Xトーナメント(RIDE)102分

投稿者: | 2020年12月9日

お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

エクストリームスポーツ動画配信の有名コンビが参加する死を懸けたデスレースを、POV撮影で描いたサスペンスアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開作

今回ご紹介するのは、エクストリームスポーツの超絶テクニックをPOV撮影でゲーム感覚満載に描いたサスペンスアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

エクストリームスポーツ動画で有名なカイル(ロレンツォ・リケルミー)とマックスは、ある日突然拉致され、人里離れた山奥で目が覚める。

そこでは、無作為に選ばれた男女の参加者がバイクに乗り、覆面ライダーと殺し合いをしながらゴール地点を目指すXトーナメントが開催されていたのだった。

このレースに強制的に参加させられた二人は、ゴールを目指して山道を下りだすのだった!?

スタート地点はまだ雪が積もる山奥

最近非常に多くなってきたPOV(主観視点)撮影によるエクストリームアクションです。

見せ場はやはり、go proやドローンなどのカメラを装着したバイクテクニックシーンで、要するにストーリーはそれを存分に見せるためにあるような感じです。

POV撮影作品も作品数が多くなってきて、ついにこういうジャンルにまで来た、という感じですね。

一応、POV撮影ですので、基本は自分たちが付けているカメラの映像+ドローン映像+舞台となる山の至る所に仕掛けられているカメラの映像を切り替えていっている演出になっています。

他のPOV作品と違ってカメラ自体は多数あって、アングルも頻繁に切り替わります。

ですので、一般的な撮影方法で撮影された作品に近いのですが、とにかくカメラの切り替わりが頻繁過ぎる上に、

途中絶え間なくノリノリな音楽が流れているので、正直後半疲れてしまいます。

作品自体がエクストリームな感じで、ちょっと体力の必要な作品となっています。

所々カメラ側の反転したアングルも巧みに入ります

それでも、凄いバイクテクニックの連続で、興味深くは観れますので、もう少し、エクストリームなシーンと物語展開をじっくり描くシーンのバランスが良く配置されていれば、もっと楽しめる作品になったと思われますので、少し残念です。

あと、後半になるに連れ、どんでん返しが出てきますが、そういった意外性よりも、

シンプルに仲間と困難を乗り越えていくサバイバルアドベンチャーっぽい方が楽しめるような気がするのですが、どうなのでしょうか。

というわけで、本作はエクストリームスポーツをPOV撮影で描くという、新しい事に挑戦している作品となっていて、

ジャンルとしては珍しい作品ですので、アクション好きの方でしたら、楽しめる作品となっていますので、機会がありましたら、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

ちょっと体力勝負、みたいなところもありますけれど。

カメラを備え付けてあるので、映像は常に主催者が管理

作品情報

2018年製作 イタリア製作 POVサスペンスアクション

監督 ヤコボ・ロンディネッリ

出演 ロレンツォ・リケルミー、ルビドク・ヒューズ、シモーネ・ラバルガ、マット・リッピー

ちょっと行きたくないところばかりが舞台となります。危ないっ!

その他の誘拐されて強制参加の死のゲームを扱った作品はこちら

予測不可能なサバイバルゲームに参加させられた男女の逃避行(ザ・ハント)はこちら

ペアになった男女の命を懸けた殺し合い(フューリーズ復讐の女神)はこちら

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