
皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。暖かくなったと思いきや、寒の戻りでまた寒くなったりと気ぜわしい季節が続きまね。
さて、先週書かせて頂いた、第20回大阪アジアン映画祭2025は、3月23日で閉幕となりましたが、早速次回の第21回大阪アジアン映画祭の開催が決定しました。

次回開催は、来年ではなく、なんと、、、
大阪万博に合わせて今年2025年の8月29日(金)~9月7日(日)までの開催
に変更されるという事です!
ただ、来年度分を前倒しで開催するようなので、来年の開催なないようです。

確かに、多くの人が集まる時期に開催する方が、通常よりも賑わうと予想されますので、次回の開催は大阪アジアン映画祭自体の知名度を上げるにも調度良いタイミングとなりそうです。
前回開催から、わずか5か月後であっても、世界的な注目が集まる催しが開催される時期に合わせて前倒しで変更するなんて、なかなかのフットワークの軽さですね。

作品のラインナップも、もしかすると超目玉作品等が上映される可能性もありそうなので、今から期待が高まります。
そういえば、以前大阪アジアン映画祭で遭遇したちょっとした個人的なエピソードを思い出しましたのでご紹介させて頂きます。

その時は、2016年の第11回大阪アジアン映画祭の(荒らし)(一般公開題名はクレイジーナイン)という作品を鑑賞したのですが、
その際に主演のデレク・ツァンと監督のファイヤー・リー(あと多分プロデューサーも)が登壇ゲストとして登場し、
いろいろと楽しいインタビューを繰り広げて楽しませてくれたのですが、正直作品自体はそれほど印象に残るよう内容でも無かったので、上映終了後、スッと会場を出ようと出口に向かったその時、、、


タイミング的に調度出口の扉がスゥ~と締まろうとしている所を、係員の青年が扉を開けて持ってくれて、私を通り易くしてくれました。
ん?、、、、、、、
あれは、、、、、係員の人ではなく、、、、
デレク・ツァン!!

と、暫く歩いてから気付いた私は、振り向いて暫く眺めていると、監督と普通に灰皿の周りでたばこを吸ってリラックスし、
出てきた女性ファンの方と気さくに写真を撮りながらニコニコしているデレク・ツァンを遠巻きに眺めながら、会場を後にしたのでした。
恐らく2016年に完成したばかりで本作が香港で公開されたのが1か月後なので、世界最速公開の反応を見たかった+ファンサービスのために、登壇後も残ってくれていたのだと思います。

その時は、本当に気さくで人の好さそうな、おにいちゃん的な雰囲気に、ああいう人がスターになって欲しいなと思ったものですが、
それから数年経過してから、デレク・ツァンは思ってもいない形で超有名人になっていきます。
それが、2019年に制作され、日本でも公開された超大傑作のヒューマンサスペンスドラマ、(少年の君)です。


学校でいじめの標的になってしまった少女が、ふとした事で、リンチにあっている少年を助ける事になり、
そのお礼に、少年は少女のボディガードとして一定の距離を保ちながら、いじめから少女を守る生活の中で、ある事件によって二人は思ってもいない関係になっていく、

という、いじめ問題を描きながらも、人間ドラマやサスペンス等見所をしっかりと抑えつつ、魂が震えるようなクライマックスへと雪崩れ込んで行く、
この、凄まじい大傑作を完成させたのが、まさかのあの気さくなお兄ちゃん、デレク・ツァンだったとは夢にも思わず、鑑賞した時は、かなりびっくりしました。

