【カンフー映画】倉田保昭の大追跡(大追蹤FISTS FOR REVENGE)82分

投稿者: | 2026年5月19日

カンフー映画としてのおすすめ度 ★★★★☆☆☆☆☆☆

悪の限りを尽くす極悪三人組の一人を和製ドラゴン・倉田保昭が演じ、家族を奪われた女性拳士タン・パオユンと激突する、カンフーシーンもしっかりと盛り込まれたリベンジアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、和製ドラゴン・倉田保昭が極悪人の一人を演じたリベンジアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

服役囚マー、ファン、ホーの極悪三人衆が脱獄した。

その逃亡途中、運悪く刑務所近くの山奥にお爺さんと弟と暮らしていたリン一家が襲われた。

なんとか命を取り留めたリンと弟は、お爺さんの復讐を果たすため、三人衆の後を追って街へと繰り出すが、

そんな姉妹の後を、謎の男チェンがつけ、ついに三人衆の一人ホーの足取りを掴むのだった!!

監督は、遺作となった(カンフーキッド)(詳しくはこちら)や(女帝軍団アマゾネスウォリアーズ)(詳しくはこちら)等の

チャン・メイシュンで、悪党三人組と、それらを追う二人の激闘をドラマとアクションをバランス良く織り交ぜて描いています。

主人公となる女性リン役で、(神腿)(詳しくはこちら)や(激怒の鉄拳)等のタン・パオユンが登場し、悪党三人衆を追い詰めてきます。

タン・パオユン

で、悪の限りを尽くす悪党三人衆の一人、ファン役で、(帰って来たドラゴン)(詳しくはこちら)や(無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を往く)(詳しくはこちら)等の

和製ドラゴン・倉田保昭が登場し、主人公と激闘を繰り広げます。

倉田保昭

で、同じく悪党三人衆の一人マー役で、(空飛ぶ十字剣)(詳しくはこちら)や(キョンシーブラザース精霊兄弟)(詳しくはこちら)等の

タン・ウェイが登場し、三人組の頭脳として悪の限りを尽くします。

タン・ウェイ

で、同じく三人衆の一人ホー役で、(カンフーエンペラー)(詳しくはこちら)や(ドラゴン忍者)(詳しくはこちら)等の

ツァイ・ホンが登場し、積極的に悪事を働いていきます。

ツァイ・ホン

で、三人衆のかつての兄貴分で、1人投獄される事なく、奪った金塊で有力者となっていたはぐれ悪党役で、

レッドドラゴン 新・怒りの鉄拳)(詳しくはこちら)や(ブルース・リィの刑事物語)(詳しくはこちら)等の

ハン・インチェが登場し、三人衆と激闘を繰り広げます。

ハン・インチェ

で、三人衆を追う謎の男チェン役で、(秘龍拳少林門)や(電光!飛竜拳)(詳しくはこちら)等のコー・チャンが登場し、激闘を繰り広げます。

コー・チャン

で、タン・パオユンの弟フー役で、(国際警察)や(龍虎地頭蛇)等のキム・ジョンフンが登場し、しっかりと活躍して行きます。

キム・ジョンフン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、悪の限りを尽くして逮捕・投獄され、いよいよ明日に処刑の日を迎えた

