン
出演 スコット・アドキンス、スチュアート・ベネット、ダニエル・カルタジローン、ジェームズ・コスモ、タイ・グレイザー
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その他のスコット・アドキンス出演作品
イップマン最強の敵として登場した話題作完結編(イップマン完結)はこちら
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