これだけの傑作を完成させながら(少年の君)以降の監督作、どころか出演作品もないのが心配ですが、
(少年の君)に関しては、いじめ問題という事で、気軽に鑑賞できるタイプの作品ではありませんが、
鑑賞すれば、必ず心に何か残ります
ので、是非ご鑑賞してみてください。
という事で、そんな第21回大阪アジアン映画祭の開催が決定した2025年の、4月に劇場公開される作品の中で、個人的に期待を寄せている作品をご紹介させて頂きます。
〇4月4日公開 アンジェントルメン (The Ministry of Ungentlemanly Warfare) 第2次世界大戦中、ナチスの猛攻に追い込まれた英国の特殊作戦執行部は、ガス少佐を呼び出し、英国軍にもナチスにも見つからずに、北大西洋上のUボートを無力化する任務を命じ、型破りな仲間たちを集めて作戦を実行する、非公式の特殊部隊チームの活躍を描いた、ガイ・リッチー監督、ヘンリー・カビル主演のスパイアクション。製作はジェリー・ブラッカイマー。

〇4月11日公開 A LEGEND 伝説 (A Legend) ウィグル自治区で発掘調査を行っていた考古学者ファン教授は、前漢の将軍となって匈奴と激しい戦いを繰り広げる夢を見る。発掘品の中に夢で見た翡翠の装飾品を見つけた教授は、それが夢と現実世界を繋ぐ鍵であることを知る、(THE MYTH神話)、(カンフーヨガ)に次ぐ、ジャッキー・チェン主演、スタンリー・トン監督によるシリーズ第三弾。アーリフ・リーが(カンフーヨガ)に続いて登場しますが、同じ役柄でしょうか?なんとなく別人のような、、、。

〇4月11日公開 サイレントナイト (Silent Night) クリスマスイブ、ギャング団の銃撃戦の抗争に巻き込まれて、目の前で愛する我が子の命を奪われ、自身も瀕死の重傷を負った男が、声帯を損傷し、声を失いながらも憎悪をたぎらせ、復讐の鬼と化す、ジョン・ウーっぽさ全開のリベンジガンアクション。歴史劇とか、日本との合作とか、イマイチ乗り切れなかったジョン・ウー(個人的な意見です)の、おそらく、らしさ全開のガンアクション!!だと思います、、。その後製作された(暗殺者たちの挽歌)はジョン・ウー節全開でしたのでっ!

〇4月11日公開 プロフェッショナル (In the Land of Saints and Sinners) 1970年代、北アイルランド。長年殺し屋として暗躍して来たフィンバーは、海辺の田舎町で引退生活を送っていたが、首都で爆破テロを起こしたグループが街に逃げ込んできた事で、テロリストグループと全面対決する事になるリーアム・ニーソンお馴染みの舐めてたやつが、、系アクション。いつものやつです。

〇4月11日公開 アマチュア (The Amateur) CIA本部でサイバー捜査官として働いているチャーリー・ヘラーが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、テロリストへの復讐を決意し、チャーリーならではの方法でテロリストたちを追い詰めていく、ラミ・マレック主演、ローレンス・フィシュバーン共演のサスペンスアクション。

〇4月25日公開 異端者の家 (Heretic) 若いシスターのパクストンとバーンズは、布教のため森の中の一軒家を訪れるが、家に招き入れた男性リードは、怪し過ぎる雰囲気を醸し出すため、2人は帰ろうとする。しかし、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言い、家に隠された数々の恐ろしい仕掛けが動き出す、ヒュー・グラントが悪役を演じるA24制作の脱出スリラー。

という感じになっております。
今月は、やはりジャッキーの新作(A LEGEND伝説)とジョン・ウーの劇場映画としては新作の(サイレントナイト)という、
二大香港映画関係の作品は、なんとか映画館で鑑賞したい作品ですが、(ゴールドフィンガー)と(トワイライトウォリアーズ)に続いて同時期公開という事で、
これはもう、あえて同時期に設定しているとしか思えませんが、なんとか同日ではなく1週間で良いのでずらして公開して欲しいですね。
話題が集まるというのはわかるのですが、やはり同日公開だとタイミング的に見逃してしまう事もありますので、連続公開でお願いしたいところです。
という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました!
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