ファン(倉田保昭)、マー(タン・ウェイ)、ホー(ツァイ・ホン)の極悪三人衆が、最後の晩餐の後、看守を騙して刑務所を脱獄するシーンから始まります。

なんとか逃げ切った三人衆は、逃走の道中、人里離れた場所に一件の民家を発見した事で、事態は最悪な方向へ動き始めます。

禁欲生活を強いられていた極悪三人衆は、その家が留守だった事を良い事に勝手に侵入し、部屋を物色していたところに、

その家の住民であるお爺さんが帰ってきてしまいます。

速攻で襲い掛かろうとする一番年下のホーを制止した策士のマーは、礼儀正しく(侵入している時点で本来アウトですが、、)接する事で、

お爺さんは、道に迷って困っている善良な男性たちというバレバレの嘘を信じ込んでしまい、食事まで振る舞おうとしてくれます。

そこへ、狩りから帰ってきた孫娘リン(タン・パオユン)とフー(キム・ジョンフン)が三人と顔を会わせますが、

勿論、若い二人には、この三人衆が、どう見ても悪人にしか見えず、警戒心を高めていきます。

で、食事も終わり、落ち着いたところで、極悪三人衆はいよいよ牙をむき、フーを人質に取ってリンに襲い掛かります。

リンは腕っぷしの強い女性拳士ではあるものの、弟と祖父を人質に取られた上に三人がかりという事で、その毒牙にかかってしまいます。

しかも、もみ合った際にお爺さんは命を奪われ、さらに事の発覚を恐れた三人組はよって家に火を放たれてしまいます。

フーの頑張りによって姉妹はなんとか脱出に成功しますが、2人はお爺さんを含めて全てを失ってしまいます。

しかし、そんな焼け跡を前に絶望する姉妹の前に一人の謎の男チェン(コー・チャン)が現れ、極悪三人衆の行方を訪ねてきます。

悪党の仲間か?それとも追う側か?正体が掴めないチェンですが、姉妹の様子に何かを感じたのか、この出会い以降、姉妹から微妙な距離を保ちつつ後をつけ始めます。

しかし、その尾行に気付いていた姉妹は、その隙を突いて、チェンの馬を奪って街へと繰り出し、極悪三人衆への復讐を遂げるために行方を追います。

しかし、実はその行動を予測していたチェンも姉妹を追って街へと向かいます。

一方、その頃、極悪三人衆は、投獄される前に奪っていた金塊を、1人だけ逃げ切った兄貴分が独り占めしているため、

分け前を求めて今現在は金塊を使って有力者となっている兄貴分(ハン・インチェ)を訪ねます。

勿論、極悪達の兄貴分なので、素直に分け前を渡すはずが無く、現在の部下と共に三人組に襲い掛かりますが、

カンフーの心得のある三人組は意外と強く、逆に兄貴分が返り討ちにあってしまい、まんまと金塊を強奪されてしまいます。

そして今度は、マーやファンが、その金塊を使って有力者となっていき、多くの部下を従えて犯罪組織のボスとなっていきます。

そんな中、街へとやって来たリンとフー、そしてチェンは、早速三人組の捜索を開始しますが、捜査能力に長けているチェンが、

遊郭で情報を収集し近くの賭場にホーが出入りしている情報を得ます。

しかし、そんなチェンの動きを影から探っていたフーは、チェンの後をつける事で、ついに姉妹は極悪三人衆の一人ホーへとたどり着く事になります。

しかし、復讐心を抑えられなくなったリンは、後先考えずに速攻でホーに襲いかかり、逆に隙を突かれて反撃されかけたところをチェンに救われて、二人がかりでホーを倒すことに成功します。

リン『ゆるさんっ!!』

で、その後、チェンと行動を共にする事になったリンとフーは、残りの悪漢、ファンとマーに標的を定めて戦いを挑む!!

、、、、、、、、、という流れが、本作の大体の大筋となっています。

和製ドラゴン・倉田保昭が、極悪三人衆の一人を演じたカンフーアクション作品です。

今回の主人公は、和製ドラゴン率いる三人組に自身も襲われ、祖父の命も奪われ、家も放火されて失う、という散々な目に合う女性タン・パオユンの方で、

女性拳士という設定ではありますが、無敵の女性拳士という感じではなく、戦いが盛り上がって来ると圧倒され始めるというレベルの強さですので、

それを補うために、謎の助っ人チェン役のコー・チャンが登場し、中盤以降は二人組で悪党と対峙する展開がメインのアクションとなっていきます。

ただ、志を同じくした同志というわけではなく、どちらかと言うと流れに身を任せているうちに目的だけが一致したというぐらいの関係性ですので、

二人での心を通わせた男女コンビネーション攻撃的な戦い方ではなく、復讐心をたぎらせて暴走気味に戦いを挑むタン・パオユンに、

危なっかしさを感じたコー・チャンがサポートしながら戦いを挑む、といった感じで、その戦い方が、そのまま演じているキャラクターに反映されているようなドラマ展開となっています。

アクションに関しては、やはり倉田アクションは、キャスト中でもズバ抜けて素晴らしく、ワイルドなアクションが、キャラクターの凶暴性を上手く表しています。

特に前半でいきなり展開される、ハン・インチェVS倉田保昭、タン・ウェイ、ツァイ・ホンの戦いは、それがいきなりのクライマックスバトルと言っても過言ではない激闘で、

ハン・インチェと和製ドラゴンの存在感が際立つ、名シーンとなっています。

いきなりクライマックス級
主人公不在ですが、、、

惜しいのは、本作82分という短い上映時間なために、謎の男チェンの謎っぷりが、非常に淡白なので、誰が見ても正体がバレバレだったり、

悪党三人衆の悪行が、冒頭の主人公家族への非道だけしか描かれず、街で権力を得て行く過程も描かれていないため、

ドラマチックな割にはドラマ性が薄く感じ、全体的にテレビ放映用の縮小版みたいな、こじんまり感が漂ってしまっているのは、残念な点となっています。

それでも、犯罪ものとしても、女性主人公のリベンジアクションとしても、見所の多い作品となっていますので、

カンフー映画好きの方や、和製ドラゴンファンの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1974年製作 台湾製作 カンフーアクション

監督 チャン・メイシュン

出演 倉田保昭、ハン・インチェ、タン・ウェイ、ツァイ・ホン、タン・パオユン、コー・チャン、キム・ジョンフン

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